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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

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私が20歳になった頃インターネットで成人式に参加している日本の同級生の写真を見かけ、その日から自分は作れるはずの思い出も作れなかったと落ち込むようになりました。修学旅行、文化祭、成人式、同級生と楽しく語り合い青春を謳歌する日々。これ等の行事や思い出は日本に居たならば当たり前のように経験出来たはずでした。遥々アメリカに来てまで心の傷を負うばかりで何が良いのか!その時から私を取り巻くあらゆるものに対する反発を強めていきました。さらに緑内障という不治の眼の病にもかかってしまい、私はさらに落ち込んでしまいました。何故他の若者は楽しい想いをして私だけがこんなに苦しい想いをしなくてはならないのか。そんな悔しい気持ちは私をさらなる暗闇のどん底へと誘うばかりでした。

そして24歳になった年、私は再び人生の節目を迎える事になったのです。それまでどんなに孤独であろうとも動じなかった私が,ある日突然とてつもない恐怖に襲われたのです。誰からも理解されず、一向に心の傷は癒えず、ずっと孤独で全く楽しみも明るい未来も見えない人生。もしかしたら私はこの先もずっとこのままなのではないだろうか。そう思うと全身が震え、毎晩のように声を上げて泣く様になりました。

私は毎週教会に通っていましたがろくにお祈りもせず、信仰のかけらもありませんでした。それは、私にはあまりに罪が多過ぎて主に対して顔向けが出来ず、また苦しい時にだけ主に頼るような身勝手な事をしたくはなかったからです。だからといって自分の罪を認めようともせず、私はもがき苦しむばかりでした。しかしとことん追い詰められた時、あれだけ頑だった私は主に助けを求めるようになりました。一刻も早く答えが欲しくて、お祈りだけでなく長らく行っていなかった祈祷会や聖書勉強会にも自ら進んで参加する様になりました。とにかくこの苦しみから逃れたいがために、ありとあらゆる方法で主を求めたのです。 

私の行動を顧みて下さったのか、主は私の心を開かせ幾つかの答えを下さいました。まず根本的な問題は閉ざした心とアメリカへの拒絶反応です。私には将来医者になって日本へ帰るという計画がありましたが、医者になるまではどうしてもアメリカに居なくてはならず、その間の苦しみを自分一人の力でぬぐい去る事は難しい事でした。それに医者になった後少しの間この国で働く事になるのでどのみちアメリカを受け入れなくてはなりません。そこで主が私に与えて下さった答えは、アメリカの人々との交流を深める事でした。私は今までアメリカ人と付き合う事を拒絶してきましたが、やはりこの道しかありません。願わくばアメリカ人の妻を見つけられたら幸いです。さらに主は私にかつて交流をもっていた友人と再び交流を持つ事を薦められました。さっそく連絡を取ると彼らは喜んで私を迎え入れてくれました。このようにして私の心は次第に開くようになり、改めて友人の大切さを教わりました。

次に私は心身を回復させる事も始めました。ソルトレイクシティでのダメージは想像を遥に超えており、この12年間自分が胃下垂である事を知らずに過ごしてきました。専門医に調合してもらった漢方を飲んでから私の胃はみるみる回復していき、食欲は未だかつてない程に増え、栄養が上手く行き届くと頭も冴えてきました。さらに私は身体を鍛えるために筋肉トレーニングも始めました。運動を通して私の気持ちも前向きになっていき、日本にいた頃のような明るい自分を取り戻せる気がしました。 

主はこんなにも出来損ないで罪深い私にすら救いの手を差し伸べて下さいました。その中で私が平安でいられるのは主が共にいて下さる時だけであり、だからこそ私は主にしがみついてでも信仰を維持していかなければならないと学びました。これまでの苦悩の12年間はそこに辿り着かせるために主によって与えられた過程だったのです。そしてそれは今後を生きていくための糧にもなると確信しています。

『苦しみにあったことは、わたしに良い事です。これによってわたしはあなたの掟を学ばせてくださいました』 (詩編119:71)

私だけが見捨てられたのではなく、私だけを苦しめたのではなく、またその苦しみは主を証するために、さらには同じ苦しみに遭っている人々の気持ちを理解し助け人となるために、主は他の誰でもなく私を選んで下さったのです。その事に気づけた時、私は何ともいえぬ幸せに満たされました。苦悩の12年間が終わり、私は今新たな12年の人生を歩み出しました。今では不思議と恐れや不安はなく、主が全て備えて下さると確信を持つことが出来ます。私を常に支えて下さる主に応えるためにも、私はもっと主に愛される人間になりたいと願います。これが苦悩の12年間で得た私の答えです。主に感謝します。ハレルヤ!

(LVJCC/TAKA)

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2015.08.24 12:18 | 証し
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