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Blessed Assurance - The Fanny Crosby Story
「罪とがをゆるされ」「岩なるイエス」「イエスよこの身を」これらの賛美歌は詩人ファニー・クロスビーによって書かれたものです。実に彼女が作った賛美歌詞は800以上にのぼると言われています。

ファニー・クロスビーは 1820年3月24日、アメリカのニューヨーク州サウスイーストのごく普通の家に生まれました。父は彼女が生まれて間もなく亡くなり、母親と信仰深い祖母とに育てられました。しかし、ファニーは生後6週目に医療過誤によって失明をしてしまいます。

母親は彼女の失明を深く悲しみましたが、娘が物心つくと、詩人ホーマーやミルトンも失明していたことを話し、ミルトンの「失明について」という詩を読んで聞かせました。ミルトンは失明の苦しみを乗り越えて「失楽園」「復楽園」「闘士サムソン」の三大傑作を書き上げました。ミルトンの詩「失明について」はファニーの魂に、失明という悲運を乗り越える力を与えまし
た。

また祖母の感化も大きかったと言われています。特に自然の美しさと精神の世界のすばらしさを、詩人の心で受け止めることを教えたのは祖母でした。眼のみえない孫のために、祖母は、日の出や日没の美しさ、虹のすばらしさ、小鳥や花々の愛らしさ、香しさを語って聞かせました。祖母は、それにもまして聖書の話を感激を込めて話して聞かせました。後年ファニーは「世界のどのような音楽も、祖母の(聖書を読む)声の美しさにはかなわなかった」と、述懐しています。

視力を奪われた人によくあることですが、彼女は驚くべき記憶力を与えられていました。祖母が読む旧約聖書のモーセ五書、詩篇の大部分、箴言、雅歌、ルツ記、そして新約聖書の多くの部分を暗唱していたといいます。この聖書の言葉の宝庫の中から彼女の讃美歌が生まれたのでした。そして彼女は、その自作の讃美歌のすべてを暗記していて、礼拝や集会では何も見ずに、もちろん何も見えないのですが、歌うことができたということです。

彼女は失明という運命にうち勝っていました。彼女の詩にこういうのがあります。

何と私は幸せなのでしょうか。私は眼は見えないのですが、ひとつの決意に支えられています。この運命に満足して生きようという決意に。

何と多くの祝福を受けていることでしょうか。他の人々が知らない失明という恵み嘆き悲しんで生きることは、私にはできませんし、したくもありません。


ファニーは27歳で盲学校の教師として働き始めて3年後の30歳の時、生涯の大きな転機を迎えます。ニューヨークのメソジストの教会に出席していた時、会衆がアイザック・ワッツの有名な讃美歌旧138番「ああ主は誰がため世にくだりて」を歌いました。その第5節の「ここに、主よ、私自身を捧げます。」という言葉を聞いた時、彼女は魂を刺し貫かれました。彼女はこの出来事を「11月体験」と呼んで生涯の分岐点としました。

彼女の人となりをよく知ることの出来る賛美歌のいくつかは、1時間かそれ以下で作詞されたものです。ある日、ウィリアム
ドーンがオハイオから彼女の家にやってきて、挨拶をして入ってくるやいなや、彼女を急がせてこう言った、「ファニー、シンシナチ行きの列車に乗るのに、40分しかないんだ。そこで行われる大きな日曜学校大会のために、新しい歌が必要なんだ。」そして、しばらく話した後、「あと30分しかない」と彼は言いました。彼女は、机に向かい、しばらくして、彼に一枚の紙を手渡し、列車の中で読むようにと言ったのです。それが、彼女の作詞した最も有名な賛美歌「いつかは『さらば』と(聖歌640番)」です。

ファニーは、しばしば、「イエスのみうでに」がそうであったように、ドーンやアイラ・D・サンキーのように有名な作曲家が作曲したメロディーを聴き、その音楽にふさわしい詩を作るように依頼された。彼女は、たちまち、広く認められるようになり、ホワイト・ハウスで、ジェイムズ・P・ポーク大統領に会い、アメリカ議会において、彼女の救い主を証し、アメリカ全土に旅行し、文化講習会の講師をしたり、D・L・ムーディーや、他の伝道者たちの集会のために奉仕したように、他のキリスト教修養会においても奉仕をし、95歳の天寿を全うしました。

ファニーが葬られているコネチカット州ブリッジポートの墓石には、ラザロの姉妹マリヤが主に高価な香油を注いだ後、主がマリヤに対して語られた言葉が刻まれています。

「彼女は出来る限りのことをしたのだ。」

(LVJCCブログ制作チーム:Kao)

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2015.01.26 17:00 | 信仰者シリーズ
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