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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

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昔は聖書を読むことは、なかなかむずかしいことで、時には命がけにならなければいけなかったのです。その理由は第一に、聖書はヘブル語やギリシャ語といった古代の言葉で書かれていたために、特別な学者でなければ、とても一般大衆には読めなかったです。第二に、中世のカトリック教会の法皇をはじめ、司祭たちが一般の人々に聖書を読ませないようにしていた為でした。

しかし、そのような中で何とかして、誰でも聖書を読むことができるようにと、命を捨ててまでも戦った信仰者たちのおかげで、今は誰でも読むことができるようになりました。その中でも最も名高い人が、ウィリアム・ティンダルなのです。1484年にイギリスのグロースターシャで誕生しました。彼は28歳位まで学問に励み、オックスフォードとケンブリッジの両大学を卒業しました。そのとき以来一生の願望は、どうにかして聖書を誰にでも分かる英語に訳して、一般の人々に読ませてあげたいということでした。

それは当時のカトリック教会が、聖書に書いてある本当のこと、真理を教えてないので聖書そのものを読ませるようにして、神の教えを伝えなければ、人々の救われる道がないと考えたからでした。しかし、それはなかなか困難でした。彼はドイツ、ポーランドに旅行しましたが、ウィッテンベルグでルターと出会い、ケルンで印刷を始め、ウォルムスで完成させました。このような様々な苦心の末、彼は40歳近くに6千部の英語訳聖書を出版することができました。けれどもカトリック側の激しい迫害を受けて大部分は焼かれてしまいました。そのため今日、ただ一冊が残っているのみということです。

苦心惨憺の聖書を焼かれたティンダルは、それにも屈することなくまたまた新たに出版しましたので、次第に人々の手にいきわたるようになりました。ところが迫害はいよいよ激しく、50歳のときに、アントワープで捕らえられ監禁されていましたが、ついに1536年8月6日、52歳で火刑の杭に縛り付けられ、しめ殺された後、早朝に火で焼かれてしまいました。彼は死ぬまぎわに杭より大声をあげて、『神よ、わが英国の王の目を開きたまえ』と祈りました。

ティンダルの聖書は、後に英語聖書の金字塔といわれた「ジェームス王欽定訳聖書」の基礎となったのでした。今日わたしたちがこうして自由に聖書を読んで、神の恵みにあずかることができたのは、彼のような多くの信仰者たちが、命がけで尽くしてくれたためであったと知って、もっと真剣に読み、信じ、その如く行いたいものです。

(LVJCCブログ制作チーム:Kao)

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2014.05.25 20:21 | 信仰者シリーズ
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