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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

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アメリカの近世における大伝道者として最も有名な人物、それがドワイト・ライマン・ムーデーです。彼は1841年2月5日に、マサチューセッツ州ノースフィールドに住む、貧しい石工の家に6番目の子として誕生しました。彼がまだ4歳の時、父は急病でこの世を去り、その後には母と7人の子供たちが残され、その上1ヵ月後に双子が生まれて、彼の母は9人の子供を抱えて育てなければ成りませんでした。

このような中でも、母は屈することなく主を信頼し、毎朝子供たちに聖書を読み聞かせることを日課とし、日曜になると2キロぐらいある教会に子供たちを引き連れて行きました。ムーデーは家が忙しいので、十分な学校教育を受けることができませんでした。冬の間だけ学校へ行き、春が来ると家計を助けるために、色々な仕事の手伝いをしてお金をかせいだのです。このため、あまり読み書きできないままに成長しました。彼は17歳になった時、家を離れボストン市の叔父さんを頼り、靴屋の店員として働く事になりました。彼の夢は将来10万ドルぐらい貯金して、自分も独立した立派な商人になることでした。

この間にも、教会には休まず出席していたのですが、むずかしい説教が始まると、いつも居眠りばかりしていました。こんな彼にとって幸いだったのは、日曜学校のクラスを担当していたキンボール先生が彼に心をとめて、親切に指導してくれたことでした。ある日、キンボール先生はなんとかしてムーデーを救いに導きたいと思い、彼の働いているお店を訪ね、キリストの十字架の罪と赦しについて話しました。その時、不思議にも彼の心に入り、はっきりと信じる決心をすることができました。この救いに導かれた時、彼は18歳でした。その年の9月にシカゴ市に移住し、新しい店で働きましたが、主人は彼の商才を見抜いて使ってくれたので、最優秀な売り上げ成績を収めました。

仕事と共に、教会の方も休むことなく熱心に出席していましたが、自分も何か奉仕をしてみたくなり、日曜学校の教師を願い出ました。しかし、これには教会でも大弱りで「もし君が新しい生徒たちを集めて1クラス作るのなら歓迎しましょう」と言ってくれました。それで彼は大喜びして町に出て行き、たちまち十数人の腕白少年たちをかり集め、さっそく日曜学校を始めました。最初は自分が話をすることにより、こうして生徒達を集めるための招集係りになって駆け回りましたので、たちまち日曜学校は満員になりました。20歳の年、今度は自分の日曜学校を新しく創立しました。そしてこちらの方も、建物に入りきれないほどに満員になりました。彼はだんだんお金もうけの夢よりも、神のために働きたいと思うようになりました。そこで、自分で一生懸命に聖書の勉強を始めたのでした。1860年、23歳の時、ついに大商人になる道を捨てて神にのみ従う決心をし、その日の夜から教会堂のベンチの上で眠り、パンをかじって伝道に励みました。

ムーデーは、自分が無学で無に等しいことをいつも知っていましたので、ただ神にのみ全信頼を置いて働きました。25歳には結婚し、2人で心を合わせて奉仕に励むことができました。彼は特に、シカゴの貧しい人々のために日曜学校を開き、また多くの人々の助けを得て、1500人も入る大きな会堂も建てられていきました。1870年、キリスト教青年会の国際大会の会場で、初めてサンキーと出会い、その後2人はいつも一緒に伝道会の奉仕をしたので有名となりました。「ムーデーは福音を説教し、サンキーは福音を歌う」と言われました。こうして彼の働きは全米で名高くなったばかりでなく、イギリスにおいてもよく知られ、彼の行く所にいつも数千人、数万人の大衆で満ち溢れ、各地で大リバイバルが起こされました。1889年シカゴに聖書学院を設立し、これは今日もムーデー聖書学院として働きが続けられています。

ムーデーの伝道によって救われた人は、実に数えきれないほどです。その中から、世界各地で大きな働きをしている人が少なくありません。多忙な生涯を過ごした彼は63歳の時、カンザス市で1万5千人も入る会場で、毎日毎夜の説教を行いました。5日目に心臓が悪化し御用を中止して休養しましたが、数週間後の12月23日の夜明けに「地は退いて天が開けた。これが死というものか。私の凱旋の日、光栄ある日だ」と言って天に召されて行きました。彼をよく知っていたスコーフィールド博士は、「あの田舎出の教育のない少年が、あのように用いられたのは、第一に神の恵みによるものであり、明確な救いの経験があった為である。また彼は、聖書をそのまま信じて従ったこと、聖霊に満たされた祈りの人であった」と評しています。ムーデーの人生は若き日に真実な信仰を得た実の結果であるということができます。

(LVJCCブログ制作チーム:kao)

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2014.02.17 14:52 | 信仰者シリーズ
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