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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

John_Raleigh_Mott,_1910

学生と青年への使途と呼ばれた人、ジョン・R・モット。モットはニューショーク州サリバンの片田舎に、1865年5月25日に誕生しました。彼の一家はモットが生まれてまもなく、アイオワ州ポーストヴィルに移住し、そこで材木商を営みました。四人兄弟でただ一人の男の子でしたので、父は家業を継がせようと小さい頃から商売をモットに叩き込んだため、年若くして家業を切りまわすほどになっていました。

彼がこのころ最も感化を受けたのは、いつも思いやりにあふれる信仰深い母でした。14歳頃、アイオワのキリスト教青年会主事であった、ディン氏の集会に出席し、キリストを信じる心が芽ばえました。しかし、これは内に秘められたままになっていました。15、16歳頃、父はすでにモットに家業を任せて、自分はポーストヴィルの町長をしていましたが、メソジスト教会のワーナー牧師は、モットを見込んで新しい知識を教え、世に洗じて物を見る力を養いました。ワーナー牧師はモットが大学に進んで勉強するべきであると、彼の両親を説得してくれましたので、いよいよ進学することになりました。

こうして17歳の時、アッパー・アイオワ大学に入学し、勉学の道に励みました。学校内では、フィロマセアンという文学会に入会していましたが、はじめの間は掃除係り、そして後にみんなに押されて会長をつとめ、彼の雄弁は学校中に知られました。こうして毎日を過ごすうちに、自分は将来何をすべきかと考えはじめました。そして政治家こそ自分に最もふさわしいと思い、その決心を両親に宛てて手紙を出したこともありました。そのような中で19歳の時、ある集会に出席し、そこで公然とキリストを信じる告白をし、それから積極的に日曜学校の奉仕をし、学校内にキリスト教青年会を創立するために働いたのでした。

将来は政治家に!と野心に燃える彼は、21歳の時コーネル大学に進み、さらに勉学につとめました。そして1886年1月のこと、ケンブリッジのクリケット選手として有名だったスタッドが、アメリカに来た時、人々の要請で各大学を回って公演し、コーネル大学でも15日に第一回の集会が開催されました。

スタッドは「諸君は、おのれのために大いなる事を求めるのか。これを求めるなかれ。まず神の国と神の義とを求めよ!」と語りました。この言葉はモットの心に、神からの鉄ついのごとくに打ちのめされ、彼の野心をことごとく打ち砕きました。人々から献身をすすめられても、ただ逃げるだけのモットでしたが、すぐさまそこで全生涯を主に捧げる決心をしました。

その年の夏、D.L.ムーデーを校長として、全米の各大学から選抜された251名の学生が、マウント・ハーモンに集まって夏季学校が開かれました。ムーデーの熱烈なアピールに応じて、そのうちの百名が外国伝道のために献身、彼もその中の一人となりました。彼は、マウント・ハーモンへ行くように導いてくれた学生主事のオーバーのすすめもあり、主のみこころと確信して一生を青年の指導のために捧げました。

この世では、5年又10年と先にのばすことができる問題は多くありますが、一日、一刻もなおざりにできないのが、青年の人格陶冶と魂の問題です。「世界の青年を生けるキリストに直面せしめよ。」この使命のために彼は、文字通り世界の国々にキリスト教青年会(YMCA)、世界学生キリスト教連盟等、数々の働きのために指導者として活躍したのでした。1946年にはノーベル平和賞を受賞し、日本にも10回余りも来日して多大の感化を及ぼしました。

こうしてモットは90歳まで、青年の使途、指導者と呼ばれて雄々しく天に帰りました。自分の希望と野心を捨てて、キリストに従ったモットの生涯は、豊かな実りと祝福を与えられました。

(LVJCCブログ制作チーム:Kao)

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2014.02.09 23:50 | 信仰者シリーズ
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