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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

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ヤマザキパンの創業者・飯島藤十郎さんは敬虔なクリスチャンである事をご存知ですか?また、息子の現社長飯島延浩氏もクリスチャン経営者として手腕を表しています。

藤十郎氏は父親を早くに亡くし、新宿中村屋で奉公人として働いたのですが、内村鑑三と交流のあった社主のクリスチャン事業家・相馬愛蔵の哲学に深い影響を受けたといいます。相馬氏のもとで学びながら、信仰を持つようになりました。出発当初のヤマザキパンは、荷台にパンを積んで町を歩きながら売っていたそうです。その荷台の真ん中には、細長い看板が立ててありました。パンの宣伝文句と思いきや、なんとその看板には「神は愛なり~ヨハネの福音書」という文字が習字の字で大きく書かれていました。藤十朗氏はパンの宣伝文句ではなく、聖書の御言葉を大きく書いて商売をしていたのです。

最初順調だった経営がしばらくして問題が起こりました。籐十郎氏と弟の一郎さんの間に、経営方針を巡って激しい対立が起こったといいます。藤十郎氏の長男が間に入って、なんとか調整しようとしましたがうまくいかず、息子(現社長)までが父と意見の相違で対立してしまう事態になってしまいました。収拾がつかなくなって、それを何とかしようと決心して、その方法として三人で話し合い、三人揃って洗礼を受けたのが飯島藤十郎氏の洗礼を受けたきっかけでした。また、藤十郎氏は受洗した11日目に主力工場が全焼する悲劇にあいました。周囲からは「キリスト教を信じたからだ、先祖の祟りだ」との声が出ました。しかしクリスチャンとなっていた彼らは「この時、私たちは『火災は、あまりにも事業本位で仕事を進めてきたことに対する神の戒めだ、これからは神の御心にかなう会社に生まれ変わります』と祈りを捧げました」と現社長の飯島氏が言っています。

また、2007年の不二家による不祥事により、会社が倒産し、その再建に山崎パンが乗り出すことになりました。品質管理の行き届いていたなかった洋菓子工場に集中的に技術指導を行い、洋菓子製造ラインの再開のために担当者を不二家に送り込み、本格的な指導を開始しました。その姿勢と誠実さにより不二家は再び消費者の信頼を回復する事ができました。

実は、ヤマザキパンは、数年前に製造過程で幼虫が見つかったことがありました。延浩氏は直ちに本格的な対応に手をつけました。自らがアメリカの大手のパン工場を長期にわたり視察し、衛生管理手法「AIB」を徹底的に学び、思い切った資本投入でこの設備を自社工場に導入しました。またこの間、延浩社長は自らが、経営姿勢に抜かりがあったと反省して、財界活動などを自粛して、再建に全力投球したのです。そのときの経験が生かされたのです。延浩氏は、経営倫理に厳しい経営者であり、その事件をきっかけに工場設備や経営倫理を締めなおし、パン業界の同業他社にも衛生管理の改善を働きかけて、業界全体の質の向上にリーダーシップを発揮したのです。

ヤマザキパンの社史の名前は「一粒の麦」です。「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば多くの実を結ぶ。」この聖書の1節から取りました。この聖句通りに神様に対して、また世の中に対して、献身的に生きようとするヤマザキパンの経営者たちとその会社の理念が、彼らの姿勢を通して伝わってきます。

(LVJCCブログ制作チーム:Kao)

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2014.01.18 18:21 | 信仰者シリーズ
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