LVJCC Blog

ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

image_20131022033847506.jpg
(今年67歳のボブさん)

ボブ・ウィーランドは1946年アメリカウィスコンシン州ミルウォーキーで生まれました。少年の頃からスポーツが得意で大リーグの投手になる夢を持っていました。大学の時から注目され、大リーグとの交渉が始まった時と同時に、徴兵礼状が届き、ベトナムに配属されました。配属後2ヵ月半後、地雷を踏んだ友人にかけよろうとし自らも地雷を踏んでしまい、下半身を失いました。ボブはその時23歳でした。

野球選手の夢は絶たれましたが、帰国後、体育教師の資格を取り、結婚をして、ウエイトリフティングにチャレンジしたのです。その頃の事をボブはこのように語っています。

「ベトナムのジャングルで、神に見放された、と最初は思った。が、やがて、生かされた、と思うようになったんだ。それから、前向きになった。 ……日々生きているのが本当に奇跡だった。………たとえ体力を失っていても、私の精神は何ひとつ損なわれてはいなかった。」

全米パワーリフティング選手権大会に出場したボブは何と137kgの世界新記録を出しました。しかし、靴を履いていなければならないというルールで失格とされ、新記録も大会出場への権利も奪われてしまいます。それでもボブはくじけずに、「「神は新しい扉をお開けになってから、古い扉をお閉めになる」と信じて、聖書を読む時間と祈る時間が与えられたことに、新しい歩みを始めます。彼は、「私はここにおります。神よ、私をお遣わしください」と祈り、やがて、新しい道が開かれます。それは国中のハイスクールで講演し、子どもたちに自らの「成功への戦い」の体験を語る機会でした。

そしてさらに、別のドアが開かれます。あるトレーナーとの出会いです。「車椅子から降りて手と胴で歩いたらどうか。失うものはない、得るものがあるだけさ」との言葉に、彼は、車椅子を降りて歩き始めます。そして、トライアスロンやマラソンへの挑戦、さらに、神が与えられたもっともっと大きな計画が待っていました。それは、アメリカ大陸横断。その計画に、両足をなくした彼が敢然と挑戦するのです。自分の名誉のためではなく、貧しい人々のための寄付を募りながら、ワシントンにあるベトナム戦争戦没者記念碑のゴールへと向かって。
 
彼は、実際にその一歩を踏み出してから、一歩一歩と歩き続けて、驚くべきことに、なんと3年8ヶ月もの年月を費やして、アメリカ大陸の西海岸から東海岸まで4,500kmを完全踏破してしまったのです。信じられないようなことですが、一日にわずか5km、どんなにがんばっても8㎞が精一杯。自分の頭のすぐ横をトラックのタイヤが轟音を立てて通り過ぎていく道路を、ゆっくりゆっくりと、だが確実に前へ前へと進んでいくボブの姿。ゆっくりとした歩みではあっても、しかし、神を信じて最後までやり通す継続の力によって達成しました。

アメリカ横断達成後、ホワイトハウスに招かれて、レーガン大統領から、「あなたのこの困難な旅を成功させた強さはどこから来るのですか?」と聞かれて、ボブは、「私は普通の人間です。でも私には旅行中もいまも聖なる父がついています。神への信仰が私の支えだったのです」と答えています。絶対に無理だと思えることでも、神には不可能はなく、どんなに簡単なことでも、はじめの一歩を踏み出さない限り何も始まらないこと。その一歩を、次の一歩へとつなげていかなければ目標には到達しないこと。一歩一歩ではあっても、前を向いて歩いていけば着実に目標に到達することを教えられました。

彼が横断途中にハイスクールで講演した時の一節です。
「私は困難に遭う度に神の愛にすがり、そして救われました。神は決して私を裏切りません。神を意識することによって、命がいかに尊いものであるかということも知りました。命には限りがあります。だからこうして、私やあなたたちが生きているということは、宝石や金や銀を得ることよりも貴重な時間です。一瞬だって無駄にするべきではないんです。常にベストを尽くすこと、そして今この時を感謝する気持ちをどうか持ってください.」

彼は、道中招かれた所で、神からの愛と力によって生かされている存在であることを語りながらゴールを目指したのです。そして、ボブが信じた神は彼が信じたとおりに、ゴールを与えてくださいました。

最後にボブは生きることについてこのように語られています。
「これまでも、これからも、私は主イエス・キリストと共に生きていく。主を思うと自然と力がわいてくる。
ゴールが競技場であろうと、天国の門であろうと、私のレースは一度に一歩ずつ進んでいく。それが私の人生だから。」

「ですから、私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。今の時の軽い患難は、私たちのうちに働いて、測り知れない、重い永遠の栄光をもたらすからです。私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ目を留めます。見えるものは一時的であり、見えないものはいつまでも続くからです。」(コリント人への手紙第二4:16~18)

(LVJCCブログ制作チーム:Kao)

ブログランキングに参加しています。クリックで応援をお願いいたします。
2013.10.21 10:13 | 信仰者シリーズ
| ホーム |

FC2Ad

当教会は福音的プロテスタント教会です 統一協会(世界基督教統一神霊協会)やエホバの証人(ものみの塔)、モルモン教でお困りの方はご相談ください

当ブログへのリンクや画像・文章等の転載については事前にご連絡ください

新改訳聖書(c)新改訳聖書刊行会

新共同訳聖書(c)共同訳聖書実行委員会 Executive Committee of The Common Bible Translation

(c)日本聖書協会 Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988

口語訳聖書(c)日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1954,1955

Copyright (c) 2008-2013 LVJCC Blog All Rights Reserved.