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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

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救世軍の創立者として世界にその名を知られるウィリアム・ブースは、1829年に、イギリスのノッティンガムに誕生しました。生まれた頃は、富裕な商家の家柄でしたが、13歳の時に家業は倒産、そして父の死という不幸が重なったために貧しい生活へと変わってしまいました。それで彼は学校へ行くのをやめて、母と二人の妹を助けるために質屋の店員として、一生懸命に働きました。

環境の変化はブースの心に主を求める機会を与える事になりました。もちろん、幼少の日より、信仰心のあつい母の感化の中にはいたのです。彼が15歳になったある日、日曜学校のかたすみで自分の罪を悔い改めて、イエス・キリストを受け入れました。そしてすぐに自分を神に捧げる決心をしました。この日のブースの純真な信仰こそ、彼が主によって豊かな恵みを与えられる始まりだったのです。

それから間もなくのこと、アメリカで名高い説教者と言われたゼームス・カウェーがノッティンガムを訪れ、連日説教会を行いました。救われたばかりの彼は強く感動し、「ああ、自分もカウェーのように魂を救う人になりたい!」と祈らずにはおれなくなりました。

カウェーが去った後、若い信徒達は信仰に燃え、野外説教隊を作って伝道を開始しました。ところが彼は病気になって、毎日床についていなければなりませんでした。ようやく癒されるとすぐにみんなに加わり、率先して伝道し、ついには仲間の指導者になるほどの熱心さでした。

ブースは20歳の時、ノッテンガムからロンドンに出て商店で働きました。昼の間は店でよく働き、夜になると椅子を持ち出してその上に立って説教をしました。またわずかな時間があると有名な説教家の本を読みふけり、説教の勉強に励みました。それで彼の伝道に対する熱意は、いよいよ強められていきました。

ある日のこと、知人のクリスチャンが彼に尋ねて言いました。「ブース、君は一体どれくらいあれば生活できますか?」「そうですね、ぼくは毎日パンとチーズがあればいいのだから、1週間で12シリングあれば足りるでしょう。」「それじゃブース、私がその食費を引き受けるから、今日から伝道専門でやってみたらどうかね。」こう言われて彼は大喜びでした。さっそく店をやめると勇んで伝道者として働き始めました。

あちらこちらと出かけて伝道していたブースは、彼の説教を聞いて知り合ったキャサリンと26歳の時に結婚しました。キャサリンもまた熱心なクリスチャンでした。彼はメソジストの牧師として奉仕を続けていましたが、ある時、東ロンドンの貧民街で行われた天幕伝道会に招かれて説教をしました。そこでは悪の中にいる人たちが悔い改めて救われました。毎晩毎晩、実に多くの人々が暗闇から光へと導かれたのです。

この経験はブースの心にこれこそ自分が一生を打ち込んでやるべき働きであるとの確信となりました。妻のキャサリンと共に神に祈って、貧民の救霊のために立ち上がることになりました。彼はこの時36歳でした。

最初は東ロンドン伝道会という名で伝道しましたが、1870年に「キリスト伝道会」と改称し、ホワイト・チャペル街に建物を購入しました。これがいわば救世軍の始まりとなりました。そこではどんな罪深い人も福音によって救われていきました。そして1878年に軍隊組織を取り入れた「救世軍」という名称に変えました。初期の頃は、多くの偏見や誤解を受けて迫害され、捕らえられ、働きを妨害されましたが、次期に祝福が与えられ、その後1910年には世界の52カ国にまで広がっていきました。伝道と共に社会的慈善事業でも多くのことが行われるにいたりました。

ブースは83歳で天に召されましたが、最後まで伝道に対する情熱を失わず、83歳の誕生祝いの時「神の光を受けていない一人の魂がある限り私は戦う。私は最後まで戦う」と叫びました。ブースは色々な人々から「あなたがこの大きな働きをされた成功の秘密はどこにあるのですか?」と尋ねられると、いつもこう決まって答えました。

「それは私が15歳の時、日曜学校の片隅で主を受け入れ、私の一生涯をことごとく神に捧げたことによるのです。それ以来神は私を受け入れてお用い下さったのです。」

(兄弟たちよ。そういうわけで、神のあわれみによってあなたがたに勧める。あなたがたのからだを神に喜ばれる、生きた、聖なる供え物としてささげなさい。ローマ12:1)

(LVJCCブログ制作チーム:Kao)

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2013.10.14 10:45 | 信仰者シリーズ
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