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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

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今日は、‘感情のコントロール’について考えてみました。

「こんな気持ちになっているのは、あの人のせい!」
そう思うのは誰にでも心当たりがありますね。
いったい感情とはどこからやってくるのでしょうか?

感情は自分の外からやってくるものでしょうか?
そうではありません。感情は自分の中から出てくるものです。

多くの人は感情が自分の中から出ているのを知らず、こういう気持ちになったのは誰か(何か)のせいだと思っています。確かに私たちの気持ちは誰か(何か)に関係がありますが、それをすべて誰か(何か)のせいにしてしまうと、被害者感覚を感じ、その感覚から抜けにくくなってしまいます。もしあなたがそのように感じることが多いとしたら、被害者のポジションになりやすい物事の受け止め方をする傾向があるのかも知れません。

被害者のポジションには次のようなメリットが得られるように見える部分があります。
・被害者のポジションを使うと相手を攻撃できる。
・被害者になることで相手は加害者であると主張できる。
・自分が悪いと感じなくていい。
・同情を得られるような気がする。
・被害者の立場を使って状況をコントロールできそうな感じがする。

このようにメリットがあるように見えるのですが、被害者のポジションに立って相手を攻撃してみても、相手を怒らせ逆に攻撃されてもっと傷ついてしまったり、相手が自分から離れてしまうだけです。そして被害者のポジションでいるかぎり、傷ついた気持ち、嫌な気持ちを感じ続けなければいけません。これは大きなマイナスです。

被害者のポジションでいることで傷ついた気持ちを感じたり、嫌な気持ちに振り回される時は、そうならないために被害者のポジションを手放そうという視点を持つことです。それには、この感情を感じているのは誰かのせいだという見方を手放していくことが、被害者のポジションや被害者感覚から脱出する鍵になります。

では、被害者のポジションを手放すための物の見方とはどういうものでしょうか?
例えば、Aさんが「こんなに腹が立つのは、Bさんのせいだ」と思っているとします。そういう感情になっていることをすべてBさんのせいだと思っている時は、Aさんの気持ちは、Bさんが態度を変えるとか、その場からいなくなるとか、Bさんが何らかの対応をしなければどうにもなりません。

つまり、その感情がどうにかなる権利はAさんにはなく、Bさんにあることになってしまいます。Aさんは自分の感情なのに、自分の感情のコントロール権が自分にはなく、Bさんにあることになるのです。それでは困ってしまいます。

起こった物事の受け止め方として、「こんな腹が立つ気持ちになっているのは、Bさんのせいだ」と考えることもできるのですが違う考え方もできます。たとえば、「Bさんと話していると腹が立つけれど他の人は仲良くやっている。この違いはなんだろう?」と考えることもできるのです。そう考えると、Aさんは自分が腹が立つと感じる理由が見つかるかも知れません。

「昔私をいじめた◯◯さんと似ているところをBさんに感じているから腹が立つんだ」
「上司なら、もっとしかりするべきだ、と私が期待し過ぎてたんだ」
「私がコンプレックスを持ってたんで、それを刺激されてしまってたんだ」

というふうに、なぜ私はそう感じてしまったのかのという理由が見えてくるかも知れません。そう考えると感情のコントロール権はAさんにあることになるのです。つまり、私の感じ方の問題、私の感じ方の傾向として起こっている現象を捉えるので、その感じ方を何とかできる権利を自分自身に取り戻すことができるのです。

また、過去の誰かとの関係の傷を癒すことだったり、観念を手放すことだったり、コンプレックスをなくすことだったり、なんらかに取り組むことにより、感じ方のパターンを変えることもできます。

もちろん、常にこういう考えをしましょうという訳ではありません。嫌な気分になるのは全て自分の感じ方の問題だと言っているわけでもありません。ただ物事の受け止めか方が被害者になる傾向が多い場合は、この考えを取り入れることで嫌な気持ちになることを減らせるということです。

今日の一言: 自分の感情は自分でコントロールしよう

平安
鶴田健次

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2012.10.05 19:56 | 鶴田健次牧師より
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