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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

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エリック・リデル。この方の名前を覚えている方はどれ位おられるでしょうか?映画「炎のランナー」の中で主人公として描かれた人物でもあります。

エリックは1902年1月に中国でスコットラドの宣教師の両親の元に生まれました。6歳の時に学校に通うために、兄と共にスコットランドに渡りましたが、両親は主の働きの為に、幼い子供達と離れ、中国に留まることにしました。その為、エリックと兄は1年に数度しか両親と会う事ができない生活を送りました。しかし、エリックの中にも両親から受けた信仰はしっかりと育っていました。

エリックは大学に進学した後、陸上で才能を開花させました。そして1924年22歳の時にパリ・オリンピックの陸上競技・短距離選手の英国代表選手として選ばれました。エリックは当初100m競技に参加をする事になっていましたが、競技の日が日曜日である事がわかり、100m競技に出場する事よりも、主日に神を礼拝する事を選びました。敬虔なクリスチャンであるとはいえ、国を代表する選手に選ばれた後の選択は、簡単ではなかった事を思います。

エリックは100m競技には出場しませんでしたが、代わりに400m競技に出場する権利を得ました。試合までにはまだ時間があります。エリックは練習に励みました。しかし、いくら400mも得意とは言え、100m競技で発揮できる力に比べると格段に劣ります。彼は今まで100mの選手として活躍していたのです。ですから、400mは金メダルを期待できる種目ではありませんでした。もはや誰も彼に対して、金メダルを願うことはしなくなっていました。

当時の陸上競技で英国の大敵はアメリカチームでした。しかし、400m競技の朝、アメリカチームの一人、ショルツが1枚の紙切れをエリックに渡しました。その紙切れには「わたしを尊ぶものを、わたしは尊ぶ。サムエル記上2:30」の御言葉が記されていました。エリックはその御言葉を握りしめ、400m競技に挑みました。そして彼は誰も予想のしなかった金メダルを獲得したのです。しかも、世界新記録を出す見事な競技でした。その上、数日前には200m競技でも銅メダルを取っていたので、彼にとっては2個目のメダルとなりました。後にエリックは「妥協とは悪魔の言葉」という言葉を残しています。もし彼が、オリンピックの100m競技に出場する為に、礼拝を休んだとしても、誰も彼を責める人はいなかったでしょう。しかし、神の栄光があらわされる事もなかったのではないでしょうか。そして今日、彼の信仰から励ましを受ける事もできなかったでしょう。

輝かしい人生を送っていたエリック青年は翌年、大学を卒業すると、両親が住む中国の天津に渡りました。その後の人生は中国の地で福音宣教のために身を捧げた人生でした。エリックは43歳の若さで天に召されますが、最期の言葉は「Surrender-明け渡す、身をゆだねる」でした。

エリックの人生の土台はまさに、神様を土台とした人生であり、たとえこの世の名誉や名声を失う事がある時にでも、神の国を第一として生きる信仰者の姿を見る事ができます。主がエリックに与えられた御言葉の約束「わたしを尊ぶものを、わたしは尊ぶ」は、神様の方法で成されました。エリックを通して神様は栄光をあらわしてくださり、世界中の多くの人が、生きておられる主を拝した事と思います。私達もこの世と妥協せずに、神様に委ねて歩んでいきたいと願います。主を礼拝する事が私達、被造物の本分であり、人生の土台である事をエリックの信仰を通してまた知る機会となれました事を感謝します。

(LVJCCブログ制作チーム:薫)

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2012.08.27 22:20 | 信仰者シリーズ
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