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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

South Bay-s-

サウスベイ教会の設立16周年記念礼拝が9月26日に持たれ、この教会の開拓者として、礼拝の奉仕に招いていただいた。思い返せば、1994年9月4日、WLA Holiness教会から七人の侍が送られ、南加地域で最も日本人の多いトーランスでの開拓伝道が始まったのである。当時、まだ私は会社経営をしていたので、開拓教会の牧師としての働きを同時に担いながら、いわば二束のわらじを履いての歩みであった。

幸いにも、他の侍たちは素晴らしい人たちばかりで、色いろ大変な事もあったが、皆が教会開拓の情熱に燃え、今となっては、辛い思い出はすべて消えてなくなり、楽しく、愉快な思い出ばかりが記憶に残っている。その七人の侍たちとは、金成通孝兄、日高光広兄、井上幸江姉、吉村節子姉、浦崎直子姉、そして私たち夫婦である。この中の誰一人が欠けていても、この開拓は出来なかったと思う。

この教会開拓は、北米ホーリネス教団の教会開拓として始められたものであるが、当時、私は教団の常務委員として教会開拓委員会の委員長をさせていただいていたが、その時は教団全体で7つの教会開拓がなされていた。ハワイのミリラニ、アリゾナのツーソン、カリフォルニアのフリーモント、サウザンドオークス、ウィティアー、トーランス(サウスベイ)で二ヶ所。教団にとって非常に活気のある時代であったことを思い出す。また毎年の教団総会では、各教会開拓の責任者が次々に働きの報告をし、その時間が総会の中で一番(?)夢と活気と希望のある時であったと思う。

当時、私はWLAの教会に所属し、鈴木栄一牧師の片腕として、色んなリーダーシップを担っていたので、鈴木牧師と相談の上、一年半の時間をかけて、すべてのリーダーシップを他の人々に引き継いでもらい、その上でサウスベイの開拓を始めるということにし、1993年の3月頃から、色んな働きを他の人に引き継いでいただく準備を始めた。実際、私たちがWLAの教会を去ることは教会にとって大きな痛手であったはずだが、その一年半の間に少しずつ皆さんの理解を得ることができたと思う。

また、その一年半の間、週に一度、教会開拓のための準備祈祷を持つようになり、LA Holinessの鈴木兄や崔兄も駆けつけ、一年半に渡って、祈りの応援をして下さった。これは本当に大きな励ましであったと思う。またLA Holinessの溝口牧師や、当時San Gabriel時代の故山田牧師、Walnut Creekの藤岡牧師、Hawaiiの中野牧師、WLAの池原兄弟、また後にサウスベイの牧師になられた安藤牧師、この方々は特にサウスベイ教会の開拓の良き理解者であり、折りあるごとに、私を励まして下さった(教会開拓の働きには、他の人には分かってもらえない、実に多くの戦いがあるものである)。

開拓初日(9月4日)のキックオフ礼拝には、ホーリネス教団の諸教会から、多くの諸先生方、兄弟姉妹方が応援に駆けつけて下さり、102名の方々が集う盛大なキックオフ礼拝となった。これだけの方々が、この教会開拓を覚え、期待し、応援して下さっていることに目頭の熱くなる思いであった。

その後、数ヶ月、十数名での礼拝が続き、人数の増加に伴い、場所を移転し、一年後には比較的大きな礼拝の場所が与えられた。またSteve佐藤(現在WLA英語部牧師)という素晴らしいユースワーカーが開拓を始めて半年後に与えられ、ユース・ミニストリーが成長した。試行錯誤の連続であったが、素晴らしい兄弟姉妹に恵まれ、多くの救われる魂が起こされた。

その後、1999年に安藤英世牧師に牧会が引き継がれ、2009年に鍵和田哲男牧師が三代目の牧師として任命されることとなった。主は、17年目を迎えたサウスベイ教会を大きく祝福して下さることだろう。

16周年記念礼拝では、『すべての人が救われるため』と題して、第二ペテロ3:9からメッセージを取り継がせていただいた。

この御言葉を注意して読むと、ペテロは、大変興味深い事を書いている。つまり、主の忍耐は、悔い改めなければ滅んでしまう人々に向けられているのではなく、私たちクリスチャンに対して向けられていると言うのである。なぜ主の忍耐が、私たちに対して向けられているのだろうか。パウロは、ローマ人への手紙10章13、14節において、これと関連しながら、このように言っている。

「『主の御名を呼び求める者は、だれでも救われる』のです。しかし、信じたことのない方を、どうして呼び求めることができるでしょう。聞いたことのない方を、どうして信じることができるでしょう。宣べ伝える人がなくて、どうして聞くことができるでしょう」。

つまり、宣教の使命を与えられたクリスチャンが、その使命をきちんと果たしているかどうか、その事が問われているのである。そのことに関して、主は忍耐深くあられる。それが、ペテロの主張である。「主は、ひとりでも滅びることを望まれない」。この切実なる主の御思いを私たちの思いとして、福音宣教の使命に生きる者でありなさい。そうペテロは私たちに語りかけているのである。

SB New church
(10月から移転するサウスベイ教会の新会堂)


(ラスベガス日本人教会牧師: 鶴田健次)


2010.10.01 00:00 | 鶴田健次牧師より
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