人生絵図のコントラスト
今日は、クリスチャンの人生には、祝福と苦難の両方が素晴らしい人生絵図を描くためのコントラストとして大切であるということを考えてみました。つまり、祝福を経験すると同時に、苦難をも経験することが、より良い人生を築き上げる道だということです。
祝福だけが長く続けば、私たちの信仰は生ぬるくなります。かといって苦難ばかりが続けば、私たちは人生に失望し、挫折してしまいます。ですから、この両方が、豊かな人生には不可欠であるということです。
私はいつも最高の人生を生きているという思いに満たされています。しかし、それは、何の問題もないということではありません。おそらく私は、多くの人よりもたくさんの問題を抱えているかも知れません。特にラスベガスという特殊な町での牧会の働きには、頭を悩まし、心を痛めることが多く、他の地にはない色んな問題があります。
また私には、毎日、多くの時間を費やさなければ片付けられない仕事があります。これは決して理想的な生活パターンではないので、絶えず神様に助けを祈り求めなければなりません。しかし、そのおかげで、いつも神様に近づくことができます。
ところが、私には大変な事ばかりでなく、たくさんの祝福があります。まず祈りを通して神様との交わりをいただきます。これが毎日の信仰生活の土台です。次に、いつも多くの時間を使って御言葉と向き合うので御言葉の祝福をいただきます。これによって心が整えられます。
また、神様から将来の夢をいただきます。いつも夢を抱きながら生きることは、とても楽しいことです。そして、神の国の働きを進めるために、愛する教会の方々がおられることは大きな祝福です。そして、この教会を通して救われる魂が起こされることは本当に嬉しいことです。
このように、クリスチャンの人生には、祝福と苦難の両方が必要なものだと私は確信します。神様は、私たちの人生の最高の設計者ですから、すべてのものをご存じのうえで、私たちの人生を最高のものにして下さるために、折にかなって祝福と苦難を与えられるのです。
イザヤ55章8-9節に、「わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、わたしの道は、あなたがたの道と異なる」とあります。また「天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い」とあります。
神様の道は私たちの道よりも高く、神様の思いは私たちの思いよりも高いので、私たちの思いのままに、私たちの人生を描かずに、神様に筆を任せれば、私たちの想像を超えた絵を描かれるのです。
たとえ、なぜ神様はこんな絵を描かれるのかと恨めしく思う時があっても、私たちの考えと神様の考えとは違うということを知って、いつも私たちに最善をもたらそうとしておられる神様に委ねるなら、神様がすべてのことを働かせて益としてくださるのです。
箴言3章5-6節を見ると、「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる」と言われています。
人生は刺繍のようです。刺繍の裏を見るとメチャメチャに見えます。いろんな色の糸がごちゃごちゃになっていて、醜いばかりか、何がなんだか分かりません。しかし、やがて刺繍が完成し、表を見ると、そこには美しい絵模様が描かれているのです。
神様は皆さんの人生の刺繍を作っておられます。皆さんが見るにはメチャクチャなのですが、神様はそれをビックリするような素晴らしい人生に造り変えてしまわれるのです。
今日の一言: 神様に素晴らしい人生絵図を描いていただこう。
鶴田健次
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