fc2ブログ

LVJCC Blog

ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

08132023.jpg


 第二コリント47の黙想 

「私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものでないことが明らかにされるためです。」(第二コリント47

 聖書は、私たち人間のことを『土の器』と呼んでいます。これは、私たちのもろくて壊れやすい性質を表わしている言葉です。誰かが言った一言に、また誰かが取った一つの態度に一喜一憂してしまう、そういう弱さを人間は持っているものです。

 

 また、『土の器』という言葉は、どちらかと言うと、素焼きの器をイメージしますが、昔はこの素焼きの器を色んな物を入れるために用いました。

 

 私は田舎育ちなので、小さい頃はかなり原始的な生活をしていて、風呂やトイレは家の外の納屋にありました。風呂はもちろん五右衛門風呂で、トイレは土の中に埋められた大きな素焼きのカメに二枚の板が渡してあるという粗末なものでした。子供の背丈くらいの深さですから、間違って落ちたら大変なことになります。(笑)

 

 もちろん、素焼きのカメは、トイレばかりではなく、色んな用途に使われたわけで、味噌を入れたり、油を入れたり、醤油を入れたり、砂糖や塩や漬け物を入れたり、またある人はお金を入れるためにも使っていたようです。

 

 しかし、ここにある『人は土の器である』という人間理解は、非常に深い意味をその中に秘めています。つまり私たちは、自分という土の器の中に何を入れるかで私たちの人生が決まるということです。良い考えを入れるか、悪い考えを入れるかで、人生は大きく分かれます。どういう人生観、世界観、価値観を入れるかで、人生の進む方向が決まります。

 

 パウロは、「わたしたちは、この宝を土の器の中に持っている」と言いました。そして、その宝は、神の測り知れない力であると言っています。この宝とはキリストの福音のことを指しています。

 

 私たちは、死んだら灰になってしまうような土の器ですが、そんな土の器にすぎない私たちが、イエス・キリストを救い主として信じて受け入れるときに、この測り知れない力の源であるキリストをこの土の器の中に持つ者とされます。それは、私たちの思いをはるかに超えた素晴らしい経験です。なぜなら、その事によって、私たちには永遠の命が与えられ、神の子として、永遠の天国を相続する特権が与えられるからです。これ以上の宝はどこにもありません。

 

 2021年現在で、100歳以上の日本人の数は86,510人だそうですが、元気で長生きというのは本当に素晴らしいことです。しかし、このキリストの福音という宝をこの土の器の中に持つことができれば、何年生きようが、それは大した問題ではなくなります。

 

 私たちはよく、子供が親より先に死ぬことほど、親にとって辛いことはないと言います。確かにその通りです。しかし、そういう考え、そういう見方は、人間は死んだらそれでお仕舞い、という死生観に立っての考えです。たとえ10年生きようが、30年、50年、70年、90年生きようが、結局はやがてみんな死んでしまうのです。

 

 ですから、大事なことは、生きている間に、永遠の命を得るためのイエス・キリストという『宝』をこの『土の器』の中に持つことです。そうすれば、10年の人生であろうが、90年の人生であろうが、どちらでも変わりはないという世界がそこに開かれていくのです。この『宝』には、それほどまでの力があるのです。だからすべての人が例外なしに手に入れるべきものなのです。

 

 またパウロは、この『宝』が『土の器』の中にある理由を、この『宝』が持っている測り知れない力が、神のものであって、私たちから出たものでないことが明らかにされるためであると言っています。

 

つまり、クリスチャンには尊い使命と責任があるということです。壊れやすい『土の器』に過ぎない私たちが、患難を受けても窮しない生き方、途方にくれても行き詰らない生き方をすることによって、私たちの内に生きて働くキリストが証しされていく。そのことのために、神はこの『宝』を『土の器』の中に入れておられるのです。

  

今日の一言: あなたはこの宝を持っておられますか?

 

 鶴田健次

 下記のアイコンのクリックで応援を願いいたします!またFacebookをご利用の方は、「いいね」と「シェア」のクリックをしていただくと、多くの方々にも、教会ブログをお楽しみいただける機会になるかと思いますので、よろしければ、ご協力をお願いいたします。

✨👇✨✨👇✨✨👇✨✨👇✨✨

2023.08.13 21:34 | 牧師室より
| ホーム |

当教会は福音的プロテスタント教会です 統一協会(世界基督教統一神霊協会)やエホバの証人(ものみの塔)、モルモン教でお困りの方はご相談ください

当ブログへのリンクや画像・文章等の転載については事前にご連絡ください

新改訳聖書(c)新改訳聖書刊行会

新共同訳聖書(c)共同訳聖書実行委員会 Executive Committee of The Common Bible Translation

(c)日本聖書協会 Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988

口語訳聖書(c)日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1954,1955

Copyright (c) 2008-2013 LVJCC Blog All Rights Reserved.