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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を


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神に降伏すれば人生の勝利者になる



 聖書の中には多くの逆説的真理と呼ばれる教えがありますが、前回は「私が弱い時にこそ私は強い」という逆説的真理について書きました。そこで今回も同様に、「神に降伏すれば人生の勝利者になる」という逆説的真理について書いてみたいと思います。


 神を無視し、神の御心に逆らいながら、自分の思いどおりに生きる人は弱い人です。それに対し、自分の心が砕かれて、神に降伏するなら、神がその人を強くして下さいます。神に降伏せずに、自分の思いのままに生きる人は、たとえ強そうに見えても、実際には弱い人です。 


 旧約聖書の創世記32章にあるヤボクの渡しでのヤコブの格闘を思い出して下さい。ヤコブは、叔父のラバンのもとで二十年を過ごし、この時、生まれ故郷に帰ろうとしていました。ラバンのところへは、彼ひとりで、何も持たないで行きましたが、故郷に帰る時には、二人の妻と十一人の男の子、また大勢のしもべ、それに家畜の群れを持つようになっていました。


 しかし、故郷が近づくにつれて、ヤコブの心に一つの恐れが募ってきました。それは、ヤコブの行く手に待ち構えている兄エサウへの恐れです。二十年前、イサクは、兄エサウに扮装して、目がよく見えなかった父イサクをだまして祝福を横取りをしたからです。


 兄エサウは、弟のしたことに怒り狂い、ヤコブを殺そうと思いました。ヤコブが叔父ラバンのところに行ったのは、実は、兄エサウの手から逃れるためでした。ヤコブは、兄のもとに使者を送り、エサウの様子をさぐらせましたが、なんとエサウは四百人の手勢をつれてヤコブのところに向かっていました。


 さて、いよいよエサウに出会わなければならないという時、ヤコブはエサウをなだめるため、彼に贈り物をすることにしました。ヤコブが選んだ贈り物は、全部で550頭もの家畜でした。ヤコブはこれを何組にも分けて列にし、それぞれをしもべたちに託しました。そして、それぞれのしもべに「もし私の兄エサウがあなたに会い、『あなたはだれのものか。どこへ行くのか。あなたの前のこれらのものはだれのものか』と言って尋ねたら、『あなたのしもべヤコブのものです。私のご主人エサウに贈る贈り物です。彼もまた、私たちのうしろにおります』と答えなければならない」と言い含めました。エサウが、延々と続く贈り物の列を見て、心を和らげてくれるだろうと期待したのです。


 しかし、ヤコブには平安がありませんでした。できる限りの事をして、すべてを整えても、それだけでは平安を得ることはできないのです。そこでヤコブは、家族にヤボク川を渡らせてからも、ひとりそこに残りました。先に進んでいく確信がなかったのです。まだつかむべきものをつかんでいなかったのです。


 そのとき、神の使いがやって来て、ヤコブと格闘しますが、一晩中、格闘してもヤコブが降参しないので、神の使いは根負けし、ヤコブのもものつがいを外し、ヤコブはそれ以上闘うことができなくなりました。そこで、ヤコブはついに神に降参し、自分の無力さを知り、自分を神に明け渡すことになったのです。


 創世記32章24-28節にこう書いてあります。


 「ヤコブはひとりだけ、あとに残った。すると、ある人が夜明けまで彼と格闘した。ところが、その人は、ヤコブに勝てないのを見てとって、ヤコブのもものつがいを打ったので、その人と格闘しているうちに、ヤコブのもものつがいがはずれた。するとその人は言った。『わたしを去らせよ。夜が明けるから。』しかし、ヤコブは答えた。『私はあなたを去らせません。私を祝福してくださらなければ。』その人は言った。『あなたの名は何というのか。』彼は答えた。『ヤコブです。』その人は言った。『あなたの名は、もうヤコブとは呼ばれない。イスラエルだ。あなたは神と戦い、人と戦って、勝ったからだ。』」 


 徹底的に神と戦って、実際には負けたのですが、神は負けた人に「あなたは勝った」と言われたのです。降伏した人は、神の中で勝利者になるのです。


 兄が400人の手勢を率いて来てみると、弟が足を引きずりながら先頭を歩いていました。ヤコブは兄に近づくまで七回も地にひれ伏しておじぎをしました。兄エサウは、ヤコブのもとに走り寄り、ヤコブを抱いて、共に泣きながら、20年ぶりの和解がもたらされるのです。


 神の力が、戦わずとも勝利をもたらしたのです。この世で最も偉大な勝利は何でしょうか。争わずに勝つことが一番大きな勝利です。私たちが神の御前に砕かれれば、神は人生の戦いで戦わずとも勝てるようにして下さるのです。


 あなたがたは、きょう見るエジプト人をもはや永久に見ることはできない。主があなたがたのために戦われる。あなたがたは黙っていなければならないとモーセが言ったように、神が私たちのために戦われるためには、私たちが神の御前に降伏しなければならないのです。


私たちが降伏すれば、神が私たちの責任を負ってくださるのに、私たちが我を張って降伏しなければ、神は私たちから離れられるのです。ですから、神に降伏する人が最も知恵深い人であり、幸せな人なのです。 



今日の一言:神に降伏することが勝利者への道



鶴田健次


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2021.03.05 01:00 | お知らせ
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