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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

牧師室より#388「苦難の中の祝福」_convert_20180601223626 


『苦難の中の祝福』



人間の歴史は、まさに苦難の歴史です。人は生きている限り誰でも苦難に遭います。経済的な苦難、社会的な苦難、人間関係の苦難、また病気の苦難など、様々な苦難があります。


今回は旧約聖書のヨブ記からお話をしたいと思いますが、ヨブという人は、かつてイエス様が「ヨブの試練」と言われたように、試練の代表とも言える、大きな、しかも理由の分からない苦難を経験した人です。


ヨブは、東の国で一番裕福な人で、神がサタンに自慢する程の信仰深い人でした。ところがヨブは試練に遭い、全財産と、多くのしもべたちと、10人の子供たち全員の命を失います。その上、彼は健康を損ない、足の裏から頭の先まで悪性の腫れ物で覆われてしまうのです。


ヨブ記の1章、2章を見ると、この苦難はサタンからのもので、同時に神の許しのもとで起こったことが説明されていますが、その事から私たちは、試練の背後に測り知れない神の摂理的な計画があることを知り、謙虚な心で苦難を受け止めなければならないことを教えられます。


ヨブ記は、人はなぜ苦しみに会うのかを説明しているのではなく、人生の苦難の意味を探りながら、苦難に会ったとき、私たちはどういう態度を取るべきかを教えています。そこで今回は苦難の中に見出される神の祝福について三つのことを考えてみます。


まず第一に、苦難は、私たちを成長へと導きます。なぜなら、苦難は私たちに自分を省みる機会を与えるからです。人は苦しみに会ってこそ、自分の間違いに気づくものです。すべてが上手くいっている時は、間違いがあっても、それを認めようとしません。しかし、自分の行く道が険しくなり、逆境が襲ってきたら、何が間違っていたのかと自分を省み、そういう心で見なければ見えてこない自分の問題に気づくのです。


ヨブ記は、ヨブが神の前で自分の無知を知らされ、神の全能性、絶対性を認めるところで終わります。彼の受けた苦難は、信仰深く謙遜であったヨブに、さらに深い信仰と謙遜を増し加え、彼を更なる成熟へと導きました。


第二に、苦難は、私たちと神との関係を新しくします。ヨブは、苦難を通して神との新しい関係を持つことができました。もともと神との良い関係を持っていたヨブですが、苦難を通して、さらに新しい関係を築き上げ、以前にも増して大きな祝福を与えられます。


人は、苦しみの中から神を呼び求めるようになります。明るい昼間に、光りを捜し求める人はいませんが、真っ暗な夜になれば、人は明かりが欲しくなります。苦しみの暗闇が近づいてこそ、人は希望の光りを捜し求めるのです。


詩篇 50篇15節に、「悩みの日にわたしを呼べ、わたしはあなたを助け、あなたはわたしをあがめるであろう」と記されています。


苦難は、人を新しい人に変える熔鉱炉のようなものです。熔鉱炉の中で、不純物を取り除き、純粋な金銀を得ることができるように、神は、苦難の火を通して、私たちから不純物を取り除かれるのです。苦しみによって私たちの心が砕かれ、溶かされるとき、私たちの不純物が取り除かれ、クリスチャンとしてふさわしい品性が養われるのです。


第三に、苦難は、神の器を作ります。ヨブを見ても分かるように、苦難は素晴らしい信仰者、素晴らしい神の器を作るために必要なプロセスです。ですから、苦難に出会ったときは、もっと先にある神の摂理的な計画に目を向けるべきなのです。


神は、私たちを祝福して下さるために、先ず器を準備させようとなさいます。その器は、私たち自身です。ですから、神はイスラエルの民を乳と蜜の流れるカナンの地に導かれるとき荒野を通らせられたのです。それは、苦しみを通して、彼らを神の器として準備させるためでした。


その証拠に、申命記 8:16には「あなたの先祖たちの知らなかったマナを、荒野であなたに食べさせられた。それは、あなたを苦しめ、あなたを試み、ついには、あなたをしあわせにするためであった」と記されているのです。



今日の一言:苦難の先には必ず希望がある



鶴田健次 



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2018.06.01 22:37 | 鶴田健次牧師より
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