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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

    牧師室より#368「愛は神から出たもの」 

愛は神から出たもの


 明治時代に、二葉亭四迷という有名な作家がいました。翻訳家でもあった彼がツルゲーネフの翻訳の際に「アイ・ラヴ・ユウ」というフレーズの適切な訳が思いつかず、悩みに悩んだすえ、「あなたのためなら、死んでもいい」と訳したという有名なエピソードがあります。


 「あなたのためなら、死んでもいい」 これはまさに、神の愛を表すアガペーの愛に似ています。神の愛は、愛する者のために命をも捨てる愛です。それでは今回は、第一ヨハネ4章7-12節から愛について学びたいと思います。


 ①愛は神から出たもの 


 なぜ、人は愛されることを求めるのでしょう。第一ヨハネ4章7-8節では、それは神が愛だからだと教えています。人間は神に愛されるべき存在として造られました。もし神がいないなら、人間は偶然に存在していることになり、愛される理由も愛する理由もありません。もし神がいないなら、人は偶然に生まれ、死んでいくわけなので、人は愛がなくても生きていける筈です。


 しかし、現実はそうではありません。人は愛されなければ生きていけないのです。人間は愛されなければ、心が傷つき、心が病んできます。人間は愛を求める存在で、そのことがまさに人は神によって造られた存在であることを指し示しています。愛は神から出ているものだからです。


 ②神の愛は惜しみなく与える愛


 「私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛して下さった」とあります。つまり、神を知らず、自分勝手に生きてきた私たちを救うために、私たちの罪の罰を御子イエスに負わせようとして、御子を天から遣わされたのです。ですから、私たちが切に求めている愛、その愛の源は、まさに御子イエス・キリストが私たちのために命を捨てて下さった事実にあるのだというのが聖書の主張なのです。


 『惜しみなく愛は奪う』という評論を書いた有島武郎は、純愛の名のもとに、人妻と心中をしてしまいます。自分たちの愛は純粋なものだと言っても、残された者からすれば、赦しがたい、身勝手で、自己中心な理屈です。


 それに対し、本当の愛、神の愛は、惜しみなく奪って他の人を不幸にする愛ではなく、惜しみなく与えて人を幸せにする愛です。自分が満足するために奪う愛ではなく、相手を満足させるために惜しみなく与える愛、それが神の愛、アガペーの愛です。


 イエス・キリストは、永遠の死刑宣告をされた私たちの罪の身代わりとなって十字架で死んで下さいました。そして、その事が本当にこの私のためであったということを信じる人の罪を赦し、その人に永遠の命を与えることとされたのです。


 ③神の愛を完成させる責任 


 ヨハネは、もしクリスチャンたちが神からいただく愛をもって互いに愛し合うなら、その愛し合うクリスチャンたちの中に神の愛が完成するのであると言っています。そして、それを完成させるのは私たちクリスチャンの責任であり、それは私たちが互いに愛し合うことによってなされるのだというのです。


 神がおられる所には愛があります。神は信じる私たちの内に宿られ、また神の愛も私たちの中に宿ります。ですから、もし本物の愛がその人の中にあるなら、神もその人の中におられるということです。そして、そういう人々は互いに愛し合い、そこに神の愛が完成するのです。


 時どき、クリスチャンの中にも、「あの人には愛がない」などと言う人がいますが、そのような人が考えている愛は「奪う愛」で「与える愛」ではありません。神の愛は与える愛です。その愛を私たちも頂き、互いに愛し合いながら神の愛を完成させていきたいものです。


今日の一言:本当の愛は与える愛


鶴田健次


 

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2018.01.06 05:40 | お知らせ
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