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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

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2017年、アメリカは多くの自然災害に見舞われました。
大雪から始まり、夏の山火事、ハリケーン、そして現在カリフォルニア・ロスアンゼルス郡にまで拡大しつつある少し季節外れ感のある北・南カリフォルニアでの山火事等等。

アメリカにはFEMA(Federal Emergency Management Agency)という、大災害に対応する組織がありますが、今年のFEMAの災害に対する活動予算は、8月のTexasを中心に被害が出たハリケーンの時にはもう消化してしまっていたそうです。
それに追い打ちをかけるように、その後カテゴリー5の2つの大型ハリケーンがカリブ海沿岸の島々及びフロリダ周辺を襲い、プエルトリコでは、電力100%ダウンの日々が続いた程の大きな被害を出しました。

通信関係の建設資材を扱う仕事をしていることもあり、2つの大型ハリケーン被災地へ約3週間の出張に来ているのですが、その間、被害にあった人達との会話で改めて教えられた事がいくつかありました。

島全体が甚大な被害を受けた、St. Maarten - St-Martin島に行こうとしたのですが、営業しているホテルが無かったため、その島の関係者のいるSt.Kitts島に行きました。
2つの島は比較的近くにあり、St. Kitts島も一つ目の大型ハリケーンで被害が出てはいるものの、電力・通信共にほぼ正常通り供給されていました。その事に対して「ラッキーでしたね」と言ったところ、直ぐに「Yes, Blessingでした」と答えが返ってきて、ハッとしました。
確かに「Blessing」なのだと。

その後、ハリケーン以降70日以上が過ぎた現在も、電力復旧率約40%とも20%とも言われているプエルトリコに出張の拠点を移しました。タクシー運転手の殆どが「まだ家は電力は来ていない」「ジェネレーター(発電機)でまかなっている」と言っていましたが、最後2日間お世話になったタクシー運転手は「昨日電力が来た!」と大喜びしていました。
仕事関係の方々も会社が手配してくれたジェネレーターを使った生活をしていらっしゃる方が殆どだったのですが、それでも皆さん口をそろえて「水があるから感謝だ」「ジェネレーターがあるから生活できていて感謝だ」「屋根があるから感謝だ」と仰っていました。
「被災者の方々が早く『通常』の生活に戻れますように!」と祈っていたのですが、ある時から「通常」という言葉に違和感を感じ始めました。

私の『通常』は、 水・電力・ガス・通信環境はもちろん、温かいご飯や飲み物、冷たい飲み物、寝心地の良いベッド etc. etc. etc. etc…..のある生活です。
それの何かが欠けると、無意識にブツブツ文句を言っています。

私は「無いもの」に目を向けて生活しているのです。

でも、彼らは「有るもの・与えられているもの」に目を向けて生活をしているのです。

比較的関係の近い顧客から、2人のお子さんの内の1人が癌サバイバーであることは以前お聞きしていたのですが、今回31時間にも及ぶハリケーンによる暴風の間の息子さんとの時間や会話、心境等を聞かせてくださいました。「命があれば、それで何もいらない」とも。
その会話の間、その方が2回程涙しそうになられた時に、はかり知ることもできない程の困難があるんだろうな・・・と、ハリケーンの通過中やその後の生活の大変さを思うと共に、私とは全く違う観点を与えられたんだろうなぁ・・・と、少し何か羨ましい思いがしたのも事実です。

1日1日を与えていただいている喜び、日々の糧をいただいている幸いを私は本当に心から感じ・味わい・感謝しているのだろうか? 
この生活が当たり前と思っている気持ちの方が強いのではないか? 
与えられた物に目を向けることができない事実、心から感謝する事ができない自分・・・・それは、本当に悲しいことだと我ながら思いました。

「無いもの」に目を向けて生活をし、日々与えられているものに感謝できない自分。
これは本当に大きな問題だと思いました。向き合わなければなりません。

私たちをキリストの愛から引き離すのはだれですか。患難ですか、苦しみですか、迫害ですか、飢えですか、裸ですか、危険ですか、剣ですか。(ローマ人への手紙 8:35)
(KS)

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2017.12.11 10:40 | その他
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