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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

牧師室より#362「天の故郷を目指そう」_convert_20171125034554 


『天の故郷を目指そう』(へブル11:1-16)

 

 松尾芭蕉の『奥の細道』の冒頭に、「月日は百代(はくたい)の過客(かかく)にして行きかふ年もまた旅人なり」という有名な言葉があります。これは、月日というのは永遠に旅を続ける旅人のようなものであり、また来ては去り、去っては来る年も、同じように旅人であるという意味です。  


 このように、人生が旅であり、私たちは旅人であるという考え方は、日本人には馴染み深いものです。しかし、日本の思想では、人生の旅の行き着く先が見えません。それに対し、聖書は、はっきりと行き先を示しています。それは「天の故郷」です。


 パウロは「わたしたちの国籍は天にある」と書いていますが、クリスチャンの人生は常に天国を目指して進む旅であるということができます。そして、その旅を最も幸いな旅にするために必要なものが信仰なのです。 


 ①信仰とは、見えないものを信じること

   

 ヘブル11章1節にあるように、信仰とは、まだ見えていない将来のものを、もうそこにあるかのように見ることです。すべての偉大な働きは、誰かが前もって、まだ見えていない将来のものを見るというところから始まっています。


 たとえば、もしジョン・ F・ケネディが、『人間を月に立たせよう』と言わなければ、誰も 月面に立てなかったでしょう。クリストファー・コロンブスは、地球が丸いと信じ、航海を続けていれば、いずれ地図に載っていない国を発見できると疑いませんでした。だから、その考えを信じない船員たちがどれだけ反対しても、彼は航海を続け、ついにアメリカ大陸を発見できたのです。  


 信仰とは、まだ見ていないものを信じることです。しかも何も見えないところで、それを信じることです。聖書の世界は、『信じれば見える』という世界です。信じなければ見えない世 界があります。また、信じなければ、目標に向かい続けることもできないのです。

    

 ②信仰とは、惜しみなく捧げること

  

 11章4節を見ると、「信仰によって、アベルはカインよりもすぐれたいけにえを神にささげ、そのいけにえによって彼が義人であることの証明を得ました」とあります。


 ここで解かることは、捧げることと信仰は切り離せない関係にあるということです。献金は信仰のバロメーターと言われます。それは神を第一にしているかどうかを見る具体的な方法だからです。私たち創られた者にとって、創り主なる神を第一にすることは何よりも大切なこと で、それが祝福の道であり、創造の秩序です。  


 また、私たちはその秩序に従って生きるときに祝福されます。ですから、神は私たちが祝福された人生を生きるように、私たちが神を第一にすることを導かれるのです。神は、私たちのために命を捨てて下さった主イエス・キリストに心からの感謝と献身の心で捧げる者に霊的祝福と経済的祝福を約束しておら れるのです。   


 ③天を待ち望む信仰

   

   ピリピ 3章20節に、「けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます」とあります。


 死後の事について、私たちはしばしば希望的観測として天国に行きたいと言 いますが、ここで言われているのは、そういう意味ではなく、もっと確かなものとして、「私たちの国籍は天にある」と語られています。なんという希望に満ちた約束でしょうか。 


 9節を見ると、「アブラハムは約束された地に他国人のように住み、また天幕生活をした」とありますが、なぜ神はアブラハムを召された時、住み慣れた土地から導き出して、旅人、また寄留者としての生活をさせられたのでしょうか。それは信仰によって、彼が神を仰いで生きるということに目が開かれるためでした。


 旅人や寄留者は、普通ならば、必らず元の場所に戻るのですが、アブラハムや信仰に生きた人たちは戻ることもできたのですが、戻ることをせず、さらにすぐれた故郷、すなわち天の故 郷にあこがれたのです。


今日の一言:天の故郷を目指そう


鶴田健次 



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2017.11.25 03:46 | お知らせ
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