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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

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  神が不変であるというのは、神の性質は永遠に変わらないという教えです。神の人格、属性、存在は変わることがありません。神は常に愛であり、聖であり、義であり、全知・全能であり、また遍在される方です。これらは神の性質なので決して変わることはありません。では、私たちは"言の受肉"と神の不変性の教義をどのように調和させることができるでしょうか。その答えは、三位一体と受肉、そしてキリストの二性に関する教義を理解する必要があります。
  三位一体の教義は、唯一の神が父・子・聖霊という三つの人格において存在するというものです。子(イエス)は言が肉体となられた方です。「初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。・・・・・そして言は肉体となり、わたしたちのうちに宿った。・・・・・(ヨハネ1:1、14)」。 
  聖書はまた、イエスが二つの性質を持っておられることを教えています。つまりイエスは神であると同時に人であるということで、これは"位各的結合"の教義として知られています。イエスは、今なお神であり人でもあるということです。イエスは一人の人として二つの性質を持っておられ、一人の内に神性と人性が結び合わされているのです。この結びつきによっても神性は全く変わらないのです。
  そこで注意すべきことは、神性が人性と結合し、神人間とも言うべき新しい性質の存在になったというのではないのです。それはキリスト単性論(monophysitism)として知られるもので間違った考えです。この二つの性質は、互いに関わり合い、それぞれの属性が一人の方のものとされているのです。これはラテン語でcommunicatio idiomatumと呼ばれていますが、このラテン語の熟語は"特性の伝達"を意味する言葉で、言い換えれば、キリストのうちに神と人とのそれぞれの属性があるということです。
  たとえばその証拠として、ヨハネ17:5で、イエスは「父よ、世が造られる前に、わたしがみそばで持っていた栄光で、今み前にわたしを輝かせて下さい」と言っておられますが、人間イエスは、世が造られる前に父のそばで持っておられた先在と栄光を所有する権利を主張しておられるのです。これはイエスが神と人との二つの性質を持ち、神性の特質が一人の人キリストのうちにあるからです。
  言(ロゴス)は、他のものがその性質に加えられても変わりませんでした。受肉に関して言えば、それは神であるキリストの位格の中に人性が加えられることによって二つの異なる性質がイエスの内に同時に存在するようになったということです。
  ですからパウロは、「キリストにこそ、満ちみちているいっさいの神の徳が、かたちをとって宿っており(コロサイ2:9)」と言っているわけです。ここでは神の不変性が問題となっていますが、言は人性と混合することによって新しい第三のものに変わらなければなりませんでした。これは、それがもはや"言"ではなくなったことを意味します。それは"言が人となった"性質であり、神であると同時に人間であるという、新しい第三のものです。
  さらに受肉の教義は"神の言"のいかなる変化も否定します。それは単に"言"が肉体となった(その性質が変わったという意味ではない)のであり、"言"が人性と共にキリストの位格の内に宿り、そのためにイエスは二つの異なる性質を持っておられるのです。
  したがって、私たちは神格がキリストの受肉を通して人間の属性にあずかったと結論付けることができます。しかし、神格は全く変わってはいないのです。

LVJCC牧師:鶴田健次


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2017.11.27 01:00 | キリスト教 Q & A
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