LVJCC Blog

ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

PSW_47s-_20100402152457.jpg

2010年3月27日はPalm Sundayでした。
Palm Sundayは、日本語で棕櫚(しゅろ)の聖日と言いますが、この日から始まる一週間をPassion Week、受難週と呼びます。

受難週の第一日目の日曜日は、イエス様が十字架刑に処せられることを知りつつエルサレムに入城された日ですが、民衆は、いよいよローマの圧制から自分たちを解放してくれる政治的・軍事的メシヤとしてイスラエルの王となられる方が来られたのだという期待から、棕櫚の葉を振りながらイエス様を大歓迎しました。

受難週の二日目の月曜日には、イエス様は、神聖な神の宮を強盗の巣にしていた商売人たちを宮から追い出すという宮きよめをなさり、三日目の火曜日には、ご自分が神から遣わされた神の子であることなどを語られる多忙な宣教の一日を送られ、四日目の水曜日は、ベタニヤで静かな時を過ごされました。しかし、一方では、ユダヤ教の指導者たちによってイエス様を十字架につけるための陰謀が練られていました。

受難週の五日目の木曜日は、イエス様は、十二弟子と一緒に最後の過ぎ越しの食事(最後の晩餐)をし、その後、ゲッセマネの園で血の汗をしたたらせるほどの祈りをされました。そして、いよいよ六日目の金曜日に、イエス様は、不正な裁判の末に死刑を宣告され、十字架につけられたのです。そして、十字架上での6時間もの苦しみの後、死亡が確認されたイエス様は、アリマタヤのヨセフによって墓に葬られました。

私たちの教会では、礼拝前、イエス様が大歓迎の中でエルサレムに入城された時のように、教会の入口に子供たちと大人たちが待ち構え、教会に来られたゲストの方々や教会員たちを棕櫚の葉を振りながら歓迎しました。そして今日の礼拝では、『ロバの子に乗られたキリスト』というメッセージが語られました。

Donkey_5s-.jpg

エルサレムに入城される時のイエス様は、ロバの子の背中に乗っておられましたが、その当時、ロバは荷物運びとして使われていた卑しい動物でした。ところがイエス様は、王にふさわしい白い軍馬ではなく、敢えてその卑しいロバの子の背中に乗ることによって、神の御子であるという立場を降り、人々に仕える王としての姿を示されたのです。

この時、イエス様は、弟子たちの思いにも、群衆たちの思いにも、またユダヤ教の指導者たちの思いにも反して、全く違う道を歩もうとしておられました。人々に喜ばれ、人々の期待に応える英雄の道、王様の道、支配者の道を歩まれることは、イエス様にとってどんなに容易い道であったことでしょう。

しかしイエス様は、人々に馬鹿にされ、誤解され、ののしられながら十字架へと向かう道を選ばれたのです。本当の過ぎ越しの小羊として、私たちの罪の身代わりになるために、世界中で一人としてその事を解かってもくれない、感謝してもくれない中で、人に笑われながら、人に叩かれながら、イエス様は十字架の道を歩んで行かれたのです。

これだけ多くの人々がイエス様を歓迎し、イエス様と共にいたにもかかわらず、誰ひとり、十字架の道を歩もうとしておられるイエス様の役に立てる人はいませんでした。ただ一匹のロバの子だけがイエス様の役に立つことができました。「主がお入用なのです」と言われたロバの子だけが、凱旋将軍としてのイエス様ではなく、革命の指導者としてのイエス様ではなく、受難のメシヤとしてのイエス様を背中に乗せることができたのです。

私たちクリスチャンはこのロバの子です。十字架に架かって下さった私たちの救い主を持ち運ぶために、「主がお入用なのです」と言われて選ばれたロバの子です。その事実を心に留め、イエス様を背中に乗せたロバの子のように、ただ忠実にイエス様を人々のところに運ぶ者でありたいと思います。


(ブログ制作チーム: Sao)
2010.04.02 00:00 | 礼拝
| ホーム |

FC2Ad

当教会は福音的プロテスタント教会です 統一協会(世界基督教統一神霊協会)やエホバの証人(ものみの塔)、モルモン教でお困りの方はご相談ください

当ブログへのリンクや画像・文章等の転載については事前にご連絡ください

新改訳聖書(c)新改訳聖書刊行会

新共同訳聖書(c)共同訳聖書実行委員会 Executive Committee of The Common Bible Translation

(c)日本聖書協会 Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988

口語訳聖書(c)日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1954,1955

Copyright (c) 2008-2013 LVJCC Blog All Rights Reserved.