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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

牧師室より#358「クロノスとカイロス」_convert_20171028011533 


『クロノスとカイロス』

 

 

 現代はスピードの時代、また競争の社会ですから、何でも急かされるビジネスマンにとって、いかに時間を有効に使うかは重要な課題です。たとえ能力が同じでも、時間の使い方が上手な人は、より多くの仕事をすることができます。もちろん、ビジネスマンだけでなく、時間を大事にすることは誰にとっても必要なことです。


 昔から、時間にまつわる諺がたくさんあることを思えば、時間の大切さというものを多くの人々が認識していたことがよく分かります。私たちに与えられている人生という時間は無限ではありません。時間を大切にするということは、生きるということを大切にすることであり、時間を無駄にするということは、生きるということを無駄にしていることです。


 ではご一緒に、時間、また時ということについて考えてみましょう。   


 ①二種類の時間   


   新約聖書の原語であるギリシャ語には、クロノスとカイロスという二種類の時間を表す言葉があります。クロノスというのは、時計などで計ることのできる時間のことです。つまり、今日は何年何月何日であるとか、今は何時何分であるとか、そういう時間をクロノスと言います。現代人の多くは、このクロノスという時間に縛られています。 


 ところが、農村や漁村の人々は、今日は雲行きが怪しいから漁は休みだとか、今年は暖かいから早めに収穫の時期が来たとか、必ずしもクロノスに縛られているわけではありません。そもそもクロノスというのは人間が時計を発明して作った人間の時間であり、もともと自然界には時計は存在しません。あるのはカイロスという時間で、それは人間が作ったり、管理したりできない時間です。


 つまり、管理するのではなく、いつ訪れるか分からない時を待つこと、見極めること、それがカイロスという時間を生きることです。クロノスが人間が作った時間であるのに対して、カイロスは神が備えられた時間であり、人生という時間を大切にするためには、このカイロスを大切にして生きることが大切なのです。   


 ②キリストは初めであり、終わりである   


   ヨハネの黙示録1章17-18節に「恐れるな、わたしは初めであり、終わりであり、また生きている者である」というキリストの言葉があります。キリストは初めであり、終わりです。つまり、キリストによってすべてが始まり、キリストによってすべてが終わるという時間の流れがあるのです。それが神の時、カイロスです。


 ですから、この世界も、また私たちも、そのカイロスの中に存在しているということが分からなければ、自分の人生がどこに向かって進んでいるのかが見えて来ないのです。 


 ヘブル書1章2節では、「神は御子を万物の相続者と定め、また、御子によって、もろもろの世界を造られた」と言われています。


 キリストが万物の相続者であるということは、すべての物の目的がキリストにあるということ、またキリストが世界の創造者であるということは、この世界の起源がキリストにあるということです。つまり、世界とその中のすべてのものはキリストに始まり、キリストに帰するのであり、そういう神の時の流れの中に、この世界は存在し、また私たちは生きているのです。   


 ③神のなさることの美しさ

   

   伝道の書3章11節で、「神のなされることは皆その時にかなって美しい」と言われていますが、私たちの人生は、その定められた時に、定められた事をなすかどうかで大きく変わってきます。


 3章2節に、「植えるに時があり、植えた物を抜くに時があり」とあるように、農作物を植える場合、いつ植えてもいい訳ではなく、定められた時期に植えなければなりません。また植えたものをいつでも収穫できるのではなく、定められた時期に収穫しなければなりません。


 つまり、自分たちの思い通りの時(クロノス)にではなく、定められた時(カイロス)に、定められた種を蒔けば、良い収穫が保証されるのです。なぜなら、その定められた時に基いて神が美しい業をなさるからです。


今日の一言:カイロスを大切にして生きよう


鶴田健次



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2017.10.28 01:18 | お知らせ
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