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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

2017年7月16日、メシアニックジューの教会からRichard Hill 牧師をお迎えし、聖書のメッセージを執り継いでいただきました。日本語に翻訳したメッセージを4回に分けてここに掲載致します。
本日はその1回目。生きた「今日のイスラエル」を、お届け致します。

Rev Hill p2 

シャローム! 私の名前はリチャード・ヒルです。私の家族と私は、この17年間、CJF Ministriesの宣教師として働いています。主は私たちをラスベガス・バレーにいる8万人のユダヤ人たちにイエス様の福音のメッセージを宣べ伝えるために召して下さいました。

この17年間、主は私たちの働きを祝福して下さり、私たちは1100人以上の人々を主に導いてきました。そしてその中の63人がユダヤ人です。私たちは主が私たちを主の栄光のために用いて下さることに興奮を覚えます。

また私たちは、ラスベガス日本人教会の皆さんが祈りと献金で私たちを支えて下さることを心から感謝します。本当にありがとうございます。ユダヤ人への私たちの働きを祝福して下さる皆さんを主が豊かに祝福されますように。

イスラエルはひどい苦境の中にあります。まるで全世界がイスラエルとユダヤ人に対する憎しみを増し加えているようです。イスラム教がヨーロッパの国々で増加する中、ますます多くのヨーロッパ諸国がイスラエルに対抗する国連のレトリックに加わっています。

反ユダヤ的な険悪さが、世界中のユダヤ人たちに対して増えています。イスラエルに対するBDS運動(ボイコット、投資の引き揚げ、制裁)は、世界の至る所に、さらには大学のキャンパスにまで広がっています。このBDS運動はイスラエルの会社をボイコットし、イスラエルから金融資産を引き揚げ、国連には常にイスラエルに対する制裁を求めています。

アメリカ合衆国(イスラエルの最後の真の友であり兄のような)でさえ、オバマ政権のもとでイスラエルからその支持を他に転換するようになりました。しかし、トランプ政権のもとで、私たちはイスラエルとの関係がより強まるのではないかと見ています。

私たちの今の大統領はイスラエルを祝福したいと願っています。これは素晴らしいことです。なぜなら、聖書に、私たちがイスラエルを祝福するなら神が私たちを祝福される、とあるからです。ですから私は、米国と一般の教会は今、神の執行猶予のもとにあると信じます。きっと裁きは回避されています。ではなぜ、このような対立と敵意がこの小さな国イスラエルの上にあるのでしょうか?

イスラエルは、わずか263マイルの長さで、幅は一番広いところが71マイル、一番狭いところが9マイルです。それは7百万人弱のユダヤ人の家です。そこでまた思います。「なぜこのすべての憎悪がイスラエルとユダヤ民族に向けられたのか?」

聖書的に言えば、少なくとも二つの答えがあります。一番目は、イエスを信じる多くの者がしばしば忘れることですが、サタンが神に対して戦いを挑んでいる、という大きな図式です。サタンは神の選びの民であるユダヤ人を強奪することによって神の王座を奪おうとしているのです。サタンは神が愛しておられるすべてを憎んでいます。そして、神はユダヤ民族を愛しておられるのです。

神は、ユダヤ民族をご自分の契約を通し、彼らに素晴らしい約束を与えられたほどに愛しておられます。それらの約束の一つは、最終的に彼らの救い主イエスによって贖われた国家イスラエルを私たちが千年王国と呼ぶメシヤの王国に導くことです。

もしサタンがユダヤ民族に対する神の約束の一つでも邪魔することができるなら、サタンは神に対する勝利を宣言し、宇宙における最高の存在であると主張できるのです。もちろん私たちはそんな事は決して起こらないということを知っています。しかし、サタンはそれを試み続けるのです。

サタンの計画は、ユダヤ民族に対する憎悪で世界にエネルギーを与え、ゆくゆくはイスラエルを破壊し、すべてのユダヤ民族を完全に一掃することなのです。聖書は、イスラエルの過去の歴史を通して、そして特に将来の患難時代の中で、イスラエルに対抗するこの悪を明らかにしています。

世界がイスラエルを憎む二番目の理由は、世界がいつもイスラエルを憎んできたからです。聖書のイスラエル史は、その初めからイスラエルに対する騒ぎや憎悪があったことを明らかに示しています。ユダヤ民族に対する憎悪はまさに今日に至るまで代々引き継がれて来たのです(出エジプト20:5)。

ユダヤ人に対する憎悪は、イエス様が再臨の時に戻って来られるまで続きます。世界におけるイスラエルの現在の問題を理解するためには、ユダヤ民族の歴史の始まりまで遡らなければなりません。私たちはイスラエルの過去に戻らなければならないのです。

イスラエルの歴史は、世界史のミステリーとして描写されています。哲学者や歴史家は、世界の歴史を理解する中で、ユダヤ民族の歴史は解くことのできない謎であると告白しています。それは彼らが聖書を読まず、また信じないからです。

聖書は、イスラエルの歴史を記しています。それはイスラエルの歴史の全てを含むわけではありませんが、主が、個人的にどのようにイスラエルと共に働かれたかを知り、かつ理解するために、すべての信者に必要だと思われるものを含んでいます。

創世記16章1-6節はイシマエルがどのようにして生まれたかという物語です。それは、アブラハムとサラとハガル、そして彼らと彼らの子孫の間における憎悪の始まりに関する興味深い記録です。サラは子供を生むことができなくて、彼女の奴隷であったハガルを第二の妻としてアブラハムに与えました。

ハガルはみごもり、やがてサラを見下すようになりました。それでサラはハガルに辛く当たるようになり、ハガルはすぐにサラと一族から逃げて行きました。これは7節にある物語から拾ったものです。

創世記16:7-12をお読みしたいと思います。

主の使いは、荒野の泉のほとり、シュルへの道にある泉のほとりで、彼女を見つけ、 「サライの女奴隷ハガル。あなたはどこから来て、どこへ行くのか」と尋ねた。彼女は答えた。「私の女主人サライのところから逃げているところです。」 そこで、主の使いは彼女に言った。「あなたの女主人のもとに帰りなさい。そして、彼女のもとで身を低くしなさい。」  また、主の使いは彼女に言った。「あなたの子孫は、わたしが大いにふやすので、数えきれないほどになる。」

さらに、主の使いは彼女に言った。「見よ。あなたはみごもっている。男の子を産もうとしている。その子をイシュマエルと名づけなさい。主があなたの苦しみを聞き入れられたから。 彼は野生のろばのような人となり、その手は、すべての人に逆らい、すべての人の手も、彼に逆らう。彼はすべての兄弟に敵対して住もう。」(創世記16:7-12)

ハガルは明らかにサラの扱いが好きではありませんでした。だから逃げ出す決心をしたのです。主の使いはシュルへの道にある泉のほとりで彼女を見つけました(7節)。シュルへの道は、エジプトに戻る道です。ハガルはもともとエジプトから来ていて、またそこに戻ったのかも知れません。

リチャード・ヒル牧師

次回(2回目)は、7月26日(水)掲載予定です。


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2017.07.25 05:19 | 礼拝
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