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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

     

「父の涙」という曲が初めて教会の賛美で歌われたのは、いつのことだったのだろう。とても印象的で衝撃的だった、という記憶だけが残っています。

静かなしみじみとした曲に、ひとり子を亡くした父親の、言い尽くせない悲しみが込められている歌。実はそのひとり子が死んだ理由、それは、人間を救うために身代わりになって死んでくださったイエス様の愛だった、というものです。

涙がとめどなく流れ、教会中が涙しながら歌いました。

 

♪ 心に迫る 父の悲しみ 愛する一人子を十字架に付けた

  人の罪は 燃える火のよう 愛を知らずに 今日も過ぎていく

  十字架から 溢れ流れる泉 それは 父の涙

  十字架から 溢れ流れる泉 それは イエスの愛

 

  父が静かに見つめていたのは 愛する一人子の傷ついた姿

  人の罪を その身に背負い 父よ彼らを赦してほしいと

  十字架から 溢れ流れる泉 それは 父の涙

  十字架から 溢れ流れる泉 それは イエスの愛 

 

 

「父の涙」の作詞・作曲者は岩淵まことさんです。

この「父の涙」は、1987年に長女を天に送る経験から生まれた歌だそうです。多くの方々に愛聴され、歌われている曲です。

 

岩淵まことさんは1977年にシンガーソングライターとしてデビューし、演奏活動以外にも、CMソングやアニメのテーマソングも歌っており、ラジオのDJや、スタジオミュージシャンの経験もお持ちです。岩淵さんは、現在牧師の小坂忠氏との出会いを通して、1980年にクリスチャンになりました。

 

岩淵さんの3つのエピソードを、ご紹介します。

岩淵さんがまだクリスチャンになる前のこと、小坂忠氏から「今度自分のコンサートを手伝ってくれない?」と声をかけられ、岩淵さんがOKしたところ、向かった先が何と青森県弘前市にある教会。教会だなんて聞いてなかったので、心細い心境になったそうですが、もう帰るに帰れません。1時間ほど忠さんの隣でギターを弾いたり、コーラスをしたりしてコンサートが無事終了しました。

実は、このコンサートの後に、「歌を歌ってはじめて良いことをした」と思ったのだそうです。その時に感じた心のうれしさが、今自分がクリスチャンであることの入口になりました、と仰っています。

 

次のエピソードは、クリスチャン・レーベルのミクタムレコードの第2回「出会いのコンサート」の時です。子供達が賛美歌を歌って始まったのですが、会場全体が歌い出し、教会が賛美歌で揺れるようだったといいます。そんな中、こわばっていた体が解きほぐされ、子供の頃に感じたような安堵感の中で涙が止めどなく流れ、やがてイエス・キリストが目の前に立っているような感じがして、「もう私のことはわかっているだろう、これからどうする?」と、声をかけられているような不思議な体験をされました。

翌日のコンサートの前、関根一夫牧師(*)に昨晩のことを話すと、「じゃ今、イエスキリストを信じない?」と言われ、そして「はい」と答えていたそうです。「では、イエス様を信じるお祈りをしよう」と促され、牧師の言葉について初めて祈りを捧げました。「イエス様、今あなたを私の救い主として信じます」、と祈った後、長いトンネルを抜けたような眩しさを感じ、「こんな俺も生きてていいんだ」と思ったそうです。

 

最後のエピソードは、イエス・キリストを信じた次の日、北九州から大阪経由仙台行きの航空券が見当たらなくなった時のことです。教会コンサートが終わって疲れているにもかかわらず、周りのクリスチャンの人達は一緒に探してくれました。その姿を見ながら、その教会の力丸牧師が、「今、岩渕さんがチケットを探しているように、イ工ス様が岩渕さんのことを探していたんだね」という言葉をかけてくれました。ですがその時は、失くした航空券のことで頭がいっぱいだったそうです。

結局航空券は見つかりませんでしたが、当日の余席があるとのことで搭乗することができました。窓の外を見ると、なんと、海を背景にした真ん丸い虹がかかっているではありませんか。聖書の中のノアの箱舟で有名な大洪水の後に出た虹を、神様は約束のしるしだと言いました。その丸い虹を見ながら、「自分も神様と約束したんだ」と、ぼんやり思ったそうです。

 

やがて、ご自分の聖書を買い求められ、その中の、ルカによる福音書1910節で、「人の子は失なわれた人を探して救うために来たのです」という御言葉を見つけ、その瞬間、北九州・門司の教会で聞いたカ丸牧師の言葉が思い出されたのです。確かに私は「失なわれた者」。私がキりストを選んだのではなく、キリストに、私が、探し出されたのです、と仰っています。

 

 

神様は、このようにして岩淵まことさんを救い出されました。だからこそ私たちは、「♪ 心に迫る 父の悲しみ・・・」と、心を注ぎ出して歌うことができます。なんと感謝なことでしょう。

 

(*)また、前出の関根一夫牧師が作詩、岩淵さんが作曲して、お二人で「1000曲の賛美歌」をご一緒に作る働きをしておられます。おなじみの「God Bless You」は、その中で作られた歌の一つです。これからもますます主に用いられるに違いありません。「1000曲の賛美歌」作りのためにも、お祈り致します。

 

MU

 

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2017.06.28 17:35 | その他
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