LVJCC Blog

ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

20170213Ukon3a.jpg

キリシタン大名・ユスト高山右近(15521615年)が「福者」に認定されたことを宣言するカトリックの列福式が27日、大阪城ホールで行われ約1万人が参列しました。「福者」は最高位の聖人に次ぐ称号です。

 

日本カトリック司教協議会の岡田武夫・東京大司教が、福者の列にユスト高山右近を加えるよう請願しました。ローマ法王の代理としてバチカンから派遣されたアンジェロ・アマート枢機卿(すうききょう)は、「ユスト高山右近を福者の列に加えます」と法王の書簡を代読しました。

その後、聖画家・三牧樺ず子(みまきかずこ)さんが描いた右近の肖像画が除幕され、会場に映し出されました。  

 

アマート枢機卿は説教の中で、「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが死ねば、多くの実を結ぶ」(ヨハネ1224)、「人々がわたしを迫害したのであれば、あなたがたをも迫害するだろう」(ヨハネ1520)の御言葉を引用され、これらは右近の中に実現することになったと話されました。

カトリック系の学校の生徒や各地の信徒からなる大合唱団や、学生たちのオーケストラの調べが会場いっぱいに厳かに響き渡りました。


       20170213Ukon4a.jpg 

右近はキリシタンであった父に導かれ、12歳のとき母と共に授洗しました。ユストは右近の洗礼名。

右近は、戦国の乱世を生きる中、ゆるぎない信仰を身につけ、高槻城下の領民の多くがキリスト教徒となり、また武将や大名たちを洗礼に導くほど影響を与える存在となりました。

 

その右近が高槻城主の時、ある村人が亡くなった際、棺桶を作らせその上を白の十字架を付した黒緞子(どんす)の棺布で覆い、父親の高山友照と右近は、棺を担う役を引き受けたと、フロイスの「日本史」に記されています。村人たちは大変心を打たれたそうです。

 

また右近は、戦国武将として織田信長や豊臣秀吉に仕えましたが、秀吉がバテレン追放令を出した折、秀吉は右近の才能を惜しみ千利休を遣わせて棄教を促しましたが、右近は「主君の命令に背いても志を変えないのが真の武士である」と答え、利休に説得を諦めさせた、という逸話があります。千利休は右近の茶道の師匠で、右近の茶の湯は「キリシタンの茶の湯」であり、徳操、叡智を養う場、また祈りの場でもあったそうです。

このことにより右近は、地位と領地と財産のすべてを捨てる事を選び、自らの信仰を守り抜き、流浪の民となることを選んで世間を驚かせました。

 

1614年に徳川家康によりキリシタンの国外追放令が出され、金沢の前田家に身を置いていた右近は迷惑が掛かるとして、雪が降る215日に家族と共に徒歩で金沢を出発し、大阪からは船で長崎に向かいました。長崎からフィリピン・マニラに送られる船エステバン・デ・アコスタ号に乗り、順調なら10日程のところ、43日間の過酷な航海を経て12月にマニラに到着しました。

マニラに到着するとスペインの総督フアン・デ・シルバらから大歓迎を受けましたが、旅の疲れや慣れない気候で病にかかり、161523日に天に召されました。63歳でした。

 

列福式の翌日28日、教皇フランシスコはバチカンでの一般謁見の席で、福者ユスト高山右近を信仰と愛の模範として振り返られました。

教皇は右近を、信仰において決して妥協することなく、名誉も豊かさも放棄し、卑しめられ、流刑となることを選んだその生き方は、キリストとその福音に忠実であり続け、「信仰における剛毅と、慈愛における献身の感嘆すべき模範」、として称えられました。


MU

 

高山右近の生涯についてはWikipediaをご覧ください。

(注*Wikipedia の生い立ちで「10歳でキリスト教の洗礼」とありますが、列福式の中では12歳で受洗と紹介されました)

参考

列福式の動画

http://www.asahi.com/articles/ASK2745L8K27PTFC004.html

http://www.christiantoday.co.jp/articles/23189/20170208/takayama-ukon-reppuku.htm

 

ブログランキングに参加しています。「キリスト教」「人気ブログ・・・」をクリックで応援していただけますと幸いです。FBをお持ちの方は、よろしければ「いいね」「シェア」のクリックもお願いします。

✨✨👇✨✨👇✨✨👇✨✨👇✨✨

2017.02.15 19:51 | その他
| ホーム |

FC2Ad

当教会は福音的プロテスタント教会です 統一協会(世界基督教統一神霊協会)やエホバの証人(ものみの塔)、モルモン教でお困りの方はご相談ください

当ブログへのリンクや画像・文章等の転載については事前にご連絡ください

新改訳聖書(c)新改訳聖書刊行会

新共同訳聖書(c)共同訳聖書実行委員会 Executive Committee of The Common Bible Translation

(c)日本聖書協会 Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988

口語訳聖書(c)日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1954,1955

Copyright (c) 2008-2013 LVJCC Blog All Rights Reserved.