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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

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40年以上前からクモに関する研究を続けている方がいます。その方は英オックスフォード大学のフリッツ・ボールラス教授です。

先日読んだ、ボールラス教授の記事が心を明るくしました。今回はその、ボールラス教授のクモの糸の研究についてお伝えします。

 

ボールラス教授がクモの糸の研究を始めたきっかけは、幾何学的で複雑な構造を持つクモの網に引かれて、その仕組みを解明したくなったからなのだそうです。ボールラス教授は1976年に最初の論文を発表して以来、クモの巣の特徴や機能を解明する画期的な研究を次々に発表しました。

 

同じ重量で比較した場合、クモの糸は鉄を上回る強度がある一方、非常に柔軟なのだそうです。しかも、多くのクモはその糸を食べ再利用し、新しい網(糸)を毎日生み出します。

 

そのクモの糸が、将来の再生医療に新たな希望を与えていると言います。

クモの糸は出血と感染を防ぐ効果があるとされ、古代ギリシャ以来、傷口に塗り込む形で治療に用いられてきたと言われているそうです。

ボールラス教授は、クモの糸から傷口を覆う創傷被覆材を作って動物実験をし、傷口が拒絶反応を起こすことなく融合することを発見しました。それは未洗浄のクモの糸でも傷口をとじる効果が期待でき、後で取り除く必要もないのだそうです。

 

クモの糸を分析した結果、特殊なタンパク質構造と、圧力や変形に対する耐性を備えていることが判明し、それがクモの糸特有の強度や柔軟性につながっていることを特定できたと言います。

 

ただ、クモの糸は大量生産することができません。クモは共食いをする性質があるので、集団飼育ができないからです。

そこでボールラス教授は蚕(カイコ)の力を借りることを思いつき、クモの糸と似たタンパク質構造を持つ生糸を生み出す野生種の蚕の存在を突き止めました。そして遺伝子解析を行い、蚕の持つ有毒物質を取り除き、強靱できれいな物質として再構成したもの、「スパイドレックス」を作り出しました。

 

商業的にも注目され、医療品開発の会社を設立しました。

「スパイドレックス」の活用方法を検討した末、膝の置換手術にターゲットを当てました。なぜなら米国だけで年60万件の膝の置換手術が行われているからです。

この膝のインプラントを足場とし、膝軟骨の代わりとなる柔軟な物質の開発を進めています。

現在はインプラントの臨床試験を行っている段階だそうです。2018年までに実用化に結び付けたいとしています。 

 

クモの糸に基づく再生医療には新たな可能性が広がっており、毎日のように新しい研究が発表されています。

例えば、クモのDNAをヤギに埋めこんだり、酵母から糸を生成するという試みや、縫合糸や移植片などへの活用も進んでいます。また、ヘルメットや、航空機の機材などのテーマにも取り組んでいるということです。

 

 

世の中は終末の様相を呈している昨今ですが、一方ではひたすら新たな道を切り開き、嬉々として進んでいる人たちもいるのだと、そして、そこにも主がおられることを知りました。

 

「われわれの神、主は、われわれが呼び求める時、つねにわれわれに近くおられる。いずれの大いなる国民に、このように近くおる神があるであろうか。」申命記47

 

(MU)


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2016.11.02 16:20 | その他
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