LVJCC Blog

ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

      ann1a.jpg
      アンネ・フランク・ハウス ミュージアム入り口

前回のブログの通り、無事に、アンネ・フランク・ハウスへの入館予約ができた約2週間後、いよいよアンネ・フランク・ハウスに行く当日になりました。

アンネ・フランク・ハウス及びミュージアムはアンネ達が本当に隠れて生活していた建物とその隣接建物を使ったもので、あまり規模が大きくないため、午前9時~午後3時半までは予約のみでの入館になります(それ以降は、予約なしで入館可能)。
午後1時の入館チケットを予約していたので、12時にはアンネ・フランク・ハウス及びミュージアムへ向かいました。
入り口には長い列がありましたので早めに並ぼうとしたのですが、「15分前に来てください」と言われ、その通りに伺うとスムーズに入ることができました。
入館チケットには、アンネ・フランク・ハウス及びミュージアムを各自で見るチケットと、そのチケットに30分間のアンネ・フランク・ハウス及びミュージアムに関する説明や質疑応答の時間が与えられるチケットがあります。 今回は、30分間を含むチケットが与えられましたので、写真を撮ったり、しっかりお話を伺う事ができました。

30分間の間に、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害の背景、アンネ・フランク一家のドイツでの生活からアムステルダムへの移住のこと、アムステルダムでの生活、隠れ家生活の準備と移住日の決定、隠れ家の建物について、隠れ家生活そしてその協力者、アンネの日記、このミュージアム設立にあたって 等、多くの背景を知ることができたことは、アンネ・フランク・ハウス及びミュージアムを後に見て回る時に大きな手助けになりました。

ann2a.jpgアンネ(2年生)とクラスメイト 1936年

ann3a.jpgドイツ・ナチス軍の占領に関する資料地図

その後、いよいよ隠れ家のあった建物に入り実際にアンネ達が生活した建物に入ります。(これからは撮影禁止です)
アンネ一家4人、そしてアンネのお父様の会社で働いていた同じユダヤ系の家族 ペルス家の3人(フランク家の潜伏から1週間後に移住)、そしてフリッツと言う男性(フランク家の潜伏から4か月後に移住)が25か月間隠れ住んだ場所は、元々アンネのお父様、オットーが経営する会社があったアムステルダムの運河に面する建物です。
近辺の多くの建物と同じように、この建物にも運河に面する正面側の建物の裏に、もう一つ建物があります。全体はとても複雑な構成になっていることと、正面の建物の1階は倉庫、2階は事務所、3階は商品貯蔵庫等、会社の用途に使われ、アンネ達の隠れ家は、裏にある建物の3階以上にあったため、隠れ家へアクセスする場所はごく限られた人しか知らなかったようです。

ann4a.jpg
アンネの隠れ家 (2タイプの屋根)

ミュージアム、特に隠れ家部分は、写真やアンネの日記から抜粋された日記の部分部分が掲示されているだけで、全てからっぽでした。
それは、アンネ達が逮捕・強制連行された後、ナチスの命令で家具や持ち物が全て隠れ家から持ち出された事と、アンネのお父様が、何百万人の多くのユダヤ人がナチスに連れ去られ、二度とそれぞれの生活の場に戻れなかったように、この部屋の家具もこの部屋へ戻すことを望まなかったからだと言われています。

当日は人が多く、ゆっくりアンネ達が生活した空間でその時の事を想像する余裕もなかったのですが、今思うと、あの空間と日記の内容を重ねるとアンネが記した言葉が活きてきます。


<8人目の同居人が加わる前、姉のマルゴーと共有していた部屋を装飾した時の事>
「さいわいパパが前もって、私のすべての絵はがきや映画スターのコレクションを送っておいてくれたので、糊とハケの助けをかりて、壁全体を一枚の大きな絵に仕立てました。  1942年7月11日」

<部屋を共有しているファーファさんへの不満が記された日記>
「週に2度、午後の4時から5時半まで、わたしたちの部屋にある小さなテーブルを、わたしに使わせていただくわけにはいかないでしょうか(これ以上ていねいな口はきけないくらいです)。いまは毎日、2時半から4時までファーファさんが昼寝をしているあいだ、わたしがそこにすわっていますが、それ以外の時間は、部屋にもテーブルにも近づけません。  1943年7月13日」

<隠れ家での生活 20カ月目頃>
「こういう状況のなかでのせめてもの救いは、こうして考えることや感じることを紙に書きしるすことができるということです。そうでなかったら、完全に窒息していたでしょう。  1944年3月15日」

次回へ

写真や日記内容は、アンネ・フランク・ハウスの来館者用パンフレット及び http://annefrank.org/ より引用

(KS)


下記のアイコンのクリックで応援をお願い致します!
✨✨👇✨✨👇✨✨👇✨✨👇✨✨
2016.08.31 09:21 | その他
| ホーム |

FC2Ad

当教会は福音的プロテスタント教会です 統一協会(世界基督教統一神霊協会)やエホバの証人(ものみの塔)、モルモン教でお困りの方はご相談ください

当ブログへのリンクや画像・文章等の転載については事前にご連絡ください

新改訳聖書(c)新改訳聖書刊行会

新共同訳聖書(c)共同訳聖書実行委員会 Executive Committee of The Common Bible Translation

(c)日本聖書協会 Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988

口語訳聖書(c)日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1954,1955

Copyright (c) 2008-2013 LVJCC Blog All Rights Reserved.