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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

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安息日の由来は、創世記に記されているように、神が6日間の天地創造のわざのあと第7日に休まれたことに基づいています。それでユダヤ人は安息日である土曜日に礼拝を捧げました。その礼拝の日が週の第1日である日曜日に変更されたのは使徒の時代です。

 聖書を見ると、クリスチャンたちは初代教会の時代に、週の第1日である日曜日に礼拝を捧げていたことが分かります。その初めは、ペンテコステ(五旬節)の日です(使徒2:1)。五旬節の日とは、安息日(土)の翌日から満7週を経た日のことで、日曜日です。つまり聖霊降臨の日は日曜日でした。

 以後、日曜日は主イエスの復活の日であり、また聖霊降臨の日であるということから、クリスチャンたちは毎日曜日に礼拝を捧げるようになりました(使徒20:7、Iコリント16:2)。クリスチャンたちがなぜ礼拝の日を土曜日から日曜日に変更したのかという具体的ないきさつについては聖書には記述がありません。しかしキリストの使徒たちは、礼拝のための集会を日曜日に持つよう定め、それ以来、教会は日曜日に礼拝を守るようになったのです。

 ただし間違ってはならないのは、これは安息日が土曜日から日曜日に変更になったということではないのです。変更になったのは礼拝の日であって、安息日ではありません。安息日は今も土曜日です。そもそも安息日はユダヤ人のためのもので、異邦人のためのものではありませんでした。ユダヤ人の間には、「ユダヤ人が安息日を守ってきたのではなく、安息日がユダヤ人を守ってきた」という言い伝えがありますが、安息日を守ることが、ユダヤ人のアイデンティティを支えてきたのです。

 聖書の「使徒行伝」によれば、初代教会において、異邦人クリスチャンにも割礼を施したり、安息日順守も含めて、モーセの律法を守らせるべきだというユダヤ人キリスト者がいました。そこで論争が起こり、結局、教会会議のすえ、異邦人クリスチャンは次の4つのことだけを守ればそれでよい、ということになりました。その4つとは、「偶像に供えた物と、血と、絞め殺した物と、不品行とを避ける」ということです。これらを避けて生活するなら、とくに割礼を受けなくてもよい、また安息日律法を含むモーセの律法の厳格な順守は要求しない、という決議だったのです。

 このように、安息日はユダヤ人のために与えられたもので、異邦人クリスチャンのためのものではありません。今日も安息日は土曜日なのですが、だからといって、異邦人クリスチャンもユダヤ人のように厳格な安息日順守をしなければならない、というものではないのです。

 メシアニック・ジュー(主イエスを信じるユダヤ人)の人々も、彼らは、土曜日を安息日として守り、その日に礼拝を持っていますが、「安息日はユダヤ人に与えられたもので、異邦人のためのものではない。異邦人クリスチャンは土曜日の安息日を守る義務はない」という立場に立っています。

 このように、安息日は今日も土曜日です。しかし初代教会以来、主の日である日曜日が、礼拝の日として定められました。そのために、異邦人クリスチャンは日曜日を主の日として休み、また礼拝の日として守り続けてきたのです。

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LVJCC鶴田健次牧師


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2016.08.22 10:05 | キリスト教 Q & A
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