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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

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明け渡し

 

 

今日は、『明け渡し』ということについて考えてみました。

 

信仰生活は戦いです。しかし、私たちが犯しやすい間違いは、創世記32章にあるヤコブのように、その戦いが、しばしば神との戦いになることです。つまり、私たちは無意識のうちに神と戦っていることがあるのです。その戦いは絶対に勝てる戦いではないのですが、それでも私たちは神との戦いとは知らず、それを試みるのです。

 

多くのクリスチャンがいつまでも同じ問題を抱え、その問題にほとんど進展が見られないということがあります。その理由は、自分の中にある心の王座を神に譲ろうとしないからです。つまり、私たちは自分を神の立場に置き、自分の思いを貫きながら、私たちの内になされようとする神の御業を妨げているということがあるのです。

 

私たちは神ではないし、これからも絶対に神にはなれません。私たちはどこまでも人間なのです。ところが、私たちは自分の人間としての限界を頭では受け入れますが、心では受け入れようとしません。また、人間としての弱さや無力さに頭では同意できますが、心では同意できません。そのために、私たちは神の御心に素直に従うことをせず、自分の考えを貫こうとするのです。

 

明け渡しの意味:  

自分を神に明け渡すとは、私たちの合理的な考えを捨てることではありません。神は私たちに与えた心を無駄にはされません。神は私たちを自由意志のないロボットとして仕えさせようとは望んでおられません。明け渡しは、私たちの個性を無くすことではなく、むしろ私たちのユニークな個性を用いるために必要なのです。明け渡しは、私たちの個性を抑えるのではなく、むしろそれを本当の意味で活かすものなのです。

 

二十世紀の知恵と呼ばれるC.S.ルイスは、このように言ってます。

「私たちが神に自分を委ねれば委ねるほど、私たちは、より本来の自分になることができる。なぜなら、神が私たちをそのように創られたからである。神は、あなたや私がそうなるべく、すべての人を違う者として創られた。そして、キリストに信頼し、キリストに自分を明け渡すとき、私たちは初めて自分自身の本当の個性を持ち始めるのである。」

 

 

今日の一言: 神への明け渡しは本当の自分を生きる道

 

 

鶴田健次

 

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2021.11.27 12:28 | 牧師室より



stars_20211109073016a66.jpg星の煌めき


ある女の子に起こったお話しです。


その女の子のお父さんは彼女が6歳の時に突然事故で亡くなりました。

彼女はその時の母親の悲しむ姿に動揺して「自分のせいだ」と思ってしまい、人前で話すことができなくなりました。


その時に住んでいた家は築100年の大変古い家で夫を亡くした女の子のお母さんは自分一人で維持していく事はできなくなり、家を出て小さなビルに引っ越しました。


女の子はそのベランダから夜になるといつも星をみながら神様の存在を感じました。


こんな綺麗な星空を作るのは神様しかいないと信じました。


そこで女の子は毎晩星空に向かって「神様、いつかかわいいおうちに住まわせてください、色が可愛いくて家の中は木の香りがする明るくてあったかい感じのするお家」と祈っていました。



それからその子は大人になり救われ神の子となりそんな祈りをした事もすっかり忘れていました。人生の悲しみを乗り越えて人生のやり直しの時が来た時彼女は自分の新しい家を探すことにしました。


そして家を見に行くと彼女が子供の頃に祈ったその通りの家が目の前にありました。


可愛いオレンジの壁とグリーンの屋根のイタリアンカラーの家は明るく木の床でできていてあったかい感じのする子供の頃に祈った通りの家でした。


彼女は神様が「何年経っても約束は覚えているよ」と言われた気がしました。


神様は生きて今も働かれています。


祈りは必ずきかれます。神様の時に神様の方法できかれます。

それはいつも時にかなって美しく、最善であり私達は神の約束が必ず最善の方法で完成される事を知らされます。


今、あなたが困難の中にいても神はあなたと共におられ、その過ぎ去る時もご存知です。


私達がすべき事は全てを神に委ね、神のご計画と時を信じて自分にできることを熱心に日々過ごす事で神への応答をすることだと思います。


あなたの約束はわたしを生かすので、わが悩みの時の慰めです。

詩篇 119:50 JA1955


毎日神様との会話の大切さ、親密さで祈りは変わり、神への応答も変わっていきます。


そして信仰が成長し、あなたが神の愛を伝える側になります。


神はいつから語られていましたか、神はあなたが生まれる遥か前からあなたの誕生を待っておられました。


まだ子供らが生れもせず、善も悪もしない先に、神の選びの計画が、

ローマ人への手紙 9:11 JA1955



子供の頃は純粋に全てのことが信じられました。

子供達に神様の愛を伝えることは心が柔らかく柔軟に受け入れられる時に目で、耳で心で感じられるように子供達の感性を大事にしてあげることはとても大事だと思います。


子供たちに神様と話す機会を作ってあげましょう。そして人生の大変な時に必ずそのことを思い出し、神がこんな前から愛してくださっていたことを知り深い愛に感動を覚えます。


あなたの近くに神様をおいてください。神があなたを通して語られます。


(LL)


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2021.11.24 10:00 | 神のなさる事

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従順を装った不従順

 

 

「ノアは、すべて神が命じられたとおりにし、そのように行った」(創世記622

 

もし神があなたに巨大な船を造るように言われたら、あなたは神に質問や異議や条件を言われますか? しかし、どうでしょう。ノアはそういうものは何も言いませんでした。たとえ世界が地上のすべてを覆う大雨を経験したことがなくても、彼は無条件に神に従い、山の上で巨大な船を造ることをしたのです。

 

神への従順とは、神が言われることは何でも、無条件に、躊躇せず行なうことを意味します。先延ばしをして、「祈って考えます」などと言わず、すぐにするのです。親であれば誰でも、「あとでするから」という我が子の従順は不従順であることを知っています。

 

私たちは、しばしば神に対して、部分的に従順であろうとします。私たちは従うべき神の言葉を選り好みします。私たちは、不合理で、難しく、犠牲の伴う、世的に人気のない神の命令を無視しながら、自分の好きな神の言葉を掲げて、それに従おうとします。

 

「私は教会には行きますが、献金はしません」、「私は聖書を読み祈りますが、あの人を赦しません」、「私にも問題はありますが、あの人の問題は本当に問題です」などと考えたりします。しかし、そのように自分の都合に合わせた従順は、神に対しては不従順なのです。

 

本当の従順は、心から喜んで神の言葉を行なうことです。リビングバイブルの詩篇1002を見ると「喜びをもってお仕えしなさい」とあります。これはダビデの態度です。

 

またリビングバイブルの詩篇11933には、「神様、実際にどうしたらいいかを教えてください。そのとおりにしたいと思います。いのちある限り、心を尽くしてお従いします」とあります。

 

ヤコブはクリスチャンたちに、「これでわかるように、人が義とされるのは、行いによるのであって、信仰だけによるのではない(ヤコブ224)」と言いました。

 

神の言葉は、人が自分の行いで救いを手に入れることはできないことを明らかにしています。救いは、確かに人の努力によるのではなく、ただ恵みによるのです。しかし、人は神への従順を通して神を喜ばせ、神に近づき、神の栄光を現わすことができるのです。

 

 

今日の一言: 神に真実に従順であろう

 

 

鶴田健次


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2021.11.20 07:30 | 牧師室より
give thanks to the Lord
                   ただで受けることの難しさ


皆さんの周りに人に施すことの好きな方がいらっしゃると思います。


そしてたまにその中に人にあげることは大好きなのですが誰かが何かをあげようとすると受け取ることのできない方がおられます。


人に何かを「あげる」のは嬉しくてまた気持ちがいいのです。


しかしその人から「お返し」ではないですが「では私からはこれを」と言われると「いや、結構です」という方がおられます。


人にあげることは実は簡単で、人からもらうことは難しいのです。


神は神の戒律を守れない人間にそれではわかりやすいようにと十の決まり事を与えました。

しかし、それでも人間はモーセが山から降りてくるまでの短い間にでさえもそんな十の神の決まり事を守れませんでした。それでは神が望んでおられる「神との和解」「永遠の命を受ける救い」が全く成就しません。


そこで神はとても簡単な方法を人間に与えてくださいました。

神は霊ですから見えませんし、聞く耳がなければ言葉も聞こえません。


そこで「肉体を持ったイエス」様が来られ、目で見て耳で聞くことができる教えを語られました。


「救い主イエス」を受け入れれば神の前にある罪が赦され永遠の命が約束されます。


とても簡単なことなのです。


しかし、人の傲慢は肉体を持った神であるイエスを見ると「人間であり」人の子から生まれた、という理由で信じることができず人間イエスを殺してしまいました。


三日後にイエスが蘇られてから多くの人がイエスを信じ救いを受け入れました。


まだイエスを知らない人は「タダで受けること」に「違和感」を持ちます。


この世では「タダでもらえる」ことには必ず「何かが後で要求」されるからです。


しかし、神が与えるものはこの世のものとは異なり「ただのまま」であなたの得にしかなりません。


多くの金持ち・人間が願うのは行き着くところは「永遠の若さと命」です。


それは人間の知恵では絶対に得ることのできない虚しい希望です。お金をいくら払ってもいいから永遠の命を欲しいと願う人がいます。


しかし、それを「タダでもらえる」となると信用できない人間の愚かさがあります。

身代わりになってくださった「神」ご自身の価値はこの世のどんな金持ちでさえ買うことなどできない膨大な金額となります。


それを神は人間を愛するがゆえにどんな貧乏な人でも「平等に」受けることができるようにただで与えると言われました。


今日あなたがいつもお世話をしている、いつも何かをあげている方が何かをあなたにあげようとされたらどうぞ笑顔で受け取ってください。


そのことであげた方は受け入れられたと感じ、そのかたを喜ばすことができます。


あなたがして欲しいと思うことを人にしてあげるとはあなたが何かpresentをしたときには心から喜んで受け取ってもらいたいように相手も同じように思っています。


同じようにあなたが神の贖いの愛を受け入れた時、神は大変喜ばれます。

その神の喜ばれ方は遥かに大きくこの世の全てが盛大に祝ってくれることを感じます。


「タダで受けることの喜び」


今日はどんな贈り物があるでしょうね。


神の贈り物を感謝して感謝祭を迎えたいと思います。


(LL)



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2021.11.17 10:00 | 神のなさる事
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エペソ書

本日より新しく聖書クラスの課題「エペソ書」が始まりました。

これはパウロがローマにより投獄中に記載されている書簡です。(使徒19章参照)エペソ書は前半と後半に分かれており、前半は「福音のストーリ」からなりイエスの生涯と他民族からなる共同体は歴史のクライマックスであると説明しています。

後半は福音は生活のあらゆる側面に影響を与えるべきだと述べています。

それは内面、人間関係、社会、家庭、教会におけるさまざまな場面全てにおいてです。


1.パウロのあいさつ(1:1-2)

2.教会の成立(1:3-14)

3.教会の自覚―パウロの祈り(1:15-23)

4.教会の創造(2:1-10)

5.教会の一致(2:11-22)

6.教会の奥義(3:1-21)

7.教会の実践生活(4:1-6:9)

8.教会の戦い(6:10-20)

9.結論(6:21-24)


一章は父なる神がなさってくださった大いなるご計画を讃える詩で始まっています。(創世記の約束に追従)


イエスは私たちの最もひどい罪と過ちから贖ってくださり、

神の恵によって人生の側面を新しく理解する道が開かれたのです。


1:10で神の目的は天にあるものと地にあるものとをキリストにあって一つにすること言われています。


ユダヤ人に対する祝福が異邦人である私たちにも与えられ聖霊がユダヤ人と異邦人を神の家族としたとあり、父なる神、子なるイエス、聖霊の三位一体の神がともに福音のストーリーの中に働いている点を見事に描写されています。


「勉強」することが難しい、とお考えの方もおられるかもしれませんがこの「聖書クラス」は勉強ではなくあなたの信仰を新たにし、魂の喜びが増すことができます。

神の壮大な恵のご計画を再度、目で、耳で、心で確認されてみませんか。


現在「聖書クラス」はZOOMで行われており、遠方におられる方にも参加可能となっております。

詳細はメールでお尋ねください。


lvjccblog

@gmail.com


時間はLas Vegas 時間、毎週月曜日の午前9時から10時半までになっています。ご都合の良い方はご参加ください。


(LL)



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2021.11.16 05:04 | 祈祷会、各クラス

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