コロンブスの卵
クリストファー・コロンブスが、困難な航海の末にアメリカ新大陸を発見して、援助者のスペイン皇后イサベルのもとに戻ってくると、国民は誰かれの別なくコロンブスを大歓迎しました。まさに英雄であり、大スターであり、爆発的人気にコロンブスはもみくちゃにされるほどでした。
ところが、成功者を見ると、嫉妬して、素晴らしい業績に何かとケチをつけたがる心の狭い人々がどこにでもいるものです。何もできない、また何もしない者にかぎって、うるさく陰口をたたくのです。
ある歓迎の宴会の席で、凱旋将軍のように称賛を浴びているコロンブスの姿を見て、ある男が意地悪く、「新大陸の発見といっても、こんなに大騒ぎをするほどの出来事かな。船をただ西へ西えと走らせて行って、偶然にぶつかっただけじゃないか。さして困難な事業というわけでもあるまい」と冷笑しました。
するとコロンブスは、「おっしゃるとおり。わたしも新大陸の発見を自慢できるとは思っていないし、ことさら自慢してもいない。ただ、船を西へ西へと走らせていけばきっと大陸にぶつかるはずだと、誰よりも先に思いついたのを手柄にしているだけですよ」と応じてから、テーブルの上にある卵を一個手にして、これを立てられる者がいたら、ここでいま立てて見せてくれるように提案しました。冷笑した男をはじめ、その場に居合わせた人々が卵を立てようと、いろいろ工夫してやってみましたが誰ひとりとして出来る者はいませんでした。
そこでコロンブスは、「あまりむずかしい事ではありませんよ。まあ、わたしがやるのを見ていてください」と言い、卵の尻のところを軽くテーブルにぶつけて、へこませてから立ててみせました。なるほど卵は立ったのです。ところが、それを見ていた人々は、「なんだ。それなら誰にでもできる。なんでもないことじゃないか」と言って笑いました。
するとコロンブスは、「そうです。卵を立てるなど何でもないことですよ。でも、あなた方は誰ひとりとしてこうした方法に気が付かづ、卵を立てられなかったではありませんか。わたしだけが気付いたのです。新大陸の発見だって同じです。何でもない事でも、最初に思いつくのが大事なのです。そうではありませんか。人がやってしまったあとで、なんだ簡単ではないかと批判するのは子供だってできます。」 そう言って、新大陸の発見にケチをつけた人々を見つめました。
コロンブスの卵とは、創造性という能力の性格を巧みに言い表している言葉だと言えます。何事も、最初に思いつくということは非常に価値のあることです。また同時に、思いついた事を実行するということも、その価値をどれだけ強調してもし過ぎることがないほどに大切なことです。
傍観者の立場に立って、どれだけ立派な理論を述べることよりも、どんなに小さな事でも、それを実行することのほうが遥かに価値のあることです。あなたも、言うだけの者にではなく、実行する者になりましょう。
今日の一言: 成功の反対は何もしないこと
鶴田健次
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エゼキエル戦争
8月13日、トランプ大統領は、イスラエルとアラブ首長国連邦が国交の正常化で合意したと発表しました。アラブ首長国連邦というのは、7つの首長国からなるアラブ諸国の中でも重要な存在です。これは何と言っても、今年一番のビッグニュースだと言っても過言ではないでしょう。
パレスチナ問題を抱えるイスラエルは、アラブ主要国のうちエジプトとヨルダンとしか国交がなく、アラブ諸国との関係が正常化することが長年の悲願でした。そういう中での国交正常化の合意がアラブ首長国連邦との間でなされたことには非常に大きな意味があると言えます。
この状況を、聖書預言から逆読みすると、おそらく、これに続いてサウジアラビアもイスラエルとの国交正常化に合意する日がやって来ると考えられます。その狙いは、アメリカ、イスラエル、サウジアラビアがイラン包囲網を構築することです。ここ数年、サウジアラビアの実力者ムハンマド皇太子と、イスラエルのネタニヤフ首相、そしてトランプ大統領の娘婿であるクシュナー上級顧問の緊密な繋がりがささやかれてきました。おそらくある大事な取り決めについて話し合われてきたはずです。私は、それがイスラエルとサウジアラビアの国交の正常化だと想像します。
サウジアラビアはかつてはイスラエルの敵でしたが、今では親イスラエルです。サウジアラビアはイランと敵対関係にあります。ですからサウジアラビアがイスラエルと結びつくのは必然的なことです。そうなるとイランはイラクとも敵対関係にありますし、これまで以上にロシアの後ろ盾が必要になります。そのように考えると、やがてロシアとイラン、トルコ、リビヤ、スーダンが同盟を組んで、イスラエルを攻撃するという聖書預言にあるエゼキエル戦争がより現実味を帯びてきます。
預言者エゼキエルは、今から2600年前に終末時代に起こる戦争について次のように預言しました。
さらに、私に次のような主のことばがあった。
「人の子よ。メシェクとトバルの大首長であるマゴグの地のゴグに顔を向け、彼に預言して、言え。神である主はこう仰せられる。メシェクとトバルの大首長であるゴグよ。今、わたしは、あなたに立ち向かう。わたしはあなたを引き回し、あなたのあごに鉤をかけ、あなたと、あなたの全軍勢を出陣させる。それはみな武装した馬や騎兵、大盾と盾を持ち、みな剣を取る大集団だ。ペルシヤとクシュとプテも彼らとともにおり、みな盾とかぶとを着けている。ゴメルと、そのすべての軍隊、北の果てのベテ・トガルマと、そのすべての軍隊、それに多くの国々の民があなたとともにいる。備えをせよ。あなたも、あなたのところに集められた全集団も備えをせよ。あなたは彼らを監督せよ。 (エゼキエル38章1~7節)
エゼキエルは、当時の国名や地域の名前を使って預言しています。「メシェク」とは「モスクワ」の遠い語源であり、「トバル」とは「トボリスク」の語源です。この二つの領域を束ねるものが「ゴグ」です。「ゴグ」は、地理的に見るとイスラエルの北の果てにあります。この「ゴグ」とは現在のロシア以外に考えられません。
「ペルシャ」とは、現在の「イラン」です。「クシュ」とは、古代ヌビア地方にあった国で、現在のスーダンです。「プテ」は現在のリビア、「ベテ・トガルマ」とは、今のトルコ地方です。つまり、エゼキエルは、終わりの日になると、ロシアとイランとトルコとリビアとスーダンが同盟を組み、ロシアがボスとなってイスラエルに一気に攻め込むと語ったのです。
さて、その結末はどうなるのでしょう? すでにその結末は預言されています。
ゴグがイスラエルの地を攻めるその日、神である主の御告げ。わたしは怒りを燃え上がらせる。わたしは、ねたみと激しい怒りの火を吹きつけて言う。その日には必ずイスラエルの地に大きな地震が起こる。海の魚も、空の鳥も、野の獣も、地面をはうすべてのものも、地上のすべての人間も、わたしの前で震え上がり、山々はくつがえり、がけは落ち、すべての城壁は地に倒れる。わたしは剣を呼び寄せて、わたしのすべての山々でゴグを攻めさせる。神である主の御告げ。彼らは剣で同士打ちをするようになる。わたしは疫病と流血で彼に罰を下し、彼と、彼の部隊と、彼の率いる多くの国々の民の上に、豪雨や雹や火や硫黄を降り注がせる。わたしがわたしの大いなることを示し、わたしの聖なることを示して、多くの国々の見ている前で、わたしを知らせるとき、彼らは、わたしが主であることを知ろう。」(エゼキエル38章18~23節)
世界中がイスラエルの絶体絶命の窮地を見守る中、神は大地震を起こしてイスラエルを助け出されるのです。またイスラエルを攻めてきた大軍隊は、同士討ちを始めたり、疫病、災害、火によって全滅するというのです。世界中の人々の予想とは裏腹に、イスラエルを攻めてきた軍隊だけでなく、攻めて来た軍の祖国までも滅びてしまうというのです。
こうして、イスラエルは奇跡的に大勝利を収め、イスラエルを攻めてきた国々は滅び、二度と立ち上がれなくなります。その時、イスラエルの民は神を強く意識します。また同時に、世界中が神の御手に守られているイスラエルを見ます。こうしてイスラエルは世界中の注目の的になります。
わたしはマゴグと、島々に安住している者たちとに火を放つ。彼らは、わたしが主であることを知ろう。わたしは、わたしの聖なる名をわたしの民イスラエルの中に知らせ、二度とわたしの聖なる名を汚させない。諸国の民は、わたしが主であり、イスラエルの聖なる者であることを知ろう。(エゼキエル39章6-7節)
こうしてロシア、アメリカ中心の時代は終わり、勝利したイスラエルと、残った大国のヨーロッパの時代が来るでしょう。しかし、そこで終わりではありません。これは恐ろしい時代の始まりなのです。
イエス・キリストは次のように言われました。
「あなたがたは、・・・・そんなによく、空模様の見分け方を知っていながら、なぜ時のしるしを見分けることができないのですか。」(マタイ16:2、3)
世界は終末時代を迎えようとしています。イエス・キリストは「時のしるし」を見分けるようにと警告されました。私たちは今日において観察できる「時のしるし」を自分で調べる必要があります。真理の探究は、人任せにすべきではありません。
聖書の神は偉大な神です。その神が私たち人類に神の計画を知らせておられます。それが「時のしるし」です。それによって神は一人でも多くの人々を救いに導こうとしておられるのです。
今日の一言:聖書を学んで「時のしるし」を見分けよう
鶴田健次
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世界は大きく変わりつつある
相変わらず、新型コロナの感染拡大が演出され、誇張される事態が続いています。その証拠に、その誇張報道の邪魔になる、キャピタルヒルで開催された10名ほどの勇気ある医療関係者たちによるPress ConferenceのYouTube動画が早くも削除されてしまいました。
Press Conferenceの概要は、まず新型コロナの予防薬があるとのことで、医者の一人は、「自分はこれまで350人の患者を診てきたが、この薬によって、一人も死亡者が出なかった。薬の名前は、ヒドロキシクロロキンだ」と言いました。トランプ大統領は、以前、この薬を使うように主張しましたが、反対政府によって危険物扱いにされ、アメリカでの使用が許可されませんでした。しかし、このPress Conferenceの翌日、トランプ大統領は、ヒドロキシクロロキンが新型コロナを撃退するのに有効だと再び主張し、公衆衛生当局の見解と対立する事態が続いています。
このPress Conferenceに、アメリカの各地から勇気ある医者たちが集まり、命がけで「本当のこと」を知らせようとしました。彼らは、医療機関の上層部からの圧力で、本当のことを言えなくされているそうです。一人の医者は、「私は殺されるかも知れないが、国民に恐怖から解放されて欲しいから言うのだ」と言いました。
カリフォルニアから来た男性の医師は、「既に病気を持っている子供は別だが、新型コロナで死んだ子供はいない。子供から大人に、大人から子供に感染することもない。だから、学校を閉鎖する必要など全くない。健康な子供達は学校に行って、他の子供達や先生たちと交流する自然の生活に戻るべきだ」と主張しました。
新型コロナが危険なのは、糖尿病の人、太り過ぎの人、肺が悪いとか、他の病気を持っている免疫力が低下している人です。しかし、それは新型コロナに限らず、どの病気も同じです。コロナに感染した人たちの統計が出てますが、コロナにかかっても普通は死なないそうです。コロナで死んだとされている人たちの多くが、本当は他の病気で死んだにも拘わらず、コロナで死んだことにされているだけだというのがこの医者たちの主張でした。
にも拘らず、毎日、朝から晩までテレビのニュースの情報操作に脅かされ、それを鵜呑みにしている人達は恐れをなして、外に出ようともしません。もちろん、インフルエンザに感染しないように気をつけなければならないのと同じように、新型コロナに感染しないように気をつけるべきです。しかし、インフルエンザを理由にロックダウンをという話は聞いたことがありません。車の事故による世界の死者数は、年間135万人です。車の事故による負傷者の数は年間3~5千万人です。新型コロナより大きな被害です。しかし、車の事故を理由に、車の運転や車の製造を禁止するという話は聞いたことがありません。
では、なぜ新型コロナの被害がもっと少ない時点においてさえ世界中がロックダウンという政策を取らされてしまったのでしょうか? 私たちは、政府の報道を鵜呑みにするのではなく、変だと思ったら、マスコミを介しての政府の報道をさまざまな角度から検証し、それに対する理性的な答えを検討する必要があるのではないでしょうか。
日本ではPCR検査の陽性者の数が、7月前半に一日200-400人だったのが、7月後半には600-800人に増加し、8月前半には1000-1500人に増えました。一見すると、第2波の感染拡大が起きているかのようですが、実際には検査数が増えたことで陽性者が増えているだけなのです。一日当たりのPCR検査数は、7月前半で6000-1万人、7月後半になると8000-16000人、8月前半になると18000-26000人と増え続けました。検査を増やさなければ陽性者は増えないのです。陽性者数を増やすことで、あたかもコロナが猛威を振るっているかのような印象を与える目的がそこにはあるのではないでしょうか。
また、「陽性者は、他人に感染させる恐れがあるので、どんどん検査数を増やして陽性者を見つけ出し、感染が広がらないようにしなければならない」という考え方も一般的です。しかし、この考え方は大きな間違いです。真実を語る専門家によれば、陽性者の多くは、喉の奥の咽頭・気道の表面に新型コロナのウイルスが付着しているだけで感染してなどいないのです。PCR検査は、気道の表面にウイルスが存在するかどうかを調べるだけで、そのウイルスが気道表面の細胞内に入り込んでいる状態の感染になっているかどうかを見分けることはできないそうです。陽性者のうち、何割が感染し、何割がウイルス付着のみで感染していないのか、今の検査体制では判断できないのです。感染の有無を調べるには、気道から細胞を採取しなければならず、生きている人に対してそれは出来ません。
某大学のウィルス学の専門家によれば、咽頭に100万から1億個以上の単位でウイルスが存在していないと感染から発症を引き起こすことはできないそうです。そして、ネイチャー誌の論文によると、コロナ陽性者のほとんどは、咽頭に付着しているウイルスの数が10-100個ほどでしかなく、これ位の数のウイルスでは、感染から発症を引き起こすことはできないということです。コロナ陽性で肺炎などが重症化した人は、コロナでなく別の病気で肺炎などになったと考えられる、というのがその専門家の意見です。
これらを踏まえた上で現状を推測すると、新型コロナのウイルスは、人から人に移る能力は高いようです。そのために、少量のウイルスが咽頭に付着しているけれども感染はしていないという人から、会話などによって他の人の咽頭にウイルスが移ることは大いにあり得ることです。しかし、ほとんどの場合、ウイルスを移された人も付着だけで感染しないのです。そして、感染しなくても付着した状態の咽頭から、また他の人にウイルスが移り得るのです。このような展開で、いつまでもウイルスが社会の一部に存在し、PCRで陽性になる人が存在し続けているのではないでしょうか。
昨年末から今年2月にかけて、中国の武漢で謎の肺炎が流行し、これが新型コロナの感染拡大の始まりでした。当時の新型コロナは、普通の風邪やインフルエンザより重篤性が高い病原でした。しかしおそらく今では、
新型コロナで肺炎など重症になる人のほぼ全員が、他の持病があって免疫力が低くなっている人で、新型コロナでなく普通の風邪やインフルにかかっても重症になる人です。コロナの病原としての重篤性は大きく低下し、普通の風邪並みになっていると考えられます。過去には、新型コロナの親戚であるSARSやMERSも、最初は重症者や死者が出て恐れられましたが、2~3か月以内に重篤性が大幅に低下し、誰も感染発症しなくなり、消えてしまいました。
ウイルスは一般に、感染が拡大するほど重篤性が下がると言われています。感染拡大という「目的」が達成されるからだそうです。SARSやMERSのウイルスは、その後も社会の中にいるかも知れませんが、重篤性が低く、人の気道に入っても付着するだけで感染させられないのでしょう。今回の新型コロナも、SARSやMERSの時の終息期と同じ段階に入っているとも考えられます。しかし新型コロナは今だに騒がれています。それはウイルス自体の問題でなく、新型コロナが引き起こす危機を長期化させたいという国際的な政治意志が存在しているからという推測はできないでしょうか?
今日の一言:世界政府はどのように実現するのか?
鶴田健次
鶴田健次
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命懸けの亡命者、閻麗夢(ヤン・リーマン)
2020年7月10日、Foxニュースは4月に香港からアメリカに亡命した世界的な科学者、閻麗夢(ヤン・リーマン)博士のインタビューを独占放送しました。閻博士は、「たとえ自身が悲惨な結果になったとしても中共ウイルスの真相を伝えなければならないとしてアメリカに亡命した」勇気ある科学者です。
閻博士によると、昨年12月31日、上司でWHOの顧問であるレオ・プーン教授の指示を受け、中国本土で発生したSARSに類似するウイルスの研究に着手しました。同じ日に、中国疾病予防コントロールセンターの科学者でもある友人から、「家族全員が感染した事例を確認した。すでに人から人への感染が起きている」との情報を入手しました。
そこで、この情報を複数回、レオ教授に伝えましたが、「中国共産党のレッドラインを踏むな」「我々が消される可能性がある」との警告を受けました。同じ情報を同大の著名なウイルス学者、マリク・ピーリス教授にも報告しましたが、同教授も行動を起こしませんでした。WHOのウェブサイトでは、ピーリス教授について「新型コロナウイルスによる肺炎の国際保健緊急委員会」の「アドバイザー」と記載しています。
「WHOは感染発生の早期、すでに人から人への感染を把握していた」と閻博士は主張しています。しかし、WHOは今年1月9日と14日、人間の間での感染を示す証拠がないと発表しました。閻博士は、「WHOと中国政府が癒着しており、彼らが真実を隠すと予想していた」と述べています。
閻博士は真相を告発しようと決意した時、身近な人たちの命が危険にさらされると気づきました。熟慮の末、閻博士は香港から離れることを決め、夫に一緒に来てくれるように頼みましたが断られてしまいます。同じく有名な科学者である夫は、はじめは閻博士の研究に賛成していましたが、命の危険が迫ると、突然、研究に反対し始めたのです。衝撃と悲しみの中で閻博士は一人で亡命することを決めました。
閻博士は4月27日、信頼できる人々の協力を得て、アメリカ行きの航空券を手に入れ、翌日飛行機に乗って香港を離れました。13時間の飛行を経てロサンゼルスに着くと、閻博士は保安検査員に止められました。博士は、「皆に真相を伝えなければならない。正しいことをしているから中共に戻さないでほしい。私は中共ウィルスの真相を伝えに来た。どうか私を守ってください。もしあなた方が守ってくれないと中共に殺されてしまう」と保安検査員に訴えました。
二人の保安検査員に7時間にわたり質問を受けた閻博士は、少しも嘘をつかず、ウィルスの真相を伝えるためにアメリカに来たのだと説明しました。すべてが確認された後、「英雄」だと賞賛され、閻博士はニューヨーク行きの飛行機まで護送されました。
7月25日、スペインのエル・ムンド紙とのインタビューで、彼女は中共ウィルスが自然界の産物でもなく、海鮮卸売り市場からでもないことを証明できる確かな証拠を持っていると明らかにしました。閻博士は中共ウィルスの真の起源について強力な証拠を準備していたことに言及しました。彼女は武漢市場はウィルスの発生源でもなく、野生動物がウィルスの中間宿主でもない、中共ウィルスは自然界の産物ではなく、「市場はただの身代わり」だと言いました。
数々の難関を乗り越えてアメリカへの亡命に成功した閻博士は、7月10日に、Foxニュースの独占インタビューに初登場し、中共とWHOがいかにしてウィルスの起源と蔓延を隠蔽していたか、その真実の一部を世界に向けて明らかにしました。これは全世界の存亡に関わることだと彼女は言いました。閻博士はFox News内のビル・へマー・レポートの番組で独占インタビューを受けた後、中共政府が流行を隠蔽したことに改めて言及し、「証拠がたくさんある」と強調しました。
例えば中共疾病予防管理センターとの連絡や中国の疫病対抗の最前線にいる医療従事者たちとの会話記録などです。今回のインタビューで、博士は中共政府は早くも2019年12月にこのウィルスの存在を知っていたことを改めて強調しました。当時、政府が発表した27人ではなく40人以上が感染し、既に人から人への感染が発生していました。しかしWHOは、人から人への感染を認めた2020年1月22日までそれを隠蔽していたのです。
閻博士は正真正銘のウィルス専門家で、また中共ウィルスの研究に世界で初めて介入した科学者です。彼女が伝えた情報は真実味があり信憑性があります。その結果あらゆる面で中共への衝撃が大きいと言えます。
今年は多くの人が中共の暴政に立ち向かい続けてきました。閻麗夢博士もその一人です。近年、道徳や法律の枠を超えて、人類に危害を加える中共の「超限戦」の実態が明らかになるにつれて、中共に「ノー」と言う良心的な中国人が増えているように思います。
今日の一言:COVID-19が何を世界にもたらすかを真剣に考えてみよう。
鶴田健次
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負うべき重荷
新約聖書のガラテヤ書の中に、「人にはおのおの、負うべき自分自身の重荷があるのです」(ガラテヤ6:5)という一節があります。この「重荷」と訳されている原文のギリシャ語は、兵士が背負っている背嚢(はいのう)を意味しています。その背嚢には、食料や衣類、その他、兵士が生きていくために必要なものが入っているものです。確かに重い荷物なのですが、しかし、それ無しには兵士は生きていけません。
人が人生において背負っている重荷は、実は、この兵士の背嚢と同じようなところがあり、それは人が生きるためになくてはならない糧であると言えるかも知れません。誰でも自分から進んで重荷を背負いたいとは思いません。背負わされた重荷があれば、それから出来るだけ早く開放されたいと思うのが普通です。重荷などないほうがいいに決まっている、と誰もが思うはずです。
ある牧師に寝たきりの重病の妻がいました。その牧師は、はっきり口には出さないものの、重病の妻は自分にとって大きな重荷であったことは間違いなく、正直言って出来ればそれから解放されたいという思いがいつも心の片隅に、いや心の中心にあったそうです。
しかし、一方で、この重荷はどうしても自分が背負わなければならないという覚悟が揺らいだことはなかった、と証しておられました。出来ることならこの重荷から解放されたい、しかし、自分が背負わなければ、いったい誰がこの重荷を背負うことができるか、誰も出来ないに違いない、そう思ったそうです。
自分が背負わなければ、いったい誰がこの重荷を背負うことができるか・・・。たとえその重荷がどんなものであれ、人は人生のどこかでそういう重荷を背負わなければならないことがあるかも知れません。もしそうであれば、そういう重荷こそ、自分が生きていくうえで欠くことのできない背嚢だと言えるのではないでしょうか。
その牧師の人生の大半は重病の妻と共に過ごしてきた人生でした。人間は健康なときもあれば、病に臥すときもあります。重病になったからと言って、その伴侶を重荷と感じるのは身勝手と言えば身勝手です。場合によっては立場が逆転していたかも知れないのです。そうであれば、その重病の妻はその牧師にとって、重荷は重荷でも、それ無しには生きていけない兵士の背嚢という意味での「重荷」に他ならないと言えるでしょう。
ところで昨日、私たちの教会員の結婚式がありました。結婚式では、いつも、「・・・・、その健やかな時も、病む時も、常にこれを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け・・・」という結婚の誓約をしてもらいます。今日も新郎新婦に、その誓いの言葉を互いに交わしてもらいました。
「健やかな時も、病む時も、常にこれを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け・・・」 この誓約の言葉は、自分を助けてもらう立場に置くと、なんとも有り難い言葉ではないでしょうか。その立場にどちらが置かれるかが判らない時に、その覚悟を決め、それを前もって約束し合う関係、つまり結婚とは、相手の負債を負う決心をすることだというのは、そういうことを意味するのだと思います。
夫婦の間に限らず、親子の間にも、兄弟の間にも、親しい友との間にも、この背嚢という意味での「重荷」が存在するかも知れません。それが聖書で言われている「おのおのが負うべき自分自身の重荷」なのではないでしょうか。
今日の一言: 人にはおのおの、負うべき自分自身の重荷がある
鶴田健次
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