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ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

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「まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えれるだろう。マタイ6:33」

今日は2013年最後の教会行事である望年祈祷会が行われました。望年祈祷会は一年の数々の恵みを主に感謝し、来る年に望む思いを主に祈り求める集会です。まずは皆で恒例の年越し蕎麦を感謝して食しました。お蕎麦、つゆ、てんぷら、薬味などを皆で持ち寄り、とてもおいしい年越し蕎麦でした。今日も外は冷え込んでいましたが、温かいお蕎麦を皆で頂き、気持ちも温かくなりました。

冒頭の御言葉は2013年に当教会に与えられた教会標語です。今年は教会設立当時からの祈りであった、教会堂の購入の夢が実現し、ラスベガスの地に私達の教会が与えられました。多くの方がラスベガスの地に自分達の教会堂を持つ事を祈り続け、労し、捧げ、主にあって歩み続けた中で、与えられました。主は真実なお方である事を主ご自身が証してくださいました。主の御名をほめたたえます。

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食事の後は、お一人お一人が一年を感謝し、来る年への抱負をお分かちされました。一年の間に、語り尽くせない様々な事が背後にあった事を思いますが、神を信じる者には神様のお支え、励まし、導きがある事を皆様のお分かちを通して知り、お互いが励ましを受ける良き時間となりました。また、新しい一年の抱負もお一人お一人違いますが、主の御心にそって全てが導かれる事を祈り求めました。最後は、数人の姉妹により、感謝の祈りが主に捧げられましたが、この祈りが、かんばしい香りとなり、主へ届けられた事を信じ、感謝いたします。

2014年も主の栄光がラスベガスの地で輝くことをお祈りしています。
皆様の上にも主のお守りがいつもありますように。どうぞ良い年をお迎えください。

(LVJCCブログ制作チーム:Kao)

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2013.12.30 22:57 | 祈祷会、各クラス
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2週間の冬休みを利用して、子供達とラスベガスのサウスウェストにある Ice Centerへアイススケートに行ってきました。私達家族とビビアン姉妹の子供達も合流して、休み中開放してあるリンクでわいわい楽みました。

初めはリンクと貸出されたスケートシューズに慣れる為、リンクの壁をぐるぐる回っていました。初心者や小さい子供にはスケート場から3ドルで貸出されるウォーカーなどもありましたが、あまり利用している姿はなく、一生懸命氷の上に立って滑ろうとしている子達が多かったのが印象的でした。

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スケートを始めた時は、氷の上に立つこともままなりません。

そして、少し滑れるようになると、転ぶようになってきます。転ぶ事は痛いですが、それがかえって滑れることになる早道でもあります。

それに、最初にたくさん転び、何度も起き上がるという経験も将来の素晴らしいスケート選手になるためには、きっと素晴らしい糧になることでしょう。

私達の毎日は、転んでも転んでも起き上がる気力と主への信頼があるでしょうか。今日は満たされ主を賛美しても明日はどうなっているかわからないのが人間の弱さです。そして、目先の結果がなかなか出ないときにこそその信頼力は試されることでしょう。

「私を信じられるか?」という神様の問いにあなたは何と答えますか?

来年は転んでも主を信頼して起きる人生でありたいと心から思います。

「見よ、わたしはあなたと共にいる。あなたがどこに行ってもわたしはあなたを守り、あなたをこの地に連れ戻そう。わたしはあなたに約束したことを成し遂げるまで、決してあなたを見捨てない。」創世記28:15

LVJCCブログ制作チーム:Sao

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2013.12.27 22:20 | 証し
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今日は、”アフルエンザ”という新しい精神病について考えてみました。

皆さんは「アフルエンザ」という言葉を聞いたことがありますか。なんとなく風邪の一種のような名前ですが、アフルエンス「affluence(裕福さ)」からの造語です。つまり、アフルエンス+インフルエンザ=アフルエンザというわけで、直訳すれば「裕福病」とでもなるでしょうか。

この病の特徴は、もっと、もっと、と多くの富を求め、常に成功を善として、そのための忙しさに追われ、日常にある普通の幸せをちゃんと味わえないことです。そればかりか、自分を取り巻く人々も、成功のための道具でしかなく、今ある人間関係が成功に役に立たないと思うと、怒り、相手を責め、その関係を壊してしまうのです。

例えば、「アフルエンザ」にかかった人が恋人と付き合うと、相手にもステータスを求め、それが無くなると別れてしまいます。なぜなら、恋人はブランド品と同じで、身に付けることで自分がどう映るかが重要なのです。ですから、相手への関心はなく、ただその人と付き合うことで周囲から羨ましがられることが恋人の絶対条件となるのです。

あるいは、「アフルエンザ」の人が子供を持つと、子供の心には関心がなく、子供がどの学校に入るか、どこに就職するか、誰と結婚するかが大切になります。当然、子供の習い事や進路に関しては人一倍熱心ですが、子供の疲れや孤独感というものにはほとんど無関心です。結局、そういう親の関心事は世間の目なのです。

特に富裕層の子供たちの中には、幼い頃から何でも買い与えられ、しつけられることなく甘やかされ放題で育った結果、すべてをお金で解決できると思い込み、行動に歯止めが効かなくなった者たちがいます。日本では「ドラ息子」という一言で片付けられ、精神の病気と認定されるまでには至っていませんが、アメリカでは今、この「アフルエンザ」が深刻な犯罪の裁判の争点として話題になっています。

2013年6月の深夜、24歳の女性の車がパンクし、路肩に緊急停車していました。近所に住む母親(52歳)とその娘(21歳)が手助けするために駆けつけました。そこにたまたま通りかかった牧師(41歳)も加わり、合計4人でタイヤ交換をしていました。

そこに、泥酔した高校生、イーサン・キャウチ(16歳)の運転するトラックが猛スピードで突っ込み、4人を即死させてしまったのです。さらにキャウチのトラックは、牧師を待つ息子たちが乗っていた車に衝突し、その車が道に押し出され、2人の女性が乗った車に衝突しました。そしてキャウチが乗ったトラックからは、同乗していた2人の高校生が放り出され、重症を負い、全身麻痺になってしまいました。

先日、少年裁判所でキャウチの判決が出ました。検察はキャウチに20年の実刑を求めていましたが、判決は実刑なしで10年の執行猶予でした。今後、アルコールや薬物中毒患者用の治療施設に入り、最低1年は施設から出てはならない、という条件がつけられただけです。

実刑が出なかった理由は、キャウチ少年が、何でもお金で解決しようとする親のせいで「アフルエンザ」を患っており、善悪の判断ができない人間に育ってしまった、と認められたからです。それで刑務所よりも治療施設が相応しいという結論になったのです。それを聞いた遺族の悲しみと無念さは激しい怒りに変わり、全米に燃え広がりました。

キャウチ少年は13歳の頃からアルコール中毒の症状が出ており、酒、薬、万引きなどで既に何度も警察のお世話になっていました。しかし、大金持ちの両親は何もせず放任し続けたのです。キャウチ少年は日頃から友人らに「金で解決できないことはない」と豪語していたということです。実際、4人の尊い命を奪った今回の事件でも、両親が高額の費用で雇った弁護士によって実刑を免れることができたのです。

メディアは、「アフルエンザ」なる精神病が実在するのかしないのか、正義はどこへ行ってしまったのかと大騒ぎしました。さらに、キャウチ少年が入る治療施設の年間入所費が5000万円の超高級施設だということが分かると、怒りの感情が論調を支配するまでになったのです。

今回の出来事を通し、改めて親の責任と親業の大切さを痛感します。子育てで大切なことは、子供が肯定的な自己像を持てるように、言葉と態度で常に肯定的なストロークを子供に掛けてあげること。また子供のために多くのお金ではなく多くの時間を使って子供に対する愛を表わすこと。そして、親自身の生き方を通して正しい価値観を植え付け、しつけを怠らないこと。さらに、どんな苦境の中でも「幸せを感じられる心」を養うことです。そんな親業が子供たちに施されることを心から祈ります。

今日の一言: 子育ては親の最大の責任


平安
鶴田健次

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2013.12.25 11:30 | 牧師室より
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昨日、当教会でクリスマス日英合同礼拝の時が持たれました。

クリスマス礼拝は、主イエス・キリスト様のご降誕をお祝いする礼拝であると共に、主がこの地上に人間として生まれてくださったのは、全ての民を救う為であった事を覚え、神に特別な感謝をお捧げする時でもあります。

礼拝は聖餐式に続き、洗礼式が執り行われました。今年のクリスマス礼拝は二人の救われる魂が与えられ、受洗の恵みにあずかり、天におこされた喜びが私達教会にも与えられ、主に感謝をお捧げしました。

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洗礼式に続き、サンデースクールの子供達によるクリスマス劇が発表されました。香織姉をはじめ、サンデースクールの先生方のご指導に従い、子供達は約2ヶ月の練習を経ての発表の時となりました。毎週の日曜学校の時間を練習にあて、発表前日のリハーサル、そして当日の朝の最終リハーサルの成果があり、とても素晴らしいクリスマス劇となりました。
子供達は1歳から11歳と色々な年齢層ですが、配役もちょうど良く与えられていました。また、ほとんどの子供がアメリカ生まれになりますので、日本語でセリフを憶えるのも大変でしたが、しっかりと身につけ、上手に演じていたのが印象的です。天使の羽や小道具も手作りで用意がされて、背後にある色々な方のご奉仕も伺う事ができました。これからも子供達が神様を色々な形で憶える機会が与えられる事をお祈りします。

クリスマス説教は「あなたはクリスマスの準備ができていますか」と題して、ルカの福音書2:8-20から鶴田先生が語ってくださいました。イエス様がお生まれになった時に、3種類の人達がその知らせを受け取りました。御使いのお告げを受けた羊飼い達、輝く星から誕生を知った博士達、そして、博士から王の誕生を知らされたヘロデ王。羊飼いと博士達は自分達に示された神からの知らせを信じました。そして、信仰による道を歩み、神の子イエス・キリストのもとに来る事ができました。しかし、ヘロデ王は神の誕生に対抗し、滅びの道を自ら選択してしまいます。今を生きる私達もどこかの時点で神様の存在を知る機会を得ているのではないかと思います。その時に、滅びの道ではなく、信仰の道を選び、救い主イエス・キリストに出会う事を選択できます事をお祈りします。何故なら、神の子イエス様はすべての人の救いの為に、この世にお生まれになったからです。

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(クリスマスパーティの様子。左:沖縄舞踊のお披露目。右:プレゼントをもらい笑顔の子供達)

(LVJCCブログ制作チーム:Kao)

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2013.12.22 22:37 | 特別礼拝・集会
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2013年今年も12月18日(水)にラスベガス日本人教会で定例のキャンドルライトサービスが持たれました。

新しい礼拝堂で迎えた12月のイエス様降誕月です。

イエス様の誕生は、皆に盛大に迎えられた王の誕生という華やかなものでは決してなく、ヘロデ王によるその年に生まれた男子赤子の抹殺執行がなされた中で、子ろばにのったジョセフと身篭ったマリアが住民登録のために向かったベツレヘムの地で時をを迎え、何とか頼み込んで貸してもらった馬小屋の飼い葉桶の中でイエス様はご誕生されました。こうした数々の困難な状況でイエス様はお生まれになりました。

私達のこの暗黒の世界に灯された一つのさやかにきらめく星。その燈火が、もう一つそしてまた一つと大きくなり世の中がイエス様の灯りで明るくなるのであれば、暗く閉ざされた道も照らされます。

私たちは全く灯りのない暗く見えない道の中で、たった一つのイエス様の燈火を頼りに、これまで進んで来た道、そしてこれからの道への大きな希望に胸を膨らませた聖しこの夜でした。

(LVJCCブログ制作チーム:Sao)

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2013.12.20 19:31 | 特別礼拝・集会

当教会は福音的プロテスタント教会です 統一協会(世界基督教統一神霊協会)やエホバの証人(ものみの塔)、モルモン教でお困りの方はご相談ください

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