
今日は、目に見えるものに惑わされず、常に最高の自分を生きるということを考えてみました。
先日、ある方がマザー・テレサの有名な言葉を送って下さいました。これは以前、礼拝メッセージの中で引用したこともありますが、本当に素晴らしい言葉です。皆さんにも再度お分かちします。ぜひ、いつも目に付くところに貼っておかれるといいでしょう。
人は不合理、非論理、利己的です。
気にすることなく、人を愛しなさい。
あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。
気にすることなく、善を行いなさい。
目的を達しようとするとき、邪魔立てする人に出会うでしょう。
気にすることなく、やり遂げなさい。
善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう。
気にすることなく、善を行い続けなさい。
あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう。
気にすることなく、正直で誠実であり続けなさい。
助けた相手から恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。
気にすることなく、助け続けなさい。
あなたの中の最良のものを世に与え続けなさい。
けり返されるかもしれません。
気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。
気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。
人を気にせず、状況に左右されず、いつも善を行うということは、なんと高貴な生き方でしょうか。また、いかに良い実を刈り取る人生を生きることになることでしょう。しかし、果たして私たち人間にそんな生き方が可能でしょうか。もちろんです。
使徒パウロは、こう言っています。
「わたしは、どんな境遇にあっても、足ることを学んだ。わたしは貧に処する道を知っており、富におる道も知っている。わたしは、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、ありとあらゆる境遇に処する秘けつを心得ている。わたしを強くして下さるかたによって、何事でもすることができる」(ピリピ4:11-13)
パウロは、「わたしを強くして下さるキリストによって、どんな境遇に処することもできる」と言っているのです。つまり、このような高貴な生き方は、自分の力によってではなく、キリストの愛に動機づけられて初めてできることだということです。
また、イエス様は、「わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである(マタイ25:40)」とおっしゃいました。
キリストにある者は、どんな人に対しても、その人の中にキリストご自身を見出していくことが大切なことです。また、この人も神に愛されている人なのだというところに、誰に対しても、いつも善を行う根拠と理由があるのだということを心に留めたいと思います。
今日の一言:いつも善を行なおう
平安
鶴田牧師

ラスベガス日本人教会には、様々な聖書の学びの場があります。入門クラス、スモールグループ、リーダー訓練会、シニア聖書クラス、献身者クラス(現在休講中)、月曜日の聖書クラスなどです。そこで今回は、毎週月曜日夜7時から鶴田先生宅で開かれる聖書クラスをご紹介します。
聖書は、確かに大昔に書かれたものですから、ある程度読み慣れないと読みにくい面もあります。また、聖書は神の霊感を受けて書かれた神の言葉なので、聖霊の助けをいただきながら聖書を学ぶことが重要です。聖書は66巻から成り、全部で1189章に及ぶ長編ですが、一言で言えば、その内容は「イエス・キリストによる救い」です。
「聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である。それによって、神の人が、あらゆる良いわざに対して十分な準備ができて、完全にととのえられた者になるのである。 」(IIテモテ3:16-17)
聖書は、心を開き、祈り心を持ち、聖霊の助けをいただきながら読めば、誰でもその中に神の愛を見出し、救い主イエス・キリストに出会うことができます。聖書は、クリスチャンにとって、霊の食物だといわれていますが、読んだだけで理解できる霊の乳と、読んだだけでは理解できな堅い食物があります。
「あなたがたに乳を飲ませて、堅い食物は与えなかった。食べる力が、まだあなたがたになかったからである。」(Iコリント3:2)
ですから堅い食物を食べられる霊的大人のクリスチャンに成長するためには、私たちは聖書の学びに積極的に出席し、堅い食物を食べられるようになる必要があるのです。
そういう目的のもとに始められたのが月曜日の聖書クラスで、これまでに以下の学びがなされてきました。
8/14/2006 – 9/21/2008 「クリスチャンとしての成長の学び」 (テキスト全232ページ)
10/13/2008 – 8/10/2009 「使徒行伝の学び」(テキスト全47ページ)
8/17/2009 – 9/28/2009 「エペソ書の学び」(テキスト全7ページ)
10/19/2009 – 9/20/2010 「ヘブル書の学び」(テキスト全41ページ)
10/11/2010 – 現在進行中 「ローマ書」
現在、月曜の聖書クラスは10名ほどの参加者ですが、CAに行っておられる一人の姉妹がスカイプを通じて参加されています。このクラスは、全員が聖書の学びに熱心で、皆さんが予習をして臨まれ、その予習の部分で皆さんが様々な霊的祝福の経験をしておられます。
神の言葉である聖書を深く学び、神の御心を知ることは豊かな人間性を作ると共に霊的な成長には欠かせないものです。そして何よりも、聖書の学びが深まるにつれ、神の愛の大きさに対する認識も深まり、神を愛する心、そして人を愛する心が増し加えられていくことを感じずにはいられません。これからも更に御言葉の学びに励む者でありたいと思います。
「まだ罪人であった時、わたしたちのためにキリストが死んで下さったことによって、神はわたしたちに対する愛を示されたのである」(ロマ5:8)
(ブログ制作チーム: 松岡幸夫)

今日は、肯定の原理について考えてみました。
愛には偽りがあってはならない。悪は憎み退け、善には親しみ結び、 兄弟の愛をもって互にいつくしみ、進んで互に尊敬し合いなさい。(ローマ12:9-10)
もし、あなたが人生に恒久的な素晴らしい変革をもたらしたいと願うなら、あなたの人生を愛で満たしましょう。なぜ?それは、愛ほどあなたの人生に活力を与え、それを蘇らせ、一新させるものはないからです。それは、あなたに、人生の目標に向かって長い道のりを最後まで走り抜く力を与え、途中で諦めさせたりしないからです。
あなたの人生を愛で満たすということは、あなたの人生の変革のために、他者からの愛を受け取る必要があるというだけでなく、あなたも周りの人々の人生に変革をもたらすために、彼らに愛を与えなければならないということです。あなたが隣り人の問題をあなた自身の問題とするとき、代わりに神があなたの問題を解決し、あなたを祝福されるのです。
ヨブの人生を例として見て下さい。彼は、家族、健康、富、そのすべてを失いました。しかし、最後には、神はヨブが失ったすべてのものを回復されました。しかも二倍にして回復されたのです。なぜでしょう?それは、ヨブが彼自身の回復を祈ったからではありません。それは、彼が、彼を非難し続けた友人たちのために祈ったからです。ヨブが彼らのために祈ったとき、神はヨブを祝福されたのです。
その意味で、私たちの教会のスモールグループの働きは重要な意味を持っています。皆さんは、しっかりそれぞれのグループにつながる必要があります。なぜなら、他の人々の愛によってあなた自身の必要が満たされると共に、あなたの愛によって彼らの必要が満たされるためです。あなたが彼らを助けることに集中するとき、神はあなたの必要を満たし、あなたを豊かに祝福されるのです。これが肯定の原理というものです。
今日の一言: 肯定の原理は自分の人生を愛で満たすこと
平安
鶴田牧師

今回のブログは、ラスベガス教会の役員会の紹介です。
現在、当教会の役員会は、鶴田牧師と6名の役員で構成されています。6名の役員は、松岡幸男兄、松岡みどり姉、倉田薫姉、けい・ソレンティーノ姉、優子コールマン姉、香織バンクス姉です。
役員会は、教会総会によって任命を受け、聖書に基づく教会運営を教会員を代表して委ねられているわけですが、具体的な働き以前に何よりも大切なことは、役員一人ひとりが神様を第一にした信仰生活を通して教会員の見本になっているということです。その意味では、それぞれの役員が、その置かれた立場で主に自分を捧げ、神様を第一にして信仰に励んでおられることは本当に幸いなことです。
役員会の主な働きは、教会の七つの目的に準じて構成された10の委員会の運営で、牧師と役員が手分けをして委員会の運営を担当しています。以下が、10の委員会とその委員長、そして主な活動内容です。
① サンデースクール委員会(香織バンクス姉)
子供たちに神様を教え示し、救いを得させ、子供たちが神様と共に歩むよう導きます。そのために、現在、年齢によって三つのクラスが設けられています。
② 弟子訓練委員会(鶴田牧師)
キリストを信じた者をキリストの弟子に育てることは、イエス様の宣教の至上命令の中で明らかにされていることです。そこで、教会の霊的リーダーである鶴田牧師が、様々なプログラムを通して弟子訓練を導きます。
③ 交わり委員会(松岡幸夫兄)
教会の七つの目的の一つは、神の家族の交わりですが、その部分の働きを常に考え、そのための様々なイベントを企画し実行します。
④ 宣教・伝道委員会(倉田薫姉)
イエス様の宣教の至上命令を教会の働きとして具体化させ、そこに教会員たちを動員させていく働きをします。またラスベガス教会の伝道の中心はスモールグループを母体としたオイコス伝道で、そのための様々な企画をしながら全体を導きます。
⑤ 賛美礼拝委員会(けいソレンティーノ姉)
神様への礼拝は、私たちが万難を配して守るべきもので、霊と真とをもって神様を礼拝できるよう、様々な働きかけをしながら教会員を導きます。また毎週の礼拝の賛美を導く賛美チームの訓練もこの委員会の大切な働きです。
⑥ 奉仕委員会(松岡みどり姉)
神はすべてのクリスチャンに少なくとも一つの聖霊の賜物を与えておられ、その賜物を用いた奉仕を通して教会を建てあげようとしておられます。そこで奉仕委員会は、教会員の聖霊の賜物の発見を助け、その賜物に準じた奉仕の場を提供し、教会員全員がキリストの体なる教会の一部を担えるよう助け導きます。
⑦ 敬老委員会(末広和美姉)
将来の敬老ホーム建設を目標に掲げながら、お年寄りの方々の様々な必要に応えるべく、それにふさわしい働きを企画し、奉仕者を動員し、不安のない、信仰から来る希望に満ちあふれる老後の生活を送れるよう助けます。
⑧ スモールグループ委員会(鶴田牧師)
ラスベガス教会のミニストリーの中心的器官はスモール・グループ(SG)ですが、それぞれのSGは、SGミニストリーのガイドラインに基づいて運営されます。各SGは各リーダーによって導かれ、教会員たちはSGを通して教会の七つの目的をより具体的に体験します。SGのリーダー、サブリーダーたちは月に一度のリーダー訓練会においてリーダーとしての資質を身に付けます。
⑨ 祈祷委員会(倉田薫姉)
教会は祈りの杭の上に建て上げられるもので、祈り無しでは教会のどんな働きも前に進みません。そこで祈祷委員会は、教会の様々な霊的必要に応えるべく、様々な祈りのミニストリーを企画し、その祈りへと信徒を動員します。ラスベガス教会は、祈りの教会を目指しています。
⑩ ユース委員会(優子コールマン姉)
この委員会は、多感な年代であるユースの子供たちを導くために備えられたものです。誘惑の多い世から彼らを守り、神の御言葉によって彼らを養い、神を第一とした生活をするよう彼らを導きます。
この他にも、役員たちは、人知れず、教会の様々な必要のために働いておられます。
この場を借りて、これら役員の兄弟姉妹に心から感謝の意を表したいと思います。
(LVJCC牧師: 鶴田健次)

今日は、クリスチャンが立てる目標は愛を動機としなければならないことを考えました。
「いっさいのことを、愛をもって行いなさい」(1コリント16:14)
神は、私たちが何をするかということよりも何のためにするかということに関心を持っておられます。ですから、クリスチャンであるあなたが立てる目標、つまり神が祝福される目標は、愛が動機でなければなりません。
あなたは、どんな目標を持っておられますか? その目標は、何が動機になっていますか? 人は、目標を立てるとき、周りからの圧力、罪意識、欲、実利主義、復讐、プライド、妬み、嫉妬など、様々なものに動機づけられるものです。しかし、もしあなたが豊かな人生を生きたいと願うなら、神は愛によって動機づけられた目標にだけ恵みを与えられるという原則を知るべきです。
聖書は、私たちのする事はすべて愛をもってすべきであると教えています。ですから、あなたが立てるすべての目標は、神の栄光のためであり、それは愛によって動機づけられたものであることが大切です。
では、私たちに動機づけを与える愛とはどんな愛でしょう。それは、主を愛し、他者を愛するという愛です。イエス様はこれを、“最大の戒め”として明らかにされましたが、それは、”心を尽くして神を愛し、自分を愛するように隣人を愛せよ”ということです。
ですから、私たちクリスチャンは、何をするにも、心から神を愛し、隣人を愛する心でするよう心掛けなければなりません。もしあなたが立てる目標が、より神を愛し、より他者を愛する気持ちにあなたをさせるなら、神はあなたの目標を豊かに祝福し、全能の御手をもってその目標の実現を助けて下さるでしょう。
聖書は、「神を見た者は、まだひとりもいない。もしわたしたちが互に愛し合うなら、神はわたしたちのうちにいまし、神の愛がわたしたちのうちに全うされるのである(1ヨハネ4:12)」と言っています。
あなたが、もし愛なしで目標を立てるなら、人々はあなたの道具になってしまい、あなたは彼らを人として見ないようになる恐れがあります。代わりに、あなたは彼らを計画の一部として見るようになり、それはあなたにとって愛することを学ぶ妨げとなります。
“最大の戒め”が教えていることは、私たちの人生は愛を学び続けていく人生であるということです。神は、私たちが神を愛し、人を愛することを学ぶために生きることを願っておられるのです。
ぜひあなたも、愛に動機づけられた目標を持ちましょう。
今日の一言: 愛に動機づけられた目標
平安
鶴田牧師