
12月16日(水)、恒例の、主イエスキリスト御降誕をお祝いし感謝を捧げる「キャンドルライトサービス」が当教会にて行われ、出席者一同がともに主を賛美し、祈り、厳かな中にも神の愛のぬくもりを感じるひと時を味わいました。
初めにノーマン長老の開会の祈りがあり、私・松岡とノーマン長老によって最初の降誕聖句が日本語と英語で朗読されました。それから聖歌隊のリードのもとに降誕聖歌の会衆賛美が5曲、日英両語部の兄弟・姉妹による降誕聖句の朗読がそれぞれ8回、その間に5回のキャンドル点火がありました。
まず最初の降誕聖歌として「荒野の果てに」“Angel we have heard on high”が賛美され、2番目の降誕聖句の朗読の後、最初のキャンドルに灯りがともされました。
この灯りは、“Hope”(希望)を意味します。
この後2回の聖書朗読のあと、2本目のキャンドルに灯りがともされました。
この灯りは、“Peace”(平和)を意味します。
そして「いざもろとも主よ」が賛美され、会場が厳粛な空気に包まれました。さらに2回の聖書朗読に続き、3本目のキャンドルに灯りがともされました。
この灯りは、“Joy”(喜び)を意味します。
続いて「諸人こぞりて」“Joy to the world” が賛美され、日英両語の聖書朗読に続き、4本目のキャンドルに灯りがともされました。
この灯りは、“Love”(愛)を意味します。
次に降誕聖句ルカ2:13-20が読み上げられ、「きけやうたごえ」が賛美され、5本目のキャンドル「キリストの灯り」に火がともされました。

最後の降誕聖句が鶴田牧師とノーマン長老により読まれ、「キリストのキャンドル」から会衆の持つすべてのキャンドルへと生命の灯りが次々とともされ、暗い会堂にキャンドルの灯りが輝きました。
そして最後の降誕聖歌「きよしこのよる」“Silent Night” が喜びの中で賛美され、鶴田牧師の感謝の祈りが捧げられ、今年2009年のキャンドルライトサービスも、主にあっての喜びと、静寂と、祝福に満たされました。

(ブログ制作チーム: 松岡)
さて、今週は英語部礼拝をご紹介します。
12月13日のメッセージ・テーマは『救世主イエスキリストの誕生・クリスマス』。聖書箇所はマタイの福音書 1:18-25でした。 では、今日のメッセージの要点をご紹介します。
クリスマスが近づくと、友人や家族の好みに合ったものをあれこれ考え、贈り物を選びます。一般的には12月25日のクリスマスの日に、家族や友人からいただいたギフトを開けるという習慣があります。各家庭では何日も前から子供達がギフトを開けるのを楽しみにしています。このギフト交換が、クリスマス・イベントの中心になっているとも言えそうです。
しかし本当は、12月25日はイエスキリストの御降誕をお祝いする日です。神は私達への贈り物として救い主を誕生させて下さったのです。
私たち人間には罪があり、神との断絶状態に置かれていました。そのために、私たちは永遠の滅びを余儀なくされていました。つまり罪のために天国への道が閉ざされていたのです。ところが、神はそんな私たちを愛し、私たちを永遠の滅びから救い出すために、ご自身の独り子を人間の世界に送る計画をお立てになりました。それで、神は処女マリヤを聖霊によって身ごもらせ、救い主キリストを誕生させられたのです。そして神は、このキリストを十字架につけ、私たちの罪のために血による贖い(あがない)を成し遂げて下さったのです。それがクリスマスの意味するところです。
聖霊によって身ごもったマリヤには婚約者ヨセフがいました。ヨセフは、身重になったマリヤを見て戸惑い悩みましたが、彼は神を信じる「正しい人」であったので、神はヨセフを信仰に基づく決断へと導いて下さいました。
『彼がこのことを思い巡らしていたとき、主の使いが夢に現れて言った。『ダビデの子ヨセフ。恐れないで貴方の妻マリアを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。マリヤは男の子を生みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。』 (マタイの福音書1:20-21)
こうして、神である清い方が、私たちのために人間の世界にお生まれになったのです。
『そして、子供が生まれるまで彼女を知ることがなく、その子供をイエスとつけた。』 (マタイの福音書 1:25)
全能なる神が、不自由な人間の世に降りてきてくださいました。それは神の深い愛によるものです。私たちを造られた神からの、尊い、かけがえのない贈り物、それが救い主イエス・キリストです。このことは世界中で、そして歴史の中で、最も素晴しい喜びの知らせとなりました。
英語部の礼拝は、今日も魂に訴えかけるメッセージでした。
『そういうわけですから、兄弟たち。私は神の哀れみのゆえに、あなたがたにお願いします。あなたがたのからだを神に受け入れられる、聖い生きた供え物として捧げなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です。』(ローマ人への手紙 12:1)
(ブログ制作チーム: Sao)

12月3日(木)に由季姉妹による料理教室が行われました。
毎月2回「聖書に基づく子育て勉強会」を子育て中のお母さん方と子供たちと一緒に行っていますが、その実践の場として今回この料理教室が開かれました。
お料理のメニューは:
・ コーヒーチキン
・ 鮭の南蛮漬け
・ ゆで卵カレーマヨサラダ
・ ナッツ入りバターライスでした。
野菜をふんだんに使い、前日からつけ込むことによっていっそうおいしくなる料理を教えてくださいました。
通常この勉強会には子供たちも参加できますが、どんどん出来上がっていくおいしそうな料理を目の前に、子供たちは喜びの声を上げていました。本当に子供は正直ですね!
たくさんの料理の知恵や最高においしい料理をいただき、参加したすべての方が喜んでいました。
突然のアクシデントで3人の方が当日の料理教室に参加できなくなったのは本当に残念でしたが、作り終わった後、レシピと出来上がった料理をお皿に盛ってお届けしました。皆さん大変喜んでいらっしゃいました。
材料の準備からたくさんの下準備、そしてプロの知識を教えてくださった由季姉妹に心から感謝をいたします。本当にありがとうございました。
「彼女は商人の舟のように、遠い所から食糧を運んで来る。彼女は夜明け前に起き、家の者に食事を整え、召使いの女たちに用事を言いつける。」 箴言31章14ー15節

(聖書に基づく子育て勉強会リーダー: 香織)

11月29日の礼拝の後に、ノーマン長老・美佐子夫人御夫妻の御結婚55周年と、鶴田先生・潤子夫人御夫妻の御結婚30周年記念のお祝いを致しました。
両御夫妻は偶然にも同じ12月1日が御結婚記念日です。
教会の皆様からお祝いの寄せ書きがぎっしり書かれた色紙と、婦人会からハート型の花器に生けられたお花をお二組にお渡し致しました。
ノーマン長老の奥様・美佐子夫人は、『素敵なプレゼントをありがとうございます。(色紙を指されて)これはとても嬉しです。いままで神様が共にいてくださったおかげで、私達がこうして55年という長い間結婚生活を送ることができました。感謝です。』とお話しされました。
今回お花のアレンジメントをしてくださった香織姉妹は、Wynn Hotelの花部門で4年働いておられました。その香織姉妹にお話をお伺いしました。
『ご結婚記念日ということで、作る際にこだわったことを紹介します。
まず、ご結婚記念にちなんでハート形のアレンジメントにし、花器は金色にペイントし直しました。使ったお花は、鶴田先生ご夫妻の方はファラノプスィスオーキッド、オレンジのスプレーローズ、アルストロメリア、ケール。ノーマン長老ご夫妻の方は、紫色のチューリップ、ラニュキラス、ケール。小さいピローのようなケールの上にそれぞれのローマ字の頭文字を添え神様の御手の中に寄り添うご夫婦をイメージしてみました。ご結婚記念おめでとうございます。』
主の働きをされているお二組はいつも私たちのお手本です。素敵なお二組の55周年と30周年のご結婚記念日を、教会員一同でお祝いできましたことは私たちの喜びです。
これからも私たち教会の良きリーダーとして、神の素晴しい栄光を表していってくださいますように。

『主に感謝せよ、主は恵みふかく、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。』 詩篇136:1
(ブログ制作チーム: Sao)

John Stinsonは私の夫です。私も救われて間もない者ですが、こうして私たち夫婦がそろって救いの恵みにあずからせていただいたことを心から主に感謝します。
さて、以前、夫のJohn が話してくれた小さい頃のことを皆さんにお話させてください。Johnは物心が付く以前から家族と一緒に教会に行っており、幼い頃から神を信じる基礎は培われていたようです。そんなJohnですが、神様はもっと彼が神様に近づくために、あるプランを持っておられました。
4th Gradeの時、サンディエゴに住んでいた彼は、近くの山に友人とハイキングに行きました。家族連れが多く訪れる山で、友人と何度も行った事がある山でしたが、彼はその日、ふとしたことで足を滑らせて崖から落ちそうなりました。幸いにも右手が突起物をつかんで、かろうじて転落は免れましたが、ビックリした拍子に声も出ず、おまけに人の目に付かない死角だったたため、彼は死の恐怖と隣り合わせでぶら下がっていました。そして心の中で力一杯助けを求めていると、ハイカーがどこからともなく集って来て彼を引っ張り上げ、危機一髪助かることができました。助かった後Johnは、『生きていられることはなんて幸せなことなのだ』と神様が自分を生かしてくださったことを強く思ったそうです。しかし、聖書の理解や福音の意味の理解も浅かったので、神様との関係がだんだんと薄れいつしか教会から離れてしまいました。
月日が経ち、主はここでもう一度John を呼び戻してくださったのです。私たちは結婚をし、子供ができ、仕事の為ラスベガスに移り住んで5年が過ぎた頃、私の友人が教会に誘ってくださったのをきっかけに、初めて家族そろってこのラスベガス日本人教会を訪れました。夫にとっては何気なく訪れた教会でしたが、教会には英語部があり、そこでノーマン長老と出会いました。それからはノーマン長老との良き交わりを通していろいろな事を学び、聖書勉強にも積極的に参加するようになりました。そして自分自身の罪を理解し悔い改める心が与えられ 彼の生活や考え方は次第に変わっていきました。嫌なことも心を切りかえ取組めるようになり、子供達との時間や家庭の中でもよく協力してくれるようになりました。
『主は私の魂を生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。』
(詩篇23:3)
『地とそれに満ちているもの、世界とその中に住むものは主のものである』
(詩篇24:1)
Johnは神への理解を深めていき、福音の意味や神との生きた交わりの中で本当の意味の信仰に目が開かれ、 イエス様を主として心に迎え今日洗礼を受ける恵みをいただきました。感謝です。聞くところによれば、これまでの彼の人生には生死の危険を伴う様々な出来事があったそうです。しかし、今日の日の来る事を知っておられた神は、どんな時にも、彼を助け導き、その御手で支え励まし続けて下さいました。John が神を感じた幼ない日の事を語ってくれた今の彼には、イエス様によって変えられた逞しさと、希望の光が宿っています。
『神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠への思いを与えられた。しかし、人は、神が行なわれるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。』(伝道者の所3:11)
夫Johnの上に主の豊かな祝福がこれからも豊に降りそそがれますよう祈ります。
『イエスは彼に言われた。私が道であり、真理であり、いのちなのです。私を通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。』(ヨハネの福音書14: 6)

(ブログ制作チーム: Sao)