
1月25日(日)の礼拝では、献身の道に進まれる堀田兄の証しのときがもたれ、礼拝後に歓送会を行いました。
30日(金)にはラスベガスを発ち、日本で神学校に入学し、3年間の学びを終えた後はラスベガスに戻り、ラスベガス日本人教会で奉仕をされる予定です。
もうすぐ31歳の誕生日を迎える堀田兄は、大阪生まれで大学卒業までの22年間を大阪で過ごし、大学卒業後、名古屋のホテルで7年間勤務。その後、英語の習得と海外のホテルでの経験を求め、2007年4月に渡米。CSN(College of Southern Nevada)にホテル・マネジメント専攻で入学し、その年の11月にラスベガス日本人教会で洗礼を受けられました。
2008年5月から今月の頭までの7ヶ月間、フロリダのウォルト・ディズニーワールドのホテルでインターンシップをされていたのですが、そのインターン中に献身の思いが与えられ、その思いはホテルマンの道を貫くことよりも、もっと強くなり、牧師になる決心をされました。
今回のお証では、その決断に至る道のりをシェアしていただきました。

堀田兄が、初めてイエス・キリストに出会ったのはプロテスタントの幼稚園に通っていた時でしたが、幼心に神様は本当にいるのだろうかと感じていたそうです。
ホテルマンになるきっかけは、祖父母に連れられて旅行や外食でホテルに足を運んだ時に素晴らしいサービスやホスピタリティーとの出会い、自分もああいう良い人になろうという思ったことから。
そして高校生の時、有名な自己啓発本、デール・カーネギー著「人を動かす」「道は開ける」に出会ったのが、堀田兄に大きく影響を与えるものでした。そこには、クリスチャンの著者らしく信仰や祈りの有効性や様々な偉人やクリスチャン、聖書の御言葉などが書かれていたのですが、それらを通して、よりキリスト教に興味を抱くようになられました。
ホテルに入社後、表向きな華やかさとは裏腹に、肉体的、精神的に大変で悩むときがあり、その時にデール・カーネギー氏の本で唯一理解できなかった信仰の部分、それこそが自分に足りないものだと思ったそうです。それから名古屋のカトリック教会で洗礼を受けたり、渡米後もアメリカの教会に通われたりしたものの信仰には至らず困っていたところ、このラスベガス日本人教会の存在を知り、信仰を得ることができました。
幾度もキリスト教に触れる機会はあったものの、紆余曲折の道をたどり、不信仰から、からし種の信仰、そして今のこの献身の思いに至ったのは、色々と試行錯誤する信仰の体験があったからだそうです。
ディズニーでのインターンも終盤に入り、今後の進路について考えていた時に、神様はご自身に従われるかを問われました。
だから、あなたがたは、“はい”は、“はい”、“いいえ”は“いいえ”とだけ言いなさい。
(マタイ 5:37)
ホテルの仕事は未だに好きだけど、ホテルでゲストにサービスするのではなく、教会でサービス(礼拝)、奉仕し、今まで聞き従えてこれなかった神の導きに従うことを決意されました。
自分の思い、目に見えるものや人に従う道を自分で選んでしまう私達を、神は忍耐を持ってそっと見守り導き続けておられます。神は堀田兄からのこの“はい、従います”という応答をずっと待っておられたのです。
わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。
(ヨシュア記 1:9)
今年の堀田兄の年間聖句の御言葉通り、これからも偉大なる神はいつでも堀田兄ともにおられ、御業を通して、この兄を砕き、磨き清められていくことでしょう。
これからの牧師になる訓練の中では、また様々な困難に出会うでしょうが、祈り心を持って心から支えていき、またラスベガスに戻られる日を楽しみに待っていたいと思います。
(ブログ制作チーム: 優子)


2009年1月14日(水)、定例の祈祷会の後、出席者全員と共にLife Care Center of Paradise Valleyを訪ね、サンドラ・クラヴァレラ姉の病床洗礼式を執り行うことができた。
サンドラさんは、昨年の11月で85歳になられたが、東京生まれの彼女は長い間、銀行員として働かれ、今から20年ほど前、ロサンゼルスにある日系の銀行で支店長秘書として定年を迎えられた。その後、彼女は、引退後の生活をラスベガスに求められ、15年前にご主人を亡くされてからは、ずっと一人で生きて来られた。
サンドラさんは神を知らない方であったが、その彼女に、折りあるごとに手となり足となり、親切に助けの手を差し伸べてこられたのが当教会のサリー姉妹である。
人の健康状態は当の本人にも分からないもので、元気であったサンドラさんは、今から4ヶ月前に二度目のストロークを起こされ、右半身不随と共に言語障害を持つ身となられた。その後、言語障害が進み、全く口も利けなくなられたが、そういう状態の中で、サリー姉妹が度々病院を訪問され、またシニア委員の和美姉妹も一緒に訪問し、祈り、また聖書の御言葉を耳元で読んで下さった。
その後、主が時の緊急性を示されたので、私は家内と母と共に何度かサンドラさんを訪ねさせていただいた。その度にイエス・キリストの十字架の福音をお伝えすることができたが、口を全く利けない彼女の手を握り、「イエス様を信じるなら私の手を握ってください」と言うと、サンドラさんは私の手を握って信仰の応答をしてくださった。

「人が義と認められるのは、律法の行いによるのではなく、信仰による」(ローマ 3:28)
ブドウ園の主人は、夕方の5時に雇った人々に対して、朝から働いた人々と同じ一日分の賃金を支払ったが、天の父なる神は、こうして人生の最後にイエス・キリストを信じ、何の働きもする事ができない者にも、同じ救いの恵みを与えて下さるのである。ここに十字架の贖いの完全性を見ることができる。
主の御名はほむべきかな!
(LVJCC担任牧師: 鶴田健次)

スモールグループ(家庭集会)、サウス・ウェストグループ(松岡組)のご紹介です。
私達の教会には現在4つのスモールグループがあり、家が近い者同士などで集まり、聖書勉強を行っています。今後、新しいリーダーが養成されるごとに、新しい地域でのスモールグループを作り、クラーク郡全体に広めようと計画しています。
松岡組はラスベガス在住40年の松岡兄をリーダーに、毎週金曜日の19:00~21:00まで、松岡宅で行っています。
スモールグループ前には、仕事が早く終わった人など、都合の付く人同士で近所のレストランに集まって食事をしており、今週はイタリアン、来週はロシア料理、次はメキシカンなどと、おいしいレストランの情報を出し合って、楽しい交わりをしています。
今回はタイ料理でした。

仕事の都合などで毎回全員が集まれるわけではありませんが、今回は最近加わった2人を含め、計11人集まりました。
通常は聖書の御言葉を学んでいますが、今回は新しいメンバーの為に、自己紹介を兼ねて、どのように信仰に導かれたかということを一人一人発表していきました。
それぞれ違うキャリアや人生があるように、信仰に至った道のりも様々で、笑いあり涙ありで2時間があっと言う間に過ぎました。
キリストによって、からだ全体は、一つ一つの部分がその力量にふさわしく働く力により、また、供えられたあらゆる結び目によって、しっかりと組み合わされ、成長して、愛のうちに建てられるのです。
(エペソ人への手紙 4:16)
スモールグループは「セル(細胞)グループ」とも呼ばれるように、各スモールグループは、キリストのからだ(教会)の一つ一つの細胞だと考え、新しいメンバーを加えて福音を伝え、弟子訓練を行い、新しいリーダーを育成し、メンバーが増えてきたら、細胞分裂し、それにより教会が発展していくことを目指しています。
教会の大人数の中では、込み入ったことをなかなか話しにくい時がありますが、このように少人数では話しやすく、お互いに相談し合い、悩みも喜びも共有し、愛をもって助け合える、まさに神の家族として、親しく深い交わりを行っているのです。
(ブログ制作チーム: 堀田)

(早希姉の書)
皆さん、新年明けましておめでとうございます。
一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり、と申しますが、新しい年に皆さんはどんな目標をお持ちですか。
今年、私たちの教会に与えられた新年の御言葉は使徒行伝1:8で、今年の教会標語は『キリストの証人たれ』です。イエス様が昇天される前に弟子たちに語られた、いわばイエス様の遺言とも言える「地の果てまでわたしの証人となるであろう」という言葉は、今の時代に生きる私たちにも切実なる思いで語られているイエス様のお言葉です。
そこで私たちの教会は、今年もキリストの証人として福音宣教の業に励み、キリストの証人にふさわしく生きるために、絶えずキリストの証人であることを心に留めながら、以下の三つの心構えをもって、地の果てまでキリストの証人であることを求めていきたいと思います。
第一の心構え: 聖霊に力を与えていただかなければキリストの証人にはなれない。
第二の心構え: 聖霊に満たされ続けるために絶えず聖霊の満たしを祈り求めることが大切。
第三の心構え: 神様の究極的目標はすべての人が救われることであることを知る。
イエス様の関心は、特定の人や、特定の民族に向いてるのではありません。いつも全世界、それもすべての人たちが救われるように願っておられます。マルコの福音書16:15でも、イエス様は弟子たちに、「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい」と言われました。ですから私たちも、もっと世界に目を向け、すべての人をもっと身近に感じることが出来るように、またすべての人の中にイエス様を認めることが出来るように、聖霊によって、そんな心を与えていただきたいと思います。
フランスのカトリック教会の司祭ミシェル・クオストは、「すべての人は、わたしの兄弟だ」と言いました。キリストが十字架で流された血によって、わたしたちは同じ父なる神の子とされた者です。家族の一員が苦しんで死ぬと、他の家族も悲しみます。
ミシェル・クオストは、こう言っています。「毎年、数百万人の人々が餓死するのを知った以上、このままの生活に安住するわけにはいかない。主よ、わたしはもはや腹いっぱい食べることをしません。わたしは二度と満腹になりたくありません。主よ、わたしは生きるのに必要なものだけを食べて、あなたに仕え、わたしの兄弟たちのために戦います。それは主よ、わたしが食べ飽きているときに、あなたが空腹で餓死なさるからです」
いかがでしょうか? 「わたしが食べ飽きているときに、あなたが空腹で餓死なさるから・・・」
これは、貧しくて飢え死にしそうな人の中にイエス様を見ながら、この大切な人が、わたしが食べ飽きている間に飢えて死ぬことのないように、わたしはもはや満腹になるまで食べることをしないという決断です。
すべての人が救われることを願っておられる神様と同じ思いを持ち、神様の手足となって、神様の究極的目標のために働きたいと願うなら、私たちは人々の中にイエス様を見る心をもっと養わなければなりません。もし皆さんの助けを必要としている人に助けの手を差し伸べることを、それが大した犠牲でもないのに、それを嫌がる思いが自分の中にあるとしたら、それはイエス様を嫌がっていることです。イエス様は、「これらの最も小さい者のひとりにしなかったのは、すなわちわたしにしなかったのである」とおっしゃいました。イエス様を拒否しながら、どうやってイエス様の証人になれるでしょうか?
ぜひあなたも、キリストの証人として生きるために、すべての人々の中にイエス様を見る心を養ってください。
(LVJCC担任牧師: 鶴田健次)

1月4日(日)は、今年最初の礼拝、新年礼拝でした。
礼拝の後は、新年パーティーが行われ、お正月らしい華やかな出し物が色々と行われました。


らい姉は、礼拝での聖書朗読やハーベスト・タイム・ミニストリーの教会案内CMのナレーターとしても活躍してらっしゃいますが、今年から子供への読み聞かせや、シニアへの聖書の読み聞かせなどの活動にも力を入れていきたいとのことでした。
また、らい姉の発案により、聖書通読マラソンを元旦から教会員全体でスタートしました。
通常の52週間コースと役員・献身者・リーダーの13週間コース、特別チャレンジャーの2週間コースに分かれて、全員の完走を目指します。

UNLVトリオ(良い名称を募集中です)は新春らしい和風の曲など数曲を演奏してくれました。
彼等は演奏による伝道活動を計画中です。

鶴田先生には「荒城の月」を歌って頂きました。
皆にはサプライズで内緒にしており、大盛り上がりとなりました。


カリフォルニアより、先生の息子さんの大地兄と娘さんのアシェリー姉、それに先日、証してくださった(こちら)、JEMSの杉村ジョイ姉も来てくださって、ジョイ姉に"Shout to the Lord"の手話を教えて頂き、皆で挑戦しました。



日本舞踊 天童流ラスベガス支部 名取のサリー姉は、「祝い酒」を踊って下さり、その後、皆で「花笠音頭」を踊りました。サリー姉も、この日本舞踊を通じて伝道活動ができればと考えてらっしゃいます。
その後、今年の目標となる御言葉、聖句を一人ずつ発表し、抱負を語りました。
礼拝メッセージの中で「青年は幻を見、老人は夢を見る」(使徒行伝 2:17)の御言葉についてのお話がありました。「幻」とは「ビジョン」、「夢」のことです。
皆、各々にビジョンがあり、今年の教会標語の「キリストの証人たれ」(使徒行伝 1:8)という御言葉を胸に歩んでいきます。
お一人お一人が聖霊様に満たされ、各々のビジョンの達成、そして教会の発展がなされるよう、お祈りいたします。
(ブログ制作チーム: 堀田)