
1月10日月曜日より新しい聖書クラス「ガラテヤ書」の学びが始まります。
鶴田牧師が記載された内容を少しご紹介しましょう。
「ガラテヤ書は今日に至るまでいつも教会を正しく導く光になってきました。それは、この手紙の中に、教会がいつも持っていなければならないメッセージが明白に提示されているからです。生まれながらに罪人である人間は、聖なる神との交わりをどうして保つことができるか。神の律法を守ることによってか。この問題に対して、パウロははっきりと答えています。
罪人である人間は律法を守ることができません(2:16)。罪人が神との交わりを回復する救いへの道は、神の恵み神の具体的な表れであるキリストの福音に信頼する以外にありません。信仰は、私たちが神の恵みであるキリストの救いを受けるための唯一の手段です。キリストを信じて神との交わりを回復した者は、キリストの御霊を受けています(4:6)。この御霊によって、その人は律法ののろいか ら解放され、本当の自由を与えられます(5:1)。それは御霊の実を結ばせる自由であり(5:22、23)、人間生活を道徳的に再建する原動力です。このように、福音によるキリスト者の自由こそ、律法を全うする力なのです。
こうしたメッセージを大胆に、率直に伝えているガラテヤ書は、人間生活および教会生活に根本的な変革を起こさずにはおかない革命的な手紙です。この手紙を正しく学ぶことは、教会に、また個人の信仰生活に必要な新しい宗教改革を促す原動力となることでしょう。
1. 神によって使徒とされたパウロ(1:1-5)
2. 真のキリストの僕とは(1:6-10)
3. 回心と召命(1:11-24)
4. パウロを受け入れたエルサレム教会(2:1-10)
5. 福音の真理に歩む(2:11-14)
6. 信仰義認(2:15-16)
7. わたしの内に生きるキリスト(2:17-21)
8. 律法によるか、信仰によるか(3:1-5)
9. 祝福の基であるアブラハム(3:6-14)
10.約束と律法(3:15-18)
11.律法の役割(3:19-25)
12.キリストにある自由と一体性(3:26-29)
13.奴隷から神の子へ(4:1-7)
14.牧会者の愛の痛みと懇願(4:8-12)
15.パウロとガラテヤ人との関係(4:12-20)
16.ハガルとサラの比喩(4:21-31)
17.キリスト者の自由(5:1-6)
18.自由な君主、愛の奴隷(5:7-15)
19.肉の業と霊の実(5:16-26)
20.御霊によって歩く(5:16-26)
21.重荷を負い合う生き方(6:1-5)
22.種蒔きと刈り入れの原理(6:6-10)
23.肉の割礼と心の割礼(6:11-16)
24.イエスの焼き印(6:11-18)
では、学びの一部をご紹介します。
1. 神によって使徒とされたパウロ(1:1-5)
ガラテヤ書は宗教改革者ルターを動かす原動力になったと言われますが、ルターは、「私はこの手紙と結婚したと」とまで言い切りました。このガラテヤ書にこそ教会を正しく導く光があり、教会丸を安全に航行させる「福音の羅針盤」があると言えます。それでは、まず初めの1:1-5は挨拶ですが、この中に早くもガラテヤ書の特徴が現われています。この部分を熟読し、次のポイントにしたがって要点を自分の言葉で書いて下さい。
(1)パウロの使徒としての権威はどこにありますか。(1:1-2)
(2)ここに記された三つの福音の根本メッセージを書いてください。(1:3-5)」
皆様の信仰の成長の糧となる聖書の御言葉を共に学びましょう。
(LL)

本日より新しく聖書クラスの課題「エペソ書」が始まりました。
これはパウロがローマにより投獄中に記載されている書簡です。(使徒19章参照)エペソ書は前半と後半に分かれており、前半は「福音のストーリ」からなりイエスの生涯と他民族からなる共同体は歴史のクライマックスであると説明しています。
後半は福音は生活のあらゆる側面に影響を与えるべきだと述べています。
それは内面、人間関係、社会、家庭、教会におけるさまざまな場面全てにおいてです。
1.パウロのあいさつ(1:1-2)
2.教会の成立(1:3-14)
3.教会の自覚―パウロの祈り(1:15-23)
4.教会の創造(2:1-10)
5.教会の一致(2:11-22)
6.教会の奥義(3:1-21)
7.教会の実践生活(4:1-6:9)
8.教会の戦い(6:10-20)
9.結論(6:21-24)
一章は父なる神がなさってくださった大いなるご計画を讃える詩で始まっています。(創世記の約束に追従)
イエスは私たちの最もひどい罪と過ちから贖ってくださり、
神の恵によって人生の側面を新しく理解する道が開かれたのです。
1:10で神の目的は天にあるものと地にあるものとをキリストにあって一つにすること言われています。
ユダヤ人に対する祝福が異邦人である私たちにも与えられ聖霊がユダヤ人と異邦人を神の家族としたとあり、父なる神、子なるイエス、聖霊の三位一体の神がともに福音のストーリーの中に働いている点を見事に描写されています。
「勉強」することが難しい、とお考えの方もおられるかもしれませんがこの「聖書クラス」は勉強ではなくあなたの信仰を新たにし、魂の喜びが増すことができます。
神の壮大な恵のご計画を再度、目で、耳で、心で確認されてみませんか。
現在「聖書クラス」はZOOMで行われており、遠方におられる方にも参加可能となっております。
詳細はメールでお尋ねください。
lvjccblog
@gmail.com
時間はLas Vegas 時間、毎週月曜日の午前9時から10時半までになっています。ご都合の良い方はご参加ください。
(LL)



2月24日、2ヶ月に一度持たれている特別祈祷会があり、出席しました。
今回は、初めて参加する姉妹お二人が与えられ、大きな励ましの中、3曲の賛美の後、鶴田牧師が列王記 上 8:22-27からメッセージを取り継いでくださり、その後病の中にある方々の癒し、困難の中に居る方々への励まし、導き、教会の子供たちの日曜学校の事、英語部の事等、各人が順番に祈りをささげました。
その祈りの中で、初めて参加された姉妹のお一人(S姉妹)が、主に話しかけられるように「ラスベガスに住む高齢になっていらっしゃる日本人の御婦人達が、先の人生について悩んでいます。主よ助けてください! 私はどうしたらよいでしょうか?」と祈られました。
その後、また3曲の賛美をささげ、列王記 下 20:1-11からのメッセージを取り継いでいただき、同じように各人が祈りました。
2回目の祈りでもS姉妹は、同様に主に話しかけられるように、「この祈りの時に感謝します。少し勇気がわきました。私はこのラスベガスに住む高齢者の友人に、福音を伝えて行きたいと思います。」と言う祈りをされました。
主がS姉妹に力を、思いを、願いを与えてくださり、そのことを明確に私にも示してくださった事を心から感謝します。
S姉妹を通し、私達が天のお父様に祈る事ができる幸いをより深く感謝する事ができ、本当に幸いな時間でした。同時に、私もS姉妹の様にどんな事も、純粋に、心から主にすがり祈れるよう、また、主が私に何かを示してくださった時には「主よ用いてください!」と立てる者でありたいと思いました。
「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。」 (ピリピ4:6)
(KS)
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